タグ

ブックマーク / science.srad.jp (9)

  • ミュー粒子で桜島を透視する実験 | スラド サイエンス

    宇宙線を使って火山内部を透視する研究が格的に始まるという(東京新聞)。 東京新聞が「火山透視」と呼ぶのは東京大学地震研究所で開発が進められている火山のミュオグラフィ技術のことだが、宇宙線が地球の大気と衝突する際に発生し、X線などをはね返す巨大な岩盤も透過する素粒子ミューオン(ミュー粒子)を使うもの。 火山のふもとに検出器を置き、山体を突き抜けたミュー粒子の密度によって、どのあたりに火道やマグマ溜まりがあるのかが分かるという。2006年に初実証されて以来、世界中の火山で「山体内部に潜むマグマの形成を視覚的にとらえる」ことや、2013年6月に噴火した薩摩硫黄島のマグマの動きを動画として初めて捉えることに成功しており、このたび噴火活動が活発な桜島で今年1年この技術を用いて火山透視を試みるという。 今までも火山直下のマグマ溜まりは地震波を使って調べられていたが、噴火活動をより精密に観測する技術

    shozro
    shozro 2015/01/03
    これで鹿児島の天気予報で桜島上空の風向きに加えて火山活動も出てくるな
  • 頭に鳴り続けるメロディーを消す方法 | スラド サイエンス

    テレビなどでたまたま耳にした流行の歌がその後も脳内でループし続ける現象は誰しもが経験したことがあるだろう。イヤーワームとも呼ばれるこの現象を消し去る方法があるそうだ (Telegraph.co.uk の記事、家 /. 記事より) 。 ウエスタン・ワシントン大学の心理学者 Ira Hyman 博士によると、最も有効なのはアナグラムを解くことだそうだ。歩行や運転など意識せずに行えるものは認知機能をさほど活用しないため作業記憶に音楽が入り込む余地が大いにあるが、アナグラムを解くことで認知機能が使われ作業記憶から音楽を追い出すことができるとのこと。ここで重要なのが丁度良い難易度の問題を解くことであり、簡単すぎても難しすぎても音楽がまた鳴り始める隙が生まれてしまうとのこと。数独パズルも効果がみられたが難しすぎると効果が薄く、アナグラムの効果には及ばなかったという。 ちなみに耳に残るのは鼻歌で歌いや

  • 妄想は幸福度を低下させる? | スラド サイエンス

    人は現在の行動とかかわりなく、いろいろなことを考えている。気分の乗らない作業をしている場合などには、過去の面白い出来事を思い出してみたり、お昼に何をべようかと考えてみたり、起こるはずもないような出来事を想像したりして、なんとか乗り切ろうとする。ところが、ハーバード大学のマシューキリングワース氏が米科学誌サイエンスに発表した論文によると、妄想で気を紛らすことは心の幸福度を低下させるかもしれない(サイエンス電子版の記事、Bloomberg日版の記事)。 現在の行動と心の関係は、心理学的に興味深いテーマとしてこれまでにも調査されてきたが、キリングワース氏の調査では、多くの人が既に所有しているiPhoneを使用することで、多くの被験者からデータを収集することに成功した。被験者のうち2250人の成人についてみると、現在の行動と関係ないことを考えている時間が全体の47%を占めていた。この間の幸福度

  • 7/22の皆既日蝕、どこで見る? | スラド サイエンス

    で見ることのできる世紀の天体ショー、7月22日の皆既日蝕まであと半年を切った。最近ITmediaのコラムを読んでそのノンキさに呆れてしまったが、気で皆既日蝕を見る気の人は、とっくに手配が済んでいることと思う。 /.Jer諸氏は、どんな計画を立てられただろうか? 皆既日蝕経験者には、これまでの“勝率”もご披露願いたい。

  • コーヒーの出しがらからバイオディーゼル | スラド サイエンス

    コーヒーの出しがらからバイオディーゼルを生成する研究がJournal of Agricultural and Food Chemistryに掲載されている(論文要旨、家記事)。コーヒーの出しがらからは品種にもよるが10~15%の油が抽出でき、その100%をバイオディーゼルに変換できるそうだ。そして、世界中のコーヒーの出しがらを使えば、年間3.4億ガロンのバイオディーゼルを作ることができると概算されている。コーヒーに含まれる抗酸化物質の多さからこのバイオディーゼルは安定しているほか、油を抽出した後の出しがらはエタノール生成や燃料ペレット、また肥料などの原料としても活用可能。さらに、コーヒーの香り付きとのこと。

  • 天の川の中心に巨大ブラックホールの存在を立証 | スラド サイエンス

    家/.の記事より。 BBCの報道によると、ドイツの天文学者による研究チームが、天の川の中心にブラックホールが存在することを確認したそうだ。彼らは、ミュンヘンのヨーロッパ南天天文台(Eso)が運営するチリの3.5m New Technology Telescopeと8.2m Very Large Telescope(VLT)を利用。天の川の中心を周回する28個の星の移動を追跡し、天の川の中心には我々の太陽の4百万倍の質量を持つブラックホールがあることを立証したとのこと。 研究成果は専門誌Astrophysical Journalに掲載される。王立天文協会(RAS)のRobert Massey博士によれば、今回の結果は、銀河が巨大なブラックホールの回りに、あたかも真珠が牡蠣の中で砂利の回りに作られるように形成されたことを示唆しているという。

    shozro
    shozro 2008/12/14
    織姫と彦星カワイソス
  • 内分泌かく乱物質で男性の女性化が進行中? | スラド サイエンス

    内分泌かく乱物質は生体にホルモン的な作用を及ぼし、多くの場合雄を雌化させ生態系を乱すと耳にしたことのある/.Jerも多いかと思う。これらの物質が人間の男性も脅かしているという記事がThe Independentに掲載されている(家記事)。 内分泌かく乱物質の汚染が激しいカナダ、ロシア及びイタリアの地域を調査したところ、男の子の2倍の数の女の子が生まれていたという。また、通常女の子100人あたり男の子は106人ほど生まれるのだが、世界的な傾向として最近は男性の割合が減ってきており、これも内分泌かく乱物質によると影響みられている。 Rotterdam's Erasmus大学で行われた研究では、PCBにさらされた母体から生まれた男の子は、男の子の典型的な玩具より人形やおままごとセットなどを好んだとのこと。他にも、内分泌霍乱物質にさらされた母親から生まれた男の子は、性器の大きさが小さく、また女性

    shozro
    shozro 2008/12/12
    私男だけどこれは深刻だと思うわ
  • ダウン症候群の出生前治療への第一歩 ? | スラド サイエンス

    ダウン症候群は 21 番目の染色体が 3 になり、トリソミーと呼ばれる染色体異常を起こすことで発症する先天性疾患群である。マウスでも 16 番目の染色体が 3 になることがあり、どちらの場合もグリア細胞が生成するニューロンの発達に必要なタンパク質の生成量が少ないという異常がみられる。トリソミーを持つ人間やマウスのニューロンを培養し、このタンパク質を構成する NAP と SAL とういペプチドを加えると、そのままでは変質してしまうニューロンを保護する働きをすることが分かっている。 この研究を踏まえ、米国立衛生研究所の研究チームがダウン症の出生前治療に関する実験を行い、論文を発表した(論文要旨)。トリソミーを持つ個体を身ごもったマウスの妊娠中期に同ペプチド 2 種を注入したところ、生まれたマウスは触覚刺激への反応や、掴む能力などにおいて通常のマウスと同等の発達がみられた。また、トリソミー個

  • 国際宇宙ステーションで蜘蛛が 1 匹行方不明 | スラド サイエンス

    実験のためスペースシャトル「エンデバー」に乗せられ、打ち上げられた 2 匹の蜘蛛のうち、1 匹が行方不明とのこと (家記事より) 。 科学教育プログラムの一環として、蜘蛛が宇宙で巣を張れるかを調べる実験が国際宇宙ステーションで行われる計画だった。蜘蛛は容器に入れられ、封印された状態で運ばれていたはずだが現在 1 匹しか見当たらず、もう 1 匹がどこにいってしまったかは見当がつかないとのこと。 この 2 匹、もしかして同じ容器に入れらていたのだろうか…… ? 家についているコメントによると、クモは基的に固形物をべる事ができないので、共いが発生したとしてもきれいさっぱり丸ごとべられることはありえず、外骨格なりい散らかしなりが残る模様。ということで SF 的解釈でもどうぞ。

    shozro
    shozro 2008/11/24
    >くもがくれ
  • 1