さて、「俗・さよなら絶望先生」のOPにも絵が付きました。今回はどうくるんだろう?と不思議だったのですが、やってくれました。 前回が比較的、緊縛などを利用して「エロティシズム」に走っていたのですが、今回はそれに対して「グロテスク」でした。 なんせ画面が暗い。「まだ未完成?」といううわさもちらほら聞きますが、今のこの状態とOPソング「空想ルンバ」の親和性が妙にいいのです。 ●躁のグロテスクと、鬱のエロティシズム● いきなりNARASAKI作曲の重いギターのリフとともに入る「躁」の字。確かにメロディーもかなり躁なんですが、画面は真っ黒です。 これも脈絡なく飛び出してきたわけではありません。 前作「さよなら絶望先生」のOP「人として軸がぶれている」より。こっちはカラフルに「鬱」でした。 関連・「さよなら絶望先生」OPにみる、少女解体とオブジェ観 鬱という文字とともに踊りでる、緊縛少女たちのエロス。