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ブックマーク / www.cinra.net (16)

  • 小島麻由美による、中東音楽の入門講座。オススメ9作を紹介 | CINRA

    デビュー20周年の節目を迎えた小島麻由美が誰も予想していなかった驚きの共演アルバム『With Boom Pam』を発表した。共演相手はイスラエル出身、地中海のサーフロックバンド・Boom Pam。ギリシャやユダヤやアラブのルーツミュージックを元に、サーフギターとベース代わりのチューバをフィーチャーし、日でもワールドミュージックのファンやベリーダンサーを中心に人気を誇る4人組。これまでに2度来日を果たし、昨年の『フジロック』には初のイスラエルバンドとして出演している。以前から中東音楽やサーフロックなどエキゾチックな音楽を消化してきた小島ならではの冴えた縁組みだ。 今回、Boom Pamの手によって生まれ変わった小島の代表曲は10曲。日とイスラエル、アジアの東端と西端で活躍する2組は、まだ1度も会っていないにも関わらず、国境や言葉を超えた音楽ケミストリーが驚くほどバッチリ作用している。遠く

    小島麻由美による、中東音楽の入門講座。オススメ9作を紹介 | CINRA
  • 共産趣味は現代日本に有効か? 上坂すみれが旧ソ連のロマンを語る | CINRA

    「生産! 団結! 反抑圧!」。これが上坂すみれ率いる「革命的ブロードウェイ主義者同盟」のスローガンである! と、あえて大仰な書き出しで始めてみたが、「革命的ブロードウェイ主義者同盟」とは、上坂がアーティスト活動を発表した際に、好きなものを好きと言える世界を目指し、上記をスローガンに掲げて発足した同盟だ。高校時代から旧ソ連に強い関心を持っていたという彼女は、なんとその語彙や知識を自らの音楽活動に取り入れ、その決起集会(ライブ)の規模をこの1年間で着々と拡大させている。同時に彼女の活動コンセプトはやはり誤解も受けやすいようだが、人いわくこれはあくまでもジョークであり、ましてや政治的な意図は皆無だという。では、なぜ彼女は旧ソ連へのオマージュを自分の表現として放つに至ったのだろう。そこでニューシングル『来たれ!暁の同志』と、映像作品『実録・2.11 第一回革ブロ総決起集会』のリリースを機に、その

    共産趣味は現代日本に有効か? 上坂すみれが旧ソ連のロマンを語る | CINRA
  • きらびやかでロマンティック Dorianインタビュー | CINRA

    「ドリアンのデビュー作がやばい!」と言ってピンと来ない人も、「七尾旅人とやけのはらの“Rollin’ Rollin’”のアレンジを手がけた男のデビュー作」という紹介をすれば、俄然興味を持ってくれることと思う。そして、実際にこのデビュー作『Melodies Memories』を聴けば、そんな「第三の男」としての評価を超え、ドリアンというアーティストの虜になるかもしれない。80sディスコ風味たっぷりのきらびやかでロマンティックなトラックの数々は、それだけの可能性を秘めている。そんな素晴らしい作品を発表したドリアンだが、音楽を諦めかけた、苦しい時代もあった。そんなドリアンが赤裸々に語ってくれたのは、自らの個性である「Melodies」にたどり着くまでの物語と、今も音楽活動の根底に存在する「Memories」への複雑な思いだった。 (インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:柏井万作) ―親は音楽

    きらびやかでロマンティック Dorianインタビュー | CINRA
  • 『picnic album 1』コトリンゴインタビュー | CINRA

    カバー・アルバムを制作する背景には、色々な理由があるだろう。例えば、今日で一番有名なカバー・アルバムである徳永英明の『VOCALIST』だったら、歌い手としての自分を見つめ直すという意味があったし、他には創作活動のリフレッシュ的な意味合いがあったり、素晴らしい曲を世に広めたいという目的意識があったり、もちろん、コマーシャルな理由があることもあるだろう。坂龍一のお墨付きでデビューした、バークリー音楽院出身の才女であるコトリンゴの邦楽カバー・アルバム『picnic album 1』も、当然彼女なりの理由があり、葛藤もあったという。しかし、完成したアルバムは、コトリンゴらしい繊細さと大胆さを併せ持った素晴らしいカバーの数々と、原曲への変わらぬ愛情に溢れた、素晴らしい作品だった。 (インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:柏井万作) 前向きになる曲が多いのはいいことですけど、目を避けたくなるよ

    『picnic album 1』コトリンゴインタビュー | CINRA
  • 世界の有名猫たちを巡る旅から人間の変遷に迫るドキュメンタリー『ネコを探して』 | CINRA

    世界のたちの姿を通して、人間の姿をあぶりだしていくドキュメンタリー作『ネコを探して』が、渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開中だ。 ドキュメンタリー作家のミリアム・トネロットは、行方不明の愛・クロを探すための旅に出る。フランスや日など訪れた各地で、多くの芸術家に愛された「芸術のミューズ」としてのや、人間にとても距離の近い動物としてのなど、様々な姿に触れた彼女は、いつしか近代化の波にのまれて変わっていった人間の姿に気付く。 作は、監督のミリアム・トネロット自らが世界中のを訪ね、の目線から人間を観察するドキュメンタリーだ。劇中には、首につけた小型カメラでの日常を撮影する「カメラねこ」ミスター・リーや、患者に天国への旅立ちを知らせる不思議な才能を持った「おくりねこ」オスカー、キャットフード1年分を年俸に働く「駅長ねこ」のたまなど、素敵なが多数登場する。 他にも、仏文学者の

    世界の有名猫たちを巡る旅から人間の変遷に迫るドキュメンタリー『ネコを探して』 | CINRA
  • 世界に衝撃を与えたNY発のカルト映画『エル・トポ』、デジタルリマスター版が公開 -movieニュース:CINRA.NET

    アレハンドロ・ホドロフスキーの代表作であり、伝説のカルト映画として知られる『エル・トポ』のデジタルリマスター版が、9月25日からヒューマントラストシネマ渋谷で公開される。 1970年にニューヨークのミニシアターで公開された同映画は、前衛的過ぎる内容のため、日公開当時がわずか3日で打ち切りとなってしまった作品。現在も、カルト的な魅力からコアなファンの間で語り継がれており、制作から40年を経て今回デジタルリマスター版として復活を遂げた。 息子を連れて砂漠を行く銃の名手、エル・トポ=モグラは、山賊の襲撃に遭い、住民が虐殺された村に差し掛かる。エル・トポは、山賊の首領である大佐を倒し、息子を置き去りにして大佐の女を連れて旅立った。最強のガンマンとなるために砂漠に暮らす4人の銃のマスターを倒したエル・トポだったが、辿り着いた「最強」の無意味さを知り、瀕死の重傷を負う。20年後、新しい人生の意義を見

    世界に衝撃を与えたNY発のカルト映画『エル・トポ』、デジタルリマスター版が公開 -movieニュース:CINRA.NET
  • くらしを豊かにするグッドデザインに出会える3日間『グッドデザインエキスポ』 | CINRA

    くらしを豊かにするグッドデザインに出会える『グッドデザインエキスポ2010』が、8月27日から8月29日まで東京ビッグサイトで行われる。 日唯一の総合デザインプロモーション機関である日産業デザイン振興会が開催する同イベント。今年注目の新製品から身近な生活用品、乗用車や建築・広告デザイン、そしてまだ実現されていない「未来のデザイン」まで、私たちのくらしと社会をとりまく様々なデザイン2,000点以上が一堂に会する。対象となるのは、製品開発やデザインに関わった人々はもちろん、新製品やデザインに興味を持つ学生や一般の人々など幅広い。 今年の総合監修・審査委員長は、携帯電話「Infobar」や「neon」、家電雑貨ブランド「±0」などの作品を手がけており、国内外で多数の受賞歴を持つプロダクトデザイナーの深澤直人が務める。また、2010年度「グッドデザイン賞」および「フロンティアデザイン賞」の2次

    くらしを豊かにするグッドデザインに出会える3日間『グッドデザインエキスポ』 | CINRA
  • 鉄割の「ごった煮」舞台がリミックス映像作品に、2009年のスズナリ公演を収録 | CINRA

    劇団「鉄割アルバトロスケット」の公演を収録したDVD『鉄割ミックスズナリ2009』がリリースされた。 鉄割アルバトロスケットは主宰の戌井昭人と演出の牛嶋みさをによって1997年に結成された劇団。寸劇や歌、踊りなどをはじめ、古典落語、浪花節、ロックンロール、パンクまで幅広い要素が盛り込まれた約1分から5分という短い演目を、一度の公演で約50演目にわたり大量に繰り広げる「ごった煮」のようなステージで話題を集めている。その非常識かつ予測不可能な魅力は、文化人から音楽家まで様々な人々のツボを刺激し、惜しみない賞賛を浴びている。 『鉄割ミックスズナリ2009』には、2009年に下北沢スズナリ劇場で上演された演目を収録。それぞれの演目は映像作家の有馬顕によってリミックスされており、計90分にわたる新しい作品に姿を変えている。 『鉄割ミックスズナリ2009』 2010年8月6日発売 価格:3,800円(

    鉄割の「ごった煮」舞台がリミックス映像作品に、2009年のスズナリ公演を収録 | CINRA
  • 日米混成HIP HOPグループ「ShinSight Trio」、4年ぶりのアルバムリリース | CINRA

    Shin-Ski、Insight、DJ RYOW a.k.a. smooth currentによる日米混成ヒップホップ・グループ「ShinSight Trio」の2ndアルバム『sheres there a moon that is mine』が8月25日にリリースされる。 2006年に発表された前作『Shallow Nights Blurry Moon』がシーンを超えて話題を呼び、約1万枚のセールスを記録した彼ら。4年ぶりとなる新作は、既にiTunesで先行配信され、アーバンなトラックとキャッチーなラップが印象的なリード曲“Teamwork”をはじめ、「Late 70's」をテーマに作られた全13曲が収録される。 ご機嫌なパーティー・チューン“You Got Soul”、Cosmonaut Sevenの6人を迎えたマイクリレーが楽しめる“6MCs from my Area”、センチメンタ

    日米混成HIP HOPグループ「ShinSight Trio」、4年ぶりのアルバムリリース | CINRA
  • 人類最後の火を掲げ、道なき絶望の道を南へ向かう父子の愛と絆の物語『ザ・ロード』 | CINRA

    「ピューリッツァー賞」を受賞したコーマック・マッカーシー原作を映画化した『ザ・ロード』が、今夏全国公開される。 舞台は文明を失ってから10年以上経った死滅した世界。荒廃した道なき道を、父と子は、寒さから逃れるため、南を目指して歩きはじめた。道中で父は幼い息子に在りし日の世界や道徳観について話をして聞かせ、寒さと飢えで極限になってもなお、他人を助けようと務め、善き者であろうと心掛ける。常につきまとう死を前に、それでも父と子は世界の終りを旅する。 同映画の監督はオーストラリア出身の新鋭、ジョン・ヒルコート。主演の父親役には『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのヴィゴ・モーテンセン、息子役はコディ・スミット=マクフィー、そして回想シーンで現れる役を、『モンスター』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したシャーリーズ・セロンが演じるなど実力派俳優が勢揃いした。 心を失わずに寄せ合うように歩き続ける父子

    人類最後の火を掲げ、道なき絶望の道を南へ向かう父子の愛と絆の物語『ザ・ロード』 | CINRA
  • 『サマーウォーズ』細田守監督インタビュー | CINRA

    細田守監督による劇場公開アニメーション作品『サマーウォーズ』(2009年)が、平成21年度(第13回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞した。前作の『時をかける少女』(2006年)が国内外で高く評価された監督が産み出したのは、意外な組み合わせのアクション・アニメーション。ネットの仮想空間「OZ」に現れた悪漢のサイバー攻撃で現実世界のシステムが狂わされ、破滅へと向かっていく事態を、長野県の由緒ある一家と数学が得意な少年、そしてネットのユーザーが協力して立ち向かう壮大な物語だ。今回、この人気作に込められたテーマや、文化庁メディア芸術祭独特の面白さなどについてじっくりとお聞きすることができた。なお、2月3日(水)より行われる文化庁メディア芸術祭では、細田監督も登壇する受賞者シンポジウムや、『サマーウォーズ』の上映もある。インタビューの末尾に詳細情報を掲載したので、こちらもぜひチェッ

    『サマーウォーズ』細田守監督インタビュー | CINRA
  • 矢内原美邦×伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団)対談 | CINRA

    バレエでもヒップホップでも何でもテクに精進することこそダンスと思われがちだが、振付家とは、フェイクをきわめることにあきたらずダンスを追う人だ。汎用性の高い身体言語やある種の超絶技巧を奏でながら。そう、日には伊藤千枝と矢内原美邦がいる。ポストモダンの迷宮を抜けコンポラダンス界を牽引するふたりが、2010年の新作を目前に控え、その思いを語る。対照的な作風の背景にはそれぞれの歴史がある。身をもってダンスの強度を知るふたりが、今、ダンスで伝えたいこととは? (インタビュー・テキスト:鈴木真子 写真:柏井万作) もう一回「踊っていて楽しいよね」っていう気持ちを純粋にステージにぶつけられないものかなと思って。 伊藤千枝 伊藤:キノコは今年でもう実は20周年、え〜っと、8歳のときに作ったカンパニーだから(笑)もう20年経つんですけど。最初は自分が踊るのがすごく好きでこういう踊りが踊りたいとか、自分の踊

    矢内原美邦×伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団)対談 | CINRA
  • 米戦後ポップカルチャー史からあぶりだされるジミヘン研究と文化研究を読み解く | CINRA

    ジミ・ヘンドリックス研究書であり、カルチュラル・スタディーズの元祖ともいえる書籍『ジミ・ヘンドリックスとアメリカの光と影──ブラック・ミュージック&ポップ・カルチャー・レヴォリューション』が、1月25日にフィルムアート社から刊行される。 同書は、イギリスの音楽ジャーナリスト、チャールズ・シャー・マリーの初邦訳書。ジミ・ヘンドリックスの音楽を、社会、文化、世相、音楽史を縦横無尽に絡ませながら、アメリカの戦後ポップカルチャー史という大きな背景をあぶり出した、ジミ・ヘンドリックス研究と文化研究があわさった書籍となっている。なお、日語版には、ヘンドリックスをリアルタイムで経験し、欧米の音楽ジャーナリズムにも通じているピーター・バラカンがあとがきを書き下ろしている。 また、3月にはジミ・ヘンドリックス作品の再発プロジェクトもソニーミュージックによってスタートする。未発表の新作に加え、名盤の数々がリ

    米戦後ポップカルチャー史からあぶりだされるジミヘン研究と文化研究を読み解く | CINRA
  • 『思想地図』東浩紀×宇野常寛トークショー | CINRA

    2008年4月、思想誌『思想地図』がNHKブックスから創刊された。批評家の東浩紀と社会学者の北田暁大が編集を務める同誌は、3月刊行の5号をもって一度幕を閉じる。来年秋には東浩紀、宇野常寛、濱野智史ら5名の批評家陣による合同会社コンテクチュアズを版元に第2期の刊行を始める予定だ。彼らはゼロ年代をどう捉え、来たる10年代に備えているのか? ゼロ年代が終わりを告げようとしている2009年12月26日、11月に刊行された第4号「特集・想像力」をめぐり、東浩紀と宇野常寛によるトークショーが青山ブックセンター店にて行われた。その模様をレポートする。 自分たちの好きなものに、普遍的なテーマを見出した(宇野) 東:突然だけど、どうだった? 『思想地図』4号を編集してみて。 宇野:大変だったけど、非常にいいになってよかったです。東さんから「4号の編集を手伝ってくれない?」と言われたとき、まず「3号に負け

    『思想地図』東浩紀×宇野常寛トークショー | CINRA
  • 月にたった一人派遣された男の悲しい運命とは、SF映画『月に囚われた男』 | CINRA

    デヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズの監督デビューとなる映画『月に囚われた男』が、4月から恵比寿ガーデンシネマほか全国ロードショーされる。 舞台は近未来。主人公のサムは、地球に必要なエネルギー源を採掘するためにたった1人で月に派遣させられる。会社と契約した3年間の間、地球と通信もできない彼の話相手は1台の人工知能ロボットのみだった。 そして、任務終了まで2週間をきり、愛する子が待つ地球へ帰る日が迫ったとき、突然幻覚が見え始めサムの周りで奇妙な出来事が起こりはじめる。それは自分しかいないはずの月に自分と同じ顔の人間がいるという理解しがたい現象だった。 閉鎖された月を舞台にした一人劇という難役に抜擢されたのは映画『フロスト×ニクソン』で実力を見せ付けたサム・ロックウェル。ロボットの声でケヴィン・スペイシーが参加している点も見逃せないだろう。 なお、ダンカン・ジョーンズは、ナショ

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