Windowsの標準設定は、HDDとは異なるSSDの特性を前提としていない。ここでは快適さを保ちつつSSDを長持ちさせることのできる設定を紹介しよう。 アクセスタイムが小さいSSDでは、書き換え可能回数に制限がある一方で、データの先読みや最適化を行なう意味が小さい。こうした機能をOFFにして、書き込みを減らそう(2~5)。下で紹介する「窓使いの友」などのフリーソフトを用い、ファイル管理用の動作を停止したりするのも有効な手だ。 多くのメモリを搭載して、仮想メモリをできるだけ使わないようにするのもポイント(6)。第2特集で紹介しているRAMディスクを用いるのもよい方法だ。 そして、空き容量を確保するのは、こちらで解説したウェアレベリングを有効に機能させるための手段となる(1)。