4月末現在より1万175人増で、3か月連続で200万人を上回った。204万人台だった1951年度、52年度に次ぐ多さで、このまま増加が続けば、過去最多となる可能性が高まっている。 生活保護受給者は96年度以降増加傾向が続き、2006年度に150万人台になってからは一貫して増加。5年で約50万人増えたことになる。 都道府県別では、大阪が29万2989人で最多。東京26万9564人、北海道16万4189人、神奈川14万4770人、福岡12万5845人などだった。 総務省によると、震災で調査できない岩手、宮城、福島の3県を除いた7月の完全失業率(季節調整値)は4・7%と前月より0・1ポイント悪化。厚労省によると、同月の有効求人倍率(同)は0・64倍で前月より0・01ポイント改善しているが、1倍を大きく下回っている。