権力者が落ちぶれるのは世の常なり。この冷酷な真実に向かいあって、常に権力者は謙虚に対峙しその姿勢を堅持することこそが、長期に渡って政権を持続する要諦である。平清盛の栄華も最大30年しか持たなかった。この権力攻防の歴史を謙虚に学べば、安倍派も無惨な結末を迎えることは無かったに違いない。中世の英雄である平清盛と安倍晋三氏、安倍5人衆を比較するのは申し訳ない。清盛は一族繁栄だけの目的で権力を私物化したのではないのだ。彼は彼なりに日本国の経営戦略を貫徹しようとしていた。安倍5人衆は我が欲、私欲の動機しか持ち合わせていなかったのである。 ただ金を握るだけしか眼中になかった5人衆 パーティー券を利用した裏金造りの画策は10年以上遡るようである。とくに、バックリベートを大胆に配り出したのはこの10年とか。安倍政権が誕生して以降、大胆不敵になったそうである。そう証言するのは、晋三氏の父である安倍晋太郎氏時