ワイヤレススピーカーはさまざまなデザインのものが数多く展開されているが、このほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した「Teno」ほど大胆なものはそうないだろう。 半球状の形をしていて、はっきりと割れ目が入っているデザイン。左右に引いてその割れ目を拡大させるとライトが現れ、さらに広げるとスピーカーとして使えるというものだ。殻を割って起動クリエイターは日本の「金継ぎ」に触発されてこのデザインを思いついたのだと言う。金継ぎは割れたり欠けたりした器を漆で接着し、その部分を金装飾する歴史ある技法だ。 Tenoの場合、左右に引っ張って”殻を割る“と、まずライトがオンになって現れる。そして殻をさらに左右に引くとワイヤレススピーカー機能が起動する。 ライトは明るさ250ルーメンのLEDで、明るさ温度は2700K。一方、スピーカーとしては45ミリのフルレンジドライバー1基と、パッシブ