高校1年生の4人に1人が、学校外で全く勉強をしていないことが、文部科学省と厚生労働省による調査でわかった。中学3年生時点の4倍以上の割合で、高校進学後、家庭学習を避ける生徒が増える傾向がみられる。 調査は、全国の2001年に生まれた子どもを対象におおむね毎年実施。16回目となる2017年調査では、16歳の2万6900人が回答した。 高校などへ進学した2万6625人に、授業の予習・復習や受験勉強のための、家や塾などでの勉強時間を尋ねたところ、平日では「1時間未満」が最多の29・3%、「1時間~2時間未満」が27・7%、「しない」が25・4%だった。 平日に勉強をしない割合は、中1時点で9・3%、中2で9・9%、中3で6・0%で、高校進学後に大幅に増えたことになる。
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