【ロサンゼルス=田原徳容】AP通信など米主要メディアは19日、1960年代にカルト教団の指導者となり、女優シャロン・テートさんら複数を殺害する事件を起こし、終身刑で服役していたチャールズ・マンソン受刑者(83)が同日、カリフォルニア州の病院で死去したと報じた。 マンソン受刑者は、同州で「ファミリー」と呼ばれるカルト教団を率い、集団生活を送った。ロサンゼルスで69年8月、ロマン・ポランスキー監督の妻で妊娠中だったテートさんら計7人を教団信者らに殺害させるなどし、凶悪な殺人犯として米社会に衝撃を与えた。