防衛省の度重なる「誤り」について、秋田県議会で怒りをあらわにする佐竹敬久知事(中央)=秋田市で2019年6月25日、森口沙織撮影 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(陸上イージス)の配備候補地を秋田市の陸上自衛隊新屋(あらや)演習場にするとした防衛省の調査報告書に相次いで誤りが見つかった問題で、秋田県が新たに2カ所の数値の誤りを見つけ、県議会に報告した。同演習場に配備された場合に発せられる電波による住民生活への影響を調べた数値が、いずれも過小に記載されていた。【川口峻、森口沙織、田辺佑介】 岩屋毅防衛相は25日、省内で記者団に誤りを認めて陳謝した。しかし、正しい数値でも「調査結果に影響はない」と述べるなど、同演習場を「唯一の適地」とする姿勢は変えなかった。一方、秋田県の佐竹敬久知事は「子どもだましだ」と憤り、毎日新聞の取材に「次に間違いがあれば、この話(同演習場への配備計
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