熊谷6人殺害、無期確定へ 一審死刑のペルー人被告―最高裁 2020年09月10日17時41分 ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(中央)=2015年10月、埼玉県深谷市 埼玉県熊谷市で2015年、女児2人を含む6人が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われたペルー国籍ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(35)について、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は10日までに、被告側の上告を棄却する決定をした。一審裁判員裁判の死刑判決を破棄し、無期懲役とした二審判決が確定する。決定は9日付。 熊谷6人殺害事件 一審さいたま地裁は18年3月、被告が統合失調症だったと認めた上で、「残された正常な精神機能に基づき、金品入手という目的に沿った行動を取った」と完全責任能力を認定。「6人もの生命が奪われた結果は極めて重大」として死刑とした。 これに対し、二審東京高裁は19年12月、被告は統合失調症の
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