最新のJNNの世論調査で、先月発足した菅内閣の支持率が7割に達したことがわかりました。一方、菅総理が日本学術会議の会員候補の学者6人の任命を見送ったことについては、51%の人が「妥当ではない」と答えています。 菅内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より8.3ポイント上昇し、70.7%でした。一方、支持できないという人は12.0ポイント減って24.2%でした。調査方法が違うので単純に比較はできませんが、政権発足時の支持率としては1994年以降で4番目の高さです。 菅内閣の目玉政策を担当する新閣僚2人について期待するか聞きました。河野行政改革担当大臣に「期待する」人は63%、平井デジタル改革担当大臣に「期待する」人は47%で、それぞれ「期待しない」を上回りました。 菅内閣が打ち出した「不妊治療の保険適用拡大」について、「期待する」と答えた人は73%でした。「携帯料金の4割程度引き下げ」に
第二次大戦中、フランスは植民地の西アフリカから約20万人の「セネガル狙撃兵」を召集した。しかし戦後、セネガルに帰還した彼らは仏軍に銃殺され、「脱走兵」の汚名を着せられた。歴史の闇に葬られた「ティアロエ虐殺」の真実を求めて、遺族の長い戦いが続いている。 「遺体を掘り起こさなければならない」 死ぬ前に父親の骨を見たい──それが年老いた彼の最後の願いだ。 一族に着せられた汚名をそそぐにはそれしかないと、彼は言う。それは、長らく葬られてきた真実を世界に向かって証明する唯一の方法でもある。 真実とは、第二次大戦中、フランス解放のために戦った西アフリカ人兵士数百人が帰還後のある朝、仏軍司令官らの命令によって殺されたことだ。 「あの白人の男たちは、黒人の男たちをごみのように捨てたのです」 犠牲者たちは「セネガル狙撃兵」連隊に所属していたが、多くはセネガルと同じくフランス植民地だったブルキナファソやギニア
しかし学術会議の前会長、いくらなんでも共産党の選挙カーに乗ったのはまずかったよなー
アトミックダイバー(原子力発電所内潜水士)を知っていますか――。潜水士として33年の経歴がある岡崎久さん(58)=愛媛県西予市=はかつて原発に潜って被ばく労働に従事した。2011年3月に事故が起きた東京電力福島第1原発にも、事故前に入ったことがある。あの事故から10年となるのを前に、「原発を動かすために潜水士が危険な作業に当たっていることを知ってほしい」と話している。 岡崎さんは高校卒業後、陸上自衛隊に入隊。4年で除隊し、潜水士免許を取得した。以来、主に個人事業主として潜水の仕事を請け負い、石油パイプラインの敷設や消波ブロックの設置、阪神大震災で壊れた岸壁の復旧など国内外でさまざまな作業に携わった。潜水記録はイラストを付けて残しており、その数は3670枚に上る。 「原発内の仕事がある。やってみないか」。06年に知り合いの潜水士にそう誘われ、原発で働くことに。原発内部で被ばくを伴う作業をする
定年退職後も住宅ローンを返済し続ける高齢者が増えそうだ。日本経済新聞が住宅金融支援機構のデータを調べたところ、2020年度の利用者が完済を計画する年齢は平均73歳と、この20年で5歳上がった。借入時の年齢や金額が上昇しているためだ。70歳まで雇用が継続されても年金生活は不安定になりかねない。貸し手も借り手も老後リスクを吟味する必要がある。 「返済計画に無理があった」 神奈川県相模原市に住む岡田望さん(仮名、68)は悔やむ。高齢で持ち家がないのは不安との思いで、1993年に3000万円を借りて住宅を買った。ところが、定年時にあてにしていた退職金が出ず、見通しが狂う。年金だけでは返済資金と生活費をまかなえないのでアルバイトを始めた。それでも収入は現役時代の半分以下のため、生活は日々苦しくなる。「もう限界だ」と、今は持ち家の売り先を探す日々が続く。 老年期に返済リスクを先送り いまは低金利とはい
菅義偉首相(C)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 前川喜平元文科事務次官(C)朝日新聞社 菅義偉首相が日本学術会議の推薦した委員の任命を拒否したことを受けて、学術界に激震が走った。政府からの独立を維持してきた学術界をも、菅政権は官僚と同様に支配しようと踏み込んできたからだ。いったい何が起こっているのか。元文部科学省事務次官の前川喜平氏が本誌インタビューで問題点を語った。 【アンケート】テレビを見ていて信用できないと思う人1位は「安倍元首相」2位、3位は…? * * * 今回の問題は菅政権で起こるべくして起こったという感じですが、手を出してはいけないところに手を出してしまいました。 安倍政権は人事権によって官僚や審議会を支配してきました。その中心にいたのが菅さんです。気に入らない人間は飛ばす、気に入れば重用する。これは彼らの常とう手段なんです。 私が事務次官だったとき、文化審議会の文
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