記者会見する立憲民主党「直諫の会」の重徳和彦会長(右から3人目)=衆院第2議員会館で2023年9月7日、竹内幹撮影 立憲民主党は15日、結党から3年を迎えた。旧立憲民主、旧国民民主両党が合流し衆参150人で船出したが、国政選挙の敗北などで133人に減少。野党第1党としての存在感が低下し、日本維新の会の伸長を許す苦しい状況が続く。党内では泉健太代表をはじめとする執行部への不満がくすぶり、別のリーダーに期待する声も出始めている。 「国政では議席を減らす選挙が続いたが、党としてまとまりができてきた。その結果を次の衆院選で出していきたい」。立憲の岡田克也幹事長は12日の記者会見で、結党からの3年間をこう総括した。 10月の補選が試金石に 年内の衆院解散・総選挙の可能性も取り沙汰される中、10月の衆院長崎4区と参院徳島・高…