岸田文雄首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が25日、衆参両院の本会議でそれぞれ行われた。首相は、来年9月までの自民党総裁任期中の実現を目指す憲法改正に関し「総裁任期中に実現したいという思いにいささかの変わりもない」と重ねて意欲を示した。 皇位継承策を巡っては「自民党でも、国会での議論に資するよう、責任ある政権与党として活発な議論を率先して行っていく決意だ」と述べた。 経済対策に絡む消費税減税の是非については「社会保障の財源として位置付けられており、税率の引き下げは考えていない」と表明。消費税軽減税率に関しても「幅広い消費者の負担を軽減し消費税の逆進性を緩和する効果がある」として廃止しない考えを示した。 また、一般ドライバーが自家用車を使って客を有償で運ぶ「ライドシェア」導入について「課題を含め、徹底した規制改革にスピード感を持って取り組む」と意欲を強調。配偶者に扶養されるパート従業員
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