米Microsoftが米国時間2009年9月24日に開催したVenture Capital Summitで,同社CEOのSteve Ballmer氏は,モバイル機器用OS「Windows Mobile」の展開の進め方が芳しくなかったことを認めた。その結果,スマートフォンに電撃参入した米Appleに消費者向け市場の開拓を許してしまった。この形勢を巻き返すべく,次期メジャー・バージョンの「Windows Mobile 7」では,「新たな人材」を投入したという。 「同じ間違いは二度と繰り返さない」とBallmer氏。Windows Mobile 7の開発が遅れたために,当初は予定になかった中間バージョンの「Windows Mobile 6.5」を今年投入せざるを得なくなったことを語ったものだ。「我々のヘマだった」と同氏は述べた。 同社はここ最近,スマートフォン市場での不振に関して非難を浴びている
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