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ブックマーク / agora-web.jp (30)

  • 日本人はなぜ消費税をきらうのか(アーカイブ記事)

    総選挙で、野党はすべて「消費税の減税」を打ち出しました。このように消費税だけがきらわれるのは、日の特異現象です。それはなぜなのか。2020年9月12日の記事の再掲です。 次期首相と目される菅官房長官の「将来は消費税は引き上げざるをえない」という発言が炎上し、あわてて「今後10年上げる必要はない」という安倍首相の発言と歩調を合わせた。これは勇み足で、次の政権では増税しないだろう。 消費税は「呪われた税」 だがこれに対するネット上の拒否反応は非常に強い。「消費税減税」で歩調を合わせた野党も、次の総選挙では「増税反対」で戦うだろう。不思議なのは、なぜ日人はこれほど消費税だけをきらうのかということだ。 これは先進国には類を見ない現象である。EUのVAT(付加価値税)は20~25%だが、所得税より公平な税として支持されており、減税しろという運動は聞いたことがない。最近はコロナで一時的に減税したが

    日本人はなぜ消費税をきらうのか(アーカイブ記事)
    sirocco
    sirocco 2020/09/12
    金持ちはいくら収入があっても使う金額は知れているお金が残る。所得の少ない人は、収入を全部使ってもお金がたりない。どちらから、税を徴収すべきか。簡単な問題でしょう。
  • 勝谷誠彦さん、享年57。我が心の師匠、永遠の旅立ち – アゴラ

    コラムニストの勝谷誠彦さんが28日未明、亡くなった。享年57歳。関係者が明らかにした。勝谷さんは8月22日に腹痛を訴えて緊急入院。2007年1月から毎朝続けてきた有料配信メール日記を初めて休載し(配信は代筆で継続)、劇症肝炎の療養に入っていた。その後、一時退院したが、10月下旬から再度、療養生活に入っていた。 勝谷さんは1960年、兵庫県生まれ。早稲田大学在学中からフリーライターとして活動し、編集プロダクションを設立。1985年に大学卒業後、新卒入社した電通を数か月で辞め、文藝春秋に転職。花田紀凱氏が当時編集長だった「週刊文春」の記者として活躍した。文春時代は、フィリピンのマルコス政権を民衆が倒したエドゥサ革命(1986年)や、三井物産マニラ支店長誘拐事件(同)、湾岸戦争(91年)など海外歴史事件を相次いで取材。また、在籍当時の週刊文春は、1989年の東京・足立の女子高生コンクリート詰

    勝谷誠彦さん、享年57。我が心の師匠、永遠の旅立ち – アゴラ
    sirocco
    sirocco 2018/11/28
    アルコール依存症は病気だ。個人の意思では太刀打ち出来なかったのでしょう。
  • 我々の「恐怖」はどこからくるのか

    生物には「情動反応」というのがあるんだが、これは欲や性欲といった能に関わるプリミティブな「感情」のことで、もちろん人間にも備わっています。恐怖の感情なんかも情動反応の一種です。我々はヘビのオモチャにドキッとしたり、極端なときには道に落ちている黒いヒモを怖がったりする。 恐怖が先天的にプログラムされたものか、それとも体験や学習によって後天的に獲得するものか、長い間、議論されてきました。我々はヘビを能で怖がるのか、それともアポステリオリにヘビが怖いことを学習するのか、というわけです。 こうした研究はいろいろ行われてきたんだが、有名なのはジョン・ワトソン(John B. Watson)って米国の心理学者がやった条件付け学習の実験です。生後11カ月の男の赤ちゃんにネズミを見せ、彼が興味を持って触ろうとしたときを見計らって繰り返し不快で大きな金属音を聞かせて驚かすというもの。 すると、彼はネズ

    我々の「恐怖」はどこからくるのか
    sirocco
    sirocco 2016/12/08
    「心理と教育を学ぶために」ゲストは小野けい子教授。蛇を怖いと感じるのは姿かたちが普段みている動物と極端に違うからという話が面白かった。子供のうちに蛇に慣れれば怖くない。妻の父は蛇を飼っていたから蛇好き
  • 「二番じゃダメなんですか?」で変わった人生

    ども宇佐美です。 私は蓮舫氏が嫌いです。どれくらい嫌いかというとテレビなどで蓮舫氏が映るとその瞬間にテレビを消すくらいには嫌いです。 もはや憎悪に近い感情を持っており、人生でこれほど他人にネガティブな感情をもったことはありませんでした。 なので今回の一連の二重国籍騒ぎで蓮舫氏の対応が右往左往して炎上した時は、正直心が晴れましたし、また、「二重国籍は法的に問題がない」との議論が沸き起こると、その批判を封じるために「二重国籍は法的に推奨されないまでも絶対的に否定されるものではないが、日は移民の国である米国や国際的な文化的集合体であるEUに所属している国家と背景がことなる島国で、99%以上の国民は単一国籍であること考えると国民の代表たる政治家は国民の大多数と同じ立場に立つべきではないか」という趣旨の意見をブログに書きました。これは実際私の嘘偽りない考えで、我が国の国籍法の趣旨にもかなっている意

    「二番じゃダメなんですか?」で変わった人生
    sirocco
    sirocco 2016/09/13
    それよりも大事なものがあれば当然優先順位は下がる。貧困にあえぐ人を助けることとスパコンとどちらが大事かと言う話です。スパコンが1位になると貧困にあえぐ人を助けることが出来るなら1位になるかも。
  • 立憲主義を無視して暴走する原子力規制委員会

    日経新聞は「原子力規制委員会は19日、日原子力発電の敦賀原発2号機(福井県)の再稼働に必要な安全審査の初会合を開いた」と書いているが、これは誤報だ。安全審査は再稼動とは無関係である。これは閣議決定された答弁書に明記されている。 マスコミまで勘違いしているが、2012年にできた耐震設計指針を1987年に運転開始した敦賀2号機に適用するのは、法の遡及適用であり、立憲主義に反する。そういう恣意的な運用が許されるなら、1968年に建設された霞ヶ関ビルは1981年の耐震基準を満たしていないので、取り壊さなければならない。 先日のBS朝日の番組でも、福山哲郎氏に「浜岡原発を止めた法的根拠は何か」と質問したら、答えられなかった。他の原発もすべて法的根拠なく、規制委員会の「田中私案」と称する3枚のメモで止められているのだ。 おまけに、この記事も認めているように「有識者会合の判断に強制力はない」どころか、

    立憲主義を無視して暴走する原子力規制委員会
    sirocco
    sirocco 2015/12/02
    消防法では遡及適用というのがあるそうです。原子力発電に関する規定も古いものには適用されないとしたら、困ったことになるのではないでしょうか。
  • 新国立で安倍首相は「第二の東條英機」になるのか

    予算が予定の倍近い2520億円にふくらんだ新国立競技場は、政治問題になってきた。安倍首相は国会で「これから国際コンペをやって、新たにデザインを決めて、基設計を作っていくのでは時間的に間に合わない」と答弁したが、今から新たにコンペをやる必要はない。前のコンペで第2位になった案を採用すればいいのだ。 JSCのウェブサイトにも、ハディド案以外に2作品が「優秀賞」として出ており、上の図が第2位のコックス案である。審査講評でも「透明で繊細な3次曲面のドームと、内部に浮かび上がる木壁のスタンドが特徴的で、その品格を備えた静謐なデザインが好評を得た」と書かれている。 問題になっているハディド案の最大の難点は、ドームの部分に桁長400mの巨大な橋を2もかけるために700億円以上のコストがかかることだが、コックス案は東京ドームなどと同じ柔構造のドームなので、コストは格段に低い。審査講評では「祝祭的な高揚

    新国立で安倍首相は「第二の東條英機」になるのか
    sirocco
    sirocco 2015/07/12
    池田信夫さんステキ! 私のブロック外してください。”今から新たにコンペをやる必要はない。前のコンペで第2位になった案を採用すればいいのだ。”
  • 店からレジが無くなるとき

    ユニクロのファーストリテイリングは商品にICタグをつけて瞬時に購入額が分かる仕組みを今年の夏から一部店舗で導入するようです。将来的には全店展開するのでしょう。この動きはリテイラーに衝撃的な第一歩となるはずです。 これは商品のタグにチップが埋め込まれていて微弱の電波をセンサーが受信し、商品情報が一瞬のうちに端末に届き、合計額が出てくるというものです。将来的にはスマホ等での支払い機能と連動させればレジを通過せず、ノンストップで買い物の清算をすることすら可能になるとみています。 この機能のメリットは他にもたくさんあります。 まず、万引きが出来なくなります。未精算の商品は店の出入り口のセンサーが反応するため、どこにどう隠していても無理となります。(ICタグを取ってしまえば別ですが。) 店側はレジのスペースがいらないか、極めて省スペースで展開することが可能になります。つまり、店のスペースをもっと有効

    店からレジが無くなるとき
    sirocco
    sirocco 2015/05/11
    ユニクロが商品にICタグをつけ、会計処を楽にしようとしている。電子マネーと連動できれば、あとは袋に入れるだけ。綺麗に包むのが日本のおもてなしだけれど、要らない人には安くすれば早いし便利だ。
  • 糖質ダイエットと人類史 - 『炭水化物が人類を滅ぼす』

    私のブログで以前、『主をやめると健康になる』というを紹介したら大きな反響があり、「このの通りやって15kgやせた」とか「10kgやせた」という報告があった。私もやったら血糖値は下がったが、体重は数kgしか下がらない。不徹底なせいもあるが、個人差があるのだろう。 著者も半年で11kgやせたというが、書の題はそこではない。肥満や高血圧や糖尿病など、炭水化物はいろいろな病気の原因だが、なぜこんなに体に悪いのだろうか。それは人体がもともと大量に炭水化物をとるようにできていないからだ。広い意味での人類の歴史は500万年ぐらいだが、農耕生活が始まったのは1万年ぐらい前だから、人類の遺伝子は狩猟・採集社会に適応している。 その一つの証拠が、排泄である。犬やのように特定の場所に巣をつくって定住する動物は、巣の外に排泄する習慣があるが、猿や牛や馬のように定住しない動物は、基的に垂れ流しである。

    sirocco
    sirocco 2014/11/13
    読み始めます。糖質制限は江部先生の本を3冊読んでいるので、ほぼ把握しているはずですが、立ち読みして面白そうだったから。
  • 死者に優しく、弱者に厳しい日本-『日本軍と日本兵』

    2011年春、東北の被災地に行ってきたことがある。 GW後ならば、私のような非力な人間でも需要があるだろうと思い、友人プロジェクトに参加させてもらう形で、規制線内に物資などの支援に行ってきた。 語弊があるかもしれないが、そこで見たのは、死者に優しく、弱者に厳しい世界だった。自衛隊員が絶望的な表情で、膨大な人力と重機で遺体捜索する一方、道路が寸断された向こう側では、眼鏡、スリッパ、毛布、サインボール等が散乱する海岸近くの砂地で被災者たちがテント生活を送り(公共施設からはみ出る形)、そこには水道もガスもトイレもなく、風呂はサウナ、電気は発電機で若干しかない状態だった。他方、上空では、海自のヘリがしきりに遺体捜索で飛んでいた。 元自衛官の友人は、「自衛隊は遺体捜索より、さっさと道路等のインフラを修復し、被災者の生活再建と向上に注力するべき」ではないかと呟いたが、私も同感だった。既に亡くなった方

    sirocco
    sirocco 2014/04/25
    アメリカより満州からの撤退を要求されたときに拒否した言い訳が「満州のために散った英霊の申し訳がたたない」だった。靖国神社に眠る英霊も大事だが、今生きている人の方がもっと大事でしょう。
  • 『ユーミンの罪』私たちは恋愛資本主義を超えられたのか

    酒井順子さんの『ユーミンの罪』(講談社現代新書)を読んだ。あのベストセラー『負け犬の遠吠え』の著者が松任谷由実のことを書くのだ。読まざるを得ない。期待と、僅かな嫌な予感を胸に発売日に買い、女性誌に載る健康法をそのまま実践する負け犬女子のように無駄に半身浴しながら一気読みした。 最初に、酒井順子さんに言いたい。あなた、相当、ユーミンが好きだろ。 このは、73年のデビューアルバム「ひこうき雲」から91年「DAWN PURPLE」まで20枚の代表的アルバムを振り返りつつ、その時代背景や、歌詞のメッセージなどを読み解いている。特に歌詞の意味の掘り下げが、実に丁寧である。ちょうど、図書館やブックオフでユーミンの旧譜をチェックするのがマイブームだったので、ちょうどタイミングが良かった。 私は80年代になんとなくラジオで流れているユーミンを聴き始めた。格的に聴き始めたのは1988年の『Delight

    sirocco
    sirocco 2014/01/08
    酒井順子さんって『負け犬の遠吠え』を書いた人なのか・・・。 酒井順子さんの『ユーミンの罪』(講談社現代新書)を読んだ。あのベストセラー『負け犬の遠吠え』の
  • 山本一郎氏が語るソーシャルゲーム開発の「炎上案件」を食い止める方法

    東京で4月15~16日という日程で、Unite Japanという米Unity Technologies主催のカンファレンスが開催中だ。ゲーム開発は属人性を伴っているものであることを痛感させられたセッションがある。イレギュラーズアンドパートナーズの山一郎氏が、ゲームエンジンのUnityが普及したがために起きている「炎上案件」にどのように対処するべきかを語った講演だ。同社は、トラブルを抱えたソーシャルゲーム開発プロジェクトの「炎上案件」が発生している場合の処理作業を業務の一つとして行っている。 Unityゲームエンジンとして、日では前年対比で500%という驚異的な売上を出し、世界でアメリカに続く、第2位のライセンス契約が結ばれているまでの大成功の状態にある。一方で、「Unityだから、安い、早い、簡単に開発できる」という思い込みも広がっている。優れたゲームエンジンを使えば、優れたゲーム

    山本一郎氏が語るソーシャルゲーム開発の「炎上案件」を食い止める方法
    sirocco
    sirocco 2013/04/16
    失敗するプロジェクトは人員やお金をつぎ込んでも進捗がマイナスになり、さらに複雑性が増す状態が起こってしまう。成功するプロジェクトは複雑性が減少し、開発期間終了時までになくなっている。
  • 「八重の桜」が“満開”になる予感

    先日新宿を飲み歩いていたら駅東口に「八重の桜」の広告が登場していた=写真=。紅白が始まる前なのに、来年の大河ドラマの話を取り上げるのは鬼じゃなくても笑われそうですね(苦笑)。ただ「八重の桜」は予告編を観た時にビビッと来るものがあって、雑誌やウェブ等で関連情報を当たっていく程、大ヒットもあるんじゃないかと予感が強くなってきた。試写会に参加した記者に知り合いもいないし、予想も外れると恥ずかしいけど、「徳川家康」(1983年)を小学2年で観て以来、全作品を見てきた大河ファンとしては敢えて占ってみたいと思う。 ●傾向と対策(?)~歴代大河の視聴率から とはいえ、全く根拠がない「占い」を書くのも難なので、過去の大河ドラマのヒット傾向を基に考える。歴代作品の視聴率データ(関東地区)はビデオリサーチ社のサイトを見ていただきたい。データを勝手に転載すると怒られるそうなので、詳細な数字を書くのは自重するが、

    「八重の桜」が“満開”になる予感
    sirocco
    sirocco 2013/01/03
    NHK大河ドラマ「八重の桜」がヒットしそうだという予想。
  • 10人の村で経済成長と失業を考える

    マスコミや政治家は、失業や企業の倒産というものを極めてネガティブなものと捉えているようだ。そして、それは税金を投入し、資主義の原理原則を踏み外してでも避けなければいけないもののようだ。筆者には、失業や企業の倒産というものが、社会が豊かになっていくための必要不可欠なプロセスである、という当たり前のことが忘れさられているような気がしてならない。経済成長と失業はコインの裏と表であり、悪いことではないのである。以下は、拙著『日人がグローバル資主義を生き抜くための経済学入門』からの引用である。10人の村で、経済成長というものの質を考えている。 10人の村の話 最初は貧しい自給自足の農村です。10人がみな朝から晩まで田畑を耕して必死に飢えないようにべ物を作っています。ところがある日、村人のひとりが肥料を発明しました。この肥料を使うと安定してたくさん野菜や果物や穀物を作れることがわかったのです

    sirocco
    sirocco 2013/01/03
    技術革新が生まれ、生産性が向上すると経済が成長する。そうすると必然的に「一時的な」失業が必ず起こるという話。生産性が向上することによって産業構造がどう変化してきたのかが単純に説明されている。
  • 「頑張らなければいけない」空気に、人が組織で取り囲まれる怖さ-渡辺美樹氏、木村剛氏を観察した私の経験から : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 「頑張らなければいけない」空気に、人が組織で取り囲まれる怖さ-渡辺美樹氏、木村剛氏を観察した私の経験から / 記事一覧 ワタミ、素晴らしい会社だと思うが…ー出来すぎるトップの功罪 もう旧聞に属する話かもしれないが、ワタミグループで、長時間勤務を繰り返した26歳の女性社員が08年に自殺した問題で、今年2月に過労による労災認定が下りた。とても気の毒な話で、亡くなった女性に心から哀悼の気持ちを表明したい。 ワタミの創業者で現会長の渡辺美樹氏の以下のツイッターが事件に波紋を広げた。 「社員の幸せ」「労務管理できていなかったとの認識はない」という表現に戸惑った。この事件の細かな事実関係を私は報道以上に知らない。渡辺氏は誠実な方なのだろうが、このツイートは残念だった。 ただし、こうした悲劇が渡辺氏の周囲に起こりやすい状況であったとは、推測できる。私は渡辺氏には2度、記者として取

    sirocco
    sirocco 2012/03/16
    正しいから反論できなくて、悪口も言えない、一生懸命やってもついて行けないけど「君なら出来る!」と言われる。これは辛い・・・悪口を言いっぱなしのウチの職場最高!
  • 「集合知」を形成するための重要なファクターについて

    昨日の朝、twitterのTLには「朝まで生テレビ!」の感想ツイートが流れていたが、そのほとんどが具体的なビジョン・政策を掲げる橋下徹氏に対してぶつけられる感情論に辟易するものだった。結果的に橋下氏は少なからず支持率を上げ、一方で反ハシズム派は評価を落としただろう。 私はこう思うという意思を持った「主張」と、それはダメだという「リアクション」では響く程度が違うのは当然で、否定することと代替案を持った議論とは違うということが浮き彫りにされたように思える。私自身、大阪都構想を完全に理解できていないし、それが実現したときに何が起きるのか想像できていないが、どうやらそれ以前の話に終始してしまったようだ。 さて、題に入ろう。ここで朝生の続きをやりたいわけではなく、橋下氏と反ハシズム派の対立構造を見るにつけ、「ノイジー・マイノリティ」を再定義する必要性を感じたのである。「ノイジー・マイノリティ」とは

    「集合知」を形成するための重要なファクターについて
    sirocco
    sirocco 2012/01/30
    「ノイジー・マイノリティ」について。
  • 太陽光発電は安いのか

    アゴラはもともと論争の場としてつくったのですが、あまり論争が起こらない。原発についても反対派からの投稿が少ないので、田二谷さんの記事を掲載しました。ここには「脱原発」をいう人々の思い込みがよく出ているからです。 わが国は、まず固定価格買取制度の導入から始めなければ何も進まないだろうが、その一方で既存の巨大電力事業者の重く錆びついた軛を徐々に解いていかなければ、エネルギーの大転換は早晩行き詰るのではないか。 彼の議論は「まず固定価格買取制度(FIT)の導入から始めなければ何も進まない」という話が大前提になっているが、それと「送電網の再構築などの電力の自由化」との論理的な関係はどうなっているのか。少なくとも今、国会に出ている再生可能エネルギー法案は、FITによるコスト増を「原価+適正利潤」で電気代に転嫁するしくみになっており、電力自由化と両立しない。 「再生可能エネルギーへの大転換が超広域での

    太陽光発電は安いのか
    sirocco
    sirocco 2011/07/10
    とりあえず今は安くないかもしれません。しかし、太陽光発電からは放射能が出る心配がありませんし、地震や台風やテポドンで壊れてもそれで終りです。
  • 農業利権を食い物にするソフトバンク

    孫正義氏が、鹿野農水相がシンポジウムに飛び入りして彼の「電田プロジェクト」に協力すると約束したことに感激している。 この大臣の発言は当に大きい! RT @masa_toku: 鹿野農水大臣「電田PJ、やりましょう。耕作放棄地3/4使える。」 農水相がソフトバンクの太陽光発電所に飛びつくのは当然だ。全国の耕作放棄地は38.6万haで、農地の9.7%が遊休化している。これは補助金を払って減反させているためで、その額は年間2000億円。維持管理も大変だから、これをSBが借りてくれるなら、無償で提供しても助かる。それが34もの道府県が「自然エネルギー協議会」に参加した理由だ。他方、SBにとっては耕作放棄地を無償で使うことによって用地買収が必要なくなり、固定価格買い取りで利潤は保証される。 しかしこの構想には、多くの難点が指摘されている。最大の問題は、耕作放棄地が山間部などに点在し、太陽光発電に適

    農業利権を食い物にするソフトバンク
    sirocco
    sirocco 2011/06/26
    孫さんのやろうとしていることがおかしいのではなく、がんじがらめに縛り付けている補助金農政がおかしいのでは?
  • 戦争は「軍部の暴走」だったのか - 『あの戦争と日本人』

    あの戦争と日人 著者:半藤 一利 文藝春秋(2011-01) 販売元:Amazon.co.jp ★★★★☆ 明治以降の近代史をみるとき、二つの有力な史観がある。一つはそれを財閥や地主が軍部と結びついて対外侵略を行なった「帝国主義」と考える唯物史観で、アカデミズムや左派メディアにはまだその影響が強い。もう一つは明治の英雄が近代化をなしとげたと考える司馬史観で、「新しい歴史教科書をつくる会」などの右派はこれに依拠している。 著者は司馬遼太郎の編集者だったので、基的には司馬史観に共感しながらも、明治国家と昭和の戦争を「非連続」と考える司馬に異を唱える。特に大きな岐路は日露戦争だった。『坂の上の雲』では英雄の活躍によって不可能な勝利が可能になったように描かれているが、最近発見された当時の戦史によれば、その実態は違う。 たとえば二〇三高地の攻略は、結果的には無意味だった。2万人の犠牲を出して攻略

    戦争は「軍部の暴走」だったのか - 『あの戦争と日本人』
    sirocco
    sirocco 2011/04/09
    著者の半藤さんが本の書いていること。新聞は戦争をあおれば売れたし、国民は侵略をすれば提灯行列をして喜んだ。世界中がそういう価値観で動いていた時代。
  • 原発学者たちの良心を疑う - 純丘曜彰

    べつに原発反対派ではない。よけいな社会的パニックを引き起こすことを歓迎するものでもない。だが、国内で唯一、実情を国民に説明することのできる専門家たちが、この場に及んでまでも、マスコミの中で奇妙な原発擁護のレトリック(修辞)をこねくり回していることに対し、学者としての良心を疑う。 「「想定外」の大震災にもかかわらず、この程度で済んでいるのは、日の原発が「優秀」だからだ」などと解説する学者は、まったくの茶番。福島原発に関して言えば、専門家であれば当然にあの問題、いや、一般のジャーナリストであっても、ちょっと調べればすぐに検索に引っかかる問題、すなわち、つい先日、二月二八日の時事通信等の報道を思い浮かべるはずだ。 すなわち、東京電力は、十数年に渡って福島原発で機器点検簿の改竄偽造を行ってきていた。その中に、まさに「非常用ディーゼル発電機」や「空調機」などが含まれていた。この問題に対し、東京電力

    原発学者たちの良心を疑う - 純丘曜彰
    sirocco
    sirocco 2011/03/25
    「テレビ番組(「朝まで生テレビ!」)で原発問題を討論番組で採り上げようとしたとき、電力会社がテレビ局や新聞社の巨大安定スポンサーであり、その一切の批判がタブーである・・・」
  • 原発なんていらない

    私は大学で原子力工学を専攻した。だが卒業後は新聞記者になった。新聞社は私を原発記者にしたかったのだろう。最初の配属先は福井だった。若狭湾沿岸に原発が建ち始めた時代だった。 なぜ原子力を放棄したのか。よく聞かれた。信頼できない技術だからだ。いつもそう答えていた。信用できない理由はいくつもあった。放射性廃棄物を責任を持って管理できるのか。放射線から人間を守るのは容易ではない。いったん原子力事故が起きたら回復不可能な損害が出る。たくさん理由があった。大学で学んでそう結論づけていた。原発推進に協力する気はなかった。 支局時代は最低限の原発記事しか書かなかった。「大阪万博に原子の火」なんて書けるわけがない。当然、上司の受けはよくなかった。大阪に転勤する時、申し訳に「若狭湾は原発墓場になる」という記事を書き置きして転勤した。後で聞いた。福井でその記事が話題になったそうだ。だれが書いたのかと。 その後経

    原発なんていらない
    sirocco
    sirocco 2011/03/23
    昔、朝まで生テレビで西部邁さんがコメントの反論と同じことを言っていた。東京はまったく安全。DASH村付近の放射線が異常に強く、つつましく生きようとする象徴を破壊しているのが印象的だ。