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原発と事故に関するsizukanayoruのブックマーク (7)

  • チェルノブイリは「ふつう」だった

    30年前の1986年に事故を起こした、あのチェルノブイリ原発に行った。外見だけじゃなくて、なんと内部にも入った。ずっと行きたかった場所だ。 いや、ずっと行きたかった、っていうのは違うかな。まあそりゃ見てみたいけど、ほんとうに行けるとは思ってなかった、って感じだ。 いざ目の前にしたら、すごかった。いまでも「あれは夢だったんじゃなかろうか」と思ったりする。 と、同時に「ふつうだなー!」とも思った。その話をしよう。

    チェルノブイリは「ふつう」だった
  • 改めて振り返るチェルノブイリ原発事故

    <思想地図β4-1原稿「チェルノブイリから考える」ボツ部分> ここで簡単にチェルノブイリ原発事故がどのようなものだったのか振り返っておく。 チェルノブイリ原発事故が起きたのは1986年4月26日。事故発生時、完成からわずか3年という当時最新鋭の4号機で、外部電源が喪失された事態を想定した実験――いわゆる「ストレステスト」が行われていた。 4号機は外部電源が遮断されると40秒から50秒後に非常用ディーゼル発電機が稼働する設計になっていた。彼らは、その40~50秒の間に原子炉を冷やすための給水ポンプを動かし続けるだけの電力を、回転が落ちつつある原子炉の蒸気タービンの慣性だけで発電できるかどうか確認したかったのだ。 これは定期点検修理に入る前の停止作業の機会を利用した実験でもあった。当時の4号機は最新鋭だったものの、原子力政策を急ぐソ連の事情によって突貫工事で作られた原子炉であったため、細かく改

    改めて振り返るチェルノブイリ原発事故
  • 福島第一原子力発電所へ。 - ほぼ日刊イトイ新聞

    震災から5年が経とうとするある日、 1通のメールが届きました。 ちいさな縁はつながって、 福島第一原子力発電所のなかを 視察できることになりました。 約3時間の視察。 そこで、見たこと、感じたこと。 すこし長いレポートになりました。 担当は、ほぼ日の永田です。 福島第一原子力発電所がどういう存在であるかは 見る人の立場や考え方によって、 さまざまに変わってくるのだと思う。 事故のあった原子炉として語られることもあるし、 ある思想の象徴としてとらえる人もいる。 そこに好きとか嫌いとかの感情や、 是か非かみたいな主張が交ざると、 さらに複雑な見え方をすることになる。 福島第一原子力発電所は、いわば多面的な存在で、 だからこそ、それについてなにか書くときは、 なんとなく前置きや注釈を添えなければならず、 そこが、すこし、ややこしい。 昨年の11月、糸井重里と、 原子物理学者の早野龍五さんとともに

    福島第一原子力発電所へ。 - ほぼ日刊イトイ新聞
  • メルトダウンって何?

    福島の原発事故から5年たっても、「メルトダウン」という言葉をめぐって誤解があるようです。NHKニュースまで「[東電の]社内のマニュアルでは事故の3日後にはメルトダウンと判断できたことを5年近くがたった先月、明らかにしました」と言っていますが、これは誤報です。アゴラの記事にも書いたように、東電の社内マニュアルには「メルトダウン」という言葉はありません。 そもそもメルトダウンというのはマスコミ用語で、専門用語としての炉心溶融に当たる来の英語はcore meltですが、これは原子炉の中の燃料棒が溶けることを意味するだけです(機械工学英和和英辞典)。それに対してmeltdownという言葉には正式の定義はありませんが、Wikipediaによれば 冷却水が失われて燃料棒が空だきになり 制御棒が挿入できずに緊急停止に失敗し ECCS(緊急炉心冷却装置)が作動せず 燃料棒が過熱して2700℃(鉄の融点を

    メルトダウンって何?
  • デインジャーとリスク(しつこい) - 内田樹の研究室

    ある雑誌にまたまた「デインジャーとリスク」について書いた。 もうその話はいいよという読者も多いと思うけれど再録。 国際関係論では「危険」を「リスク」と「デインジャー」に使い分ける。 リスクというのは「マネージ」したり、「コントロール」したり、「ヘッジ」したりできる危険のことである。デインジャーというのは、そういう手立てがまったく効かない種類の危険のことである。 サッカーの試合で、残り時間5分で1点のビハインドというのはリスクである。サッカースタジアムにゴジラが来襲してきて、人々を踏みつぶし始めるというのはデインジャーである。 デインジャーとはまさかそんなことが起こるとは誰も予測しなかったために、そのためのマニュアルもガイドラインもない事態のことである。 私たちの社会は戦後67年間例外的な平和と繁栄のうちに安んじていた。そのために、リスク対応はできるが、デインジャーに対応するとはどういうこと

  • 原発事故作業員1万人超、65人が検査受けず不明に 続く混乱、労務管理おざなり - 日本経済新聞

    東京電力福島第1原子力発電所の事故は、半年たってなお収束のめどが立たない。3機の原子炉が炉心溶融する未曽有の事態を受け、これまで1万人を超える作業員が危険な作業に従事した。しかし、極度の混乱の裏で作業員の労務管理は置き去りにされ、今も被曝(ひばく)線量検査を受けないまま行方が分からない作業員が65人もいる異常事態となっている。「最初は何が起きているのか、意味が分からなかった」。厚生労働省労働衛

    原発事故作業員1万人超、65人が検査受けず不明に 続く混乱、労務管理おざなり - 日本経済新聞
  • 福島原発事故:「回避する機会逸した」…米誌電子版に論文 - 毎日jp(毎日新聞)

    「想定東海地震に重点を置き、他地域の地震を軽視した結果、福島原発事故を回避する機会を逸した」などとするロバート・ゲラー東京大教授(地震学)らの論文が19日、米原子力専門誌の電子版に掲載された。 政府の地震調査研究推進部などの地震予測手法を批判する内容だ。 論文では福島原発の津波対策について、設計段階の60年代の科学的水準では「妥当」とした。一方、70年代以降に巨大地震の規模を正確に計算する手法が確立し、マグニチュード(M)9以上の地震の存在が海外で明らかになったほか、東北で東日大震災と同規模の津波が過去にあったことを示す研究成果が90年代には出ていたと指摘。こうした知見が対策に結びつかなかった理由は、「特定の断層で起きる最大規模の地震はほぼ同規模、同間隔で発生する」という仮説に基づく同部の地震予測手法に頼ったためとしている。 スイスの原子力安全研究者、ロシアの津波研究者との共著。ゲラ

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