一人一人の子どもにはそれぞれ個性があってまちまちだが、それでも、親や友達との付き合いのなかで成長していく。 ホモ・サピエンスの子どもは環境にあわせて成長していけるだけの柔軟性を持っていて、自分の置かれた環境に合わせたコーピング(対処行動・処世術)をかたちづくり、心身を破綻させないようにする。 ところが昨今、思春期のコミュニケーションや人間関係のなかでドロップアウトしてしまう青少年が後を絶たない。 どうすれば、ドロップアウトしない青少年を育てる事が出来るだろうか? 残念ながら、確実にドロップアウトしない青少年の育て方が私にはわからない。 そのかわり、「これをやったらかなり高い確率で駄目な子が育ってしまう」メソッドなら幾つか挙げられる。 ほとんどの子どもは自発的に多くのことを学び、柔軟に成長していくわけだが、要は、それらを妨害するような子育てをやれば駄目な子が育つはずである。 コミュニケーショ
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