6歳になる娘が、最近「明日からやる」と言うようになった。 例えば、娘は幼稚園から日別に課題を出されるのだが、その課題になかなか手がつかない。 今は夏休み中ということもあり、「課題はどうしたのか」と尋ねると、「あしたからやる」と答える。 なるほど。 だがこの発言はあまり望ましいとは言えない。 なぜなら「あしたからやる」は、弱い自制心の現れだからだ。 人生をある程度望ましい方向にコントロールする上で、「自制心」は非常に重要なファクターだ。 実際、スタンフォード大の心理学者、ウォルター・ミシェル氏は著書で次のように述べている。 自制心は長期的な目標を首尾良く追求するには欠かせない。 また、思いやりに満ち、互いに支えあう関係を築くのに必要とされる克己心や共感を育むのにも必須だ。 自制心があれば、幼いころに困難に陥ったり、学校を中退したり、物事の成り行きに無頓着になったり、大嫌いな仕事から抜け出せな
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