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恋愛と物語に関するsizukanayoruのブックマーク (5)

  • ダメクライマックス - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    物語が終盤に近づくにつれ、どんどん駄作になってしまう作品というのが存在する。 1つのパターンは、このブログに何度も来てくれている方、ハーレム小説リンク集をブックマークに登録してくれている方なら、誰もが実感しているであろうモノである。 すなわちハーレムラブコメの非ハーレムエンド。典型例は『らぶひな』。 昔々のラブコメといえば、主人公―メインヒロインという関係が絶対的に存在し、サブヒロイン(嫉妬深くタカビーなライバルキャラなど)は全面的にそれに奉仕する役目、すなわち予めフラれる(or恋愛対象にならない)ことが前提とされていた。 しかし、この状況は90年代には覆されることとなる。『同級生』や『ときメモ』や『ToHeart』などが代表例といえるだろうが、ゲームという媒体から、マルチシナリオ構造を持った恋愛物語が登場したからだ。そこでは、サブヒロインは、独自のシナリオと、主人公と結ばれる可能性を持つ

    ダメクライマックス - とくめー雑記(ハーレム万歳)
  • ハーレムメイカーは、物語の時間性を奪うか?(1) 何を語って、何を目的としているのか?議論の前提を振り返る - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    かなり前の書いて、うち捨ててお蔵入りになっていた記事です。少々議論としては古いのですが、まーせっかくなので、ハーレムメイカーを考えるヒントとして、載せておきますので、興味がある人は見てください。 ■直線的な時間感覚から、回帰的な時間感覚へ 基的に、定義をはっきりさせようと考えているのだが、たぶんそれは難しい作業になるのではないかな、という予感がします。なんか、やっていて難しんですよね。なので、ちょっと議論を、大きなベースに戻してみましょう。 「日常」と「非日常」のダイナミズムの中で、「日常」によっていくことは、回帰の時間感覚(=目的LESS)の方向へシフトすることだ、というのが僕の議論の大元です。ここに置いて、日常世界のノスタルジー喚起というドラマツゥルギーを固定化する手法を採用しようとする時に、「関係性の固定化を繰り返すという」手法が繰り返されます。このことを言いかえると、「時が止まっ

    ハーレムメイカーは、物語の時間性を奪うか?(1) 何を語って、何を目的としているのか?議論の前提を振り返る - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • 「誰でも助ける」主人公の生まれ方 - ピアノ・ファイア

    「誰でも助ける」ハーレムメーカーと、人生を救われることで惚れる者たち - ピアノ・ファイア 先日の日記からの発展ですが。 なぜこういうタイプの主人公が作り出されるのか? というと、ある種の快楽原則に基づいた制作上の需要からだという理由も考えられますね。 観客は、誰からも感謝される「いい人」でありたいと思っている(自分がそうであるかは別として) 翻せば観客は、できれば誰も傷つけたくないと思っている 観客は、誰でも助けるような人物の味方(=視点)に立ちたいと思っている 翻せば観客は、誰かを見捨てるような人物を見たくないと思っている 前半は主人公に自分を重ねて共感するような場合の快楽原則、後半は主人公を「眺める側」についた場合の快楽原則で、どちらも同じ行動原理を主人公に求めることになります。 こういう快楽原則の要望に応える人物がセーフティでオーソドックスな「主人公」と呼ばれる人物造型なのかもしれ

    「誰でも助ける」主人公の生まれ方 - ピアノ・ファイア
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    超絶品!死ぬまでに一度はべてほしい煮込み10選 ああ。いかにもインターネット!みたいなタイトルをつけてしまった。 「超絶品!死ぬまでに一度はべてほしい煮込み10選」て。読んでほしすぎて大仰な形容詞をつけて数字を入れて読み手の注意を引くタイトル、もうネット記事まるだしである。 でも、わかってほしい。…

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  • 「誰でも助ける」ハーレムメーカーと、人生を救われることで惚れる者たち - ピアノ・ファイア

    原稿書きのあいまをぬって更新。 http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20090115/p3 ■根拠も動機もなく「誰でも助ける」という性格は、ハーレムメーカーなのだ! 「誰でも助ける」ってのは、「助けられた人の人生の根幹にかかわる」ということを意味するので、相手は、助けた人に惚れるよね。 ちなみに、ここで「根拠がない」というのも重要で、根拠があった場合には、それはトラウマ(=そういう人格になった原因)なわけなので、それを解決して昇華することがイコール彼の人格の「救済」となるので、その時には、彼の相手は、「その救済が可能な人(まぁたいてい女の子)」という風に、オンリーワンの関係を形成してしまうので、物語が終息へ向かってしまう。 そう、、、なんとなくヒント的に感じるんだが、この「主人公の動機の根源に触れない」という設定を置いた瞬間に、ハーレム構造が成立でき

    「誰でも助ける」ハーレムメーカーと、人生を救われることで惚れる者たち - ピアノ・ファイア
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