神道とは何か - 神と仏の日本史 (中公新書) 作者: 伊藤聡出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/04/24メディア: 新書 クリック: 16回この商品を含むブログ (13件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 日本“固有”の民族宗教といわれる神道はどのように生まれ、その思想はいかに形成されたのか―。明治維新による神仏分離・廃仏毀釈以前、日本は一〇〇〇年以上にわたる神仏習合の時代だった。両部・伊勢神道を生みだした中世を中心に、古代から近世にいたる神道の形成過程を丹念にたどっていく。近代における再編以前の神をめぐるさまざまな信仰と、仏教などとの交流から浮かび上がる新しい神道の姿。 コメント 日本のカミの思想史がよくわかる。結局、日本の思想に骨組みを与えたのは仏教だとしても、連続性をもって紡ぐのはカミの思想だろう。それは糸のようであるが故にその時代を反映する。 宗教