浅川参事の「小説は読む人によって様々な理解がある。その点、漫画やアニメは誰が見ても読んでも同じで一つの理解しかできない」という発言に対して意見を求められた漫画家の島本和彦先生の素晴らしい切り返しです。 浅川参事の発言の前後については下記のまとめ内で詳しく分かります。 『都条例改正問題 12/9都議会 総務委員会レポート』 http://togetter.com/li/77163
10月28日に生放送した「my Workstyle on Real Time Web powered by Lotus」の第5回。ゲストにジャーナリストの池上彰さんを迎えて、同時視聴数は1700人にも及びました。今回、全放送内容をテキスト化。3回に渡りお届けする予定です。まずは前編。見逃した人、もう一度見返したい人、ぜひご覧ください。 Ustream初出演! 津田大介(以下、津田) はい、「my Workstyle on Real Time Web powered by Lotus」の第五回は、今回のゲストはジャーナリストの池上彰さん。仕事術や情報整理術などについて聞いていきます。池上さん、初めまして。 池上彰(以下、池上) はい、よろしくお願いします。 津田 いつもはスタジオの中で収録しているんですが、今回は公開収録です。(テレビ番組で活躍している)池上さんにとって(公開収録は)慣れてい
ノートの書き写しは、テスト前の勉強法の中でも時間のかかる方法だ。しかし学生時代を振り返ると、筆者にとって本当に有効な学習方法は唯一これだけだった。今秋、8年ぶりに学生に戻って講義を受けることになった。来週にはノートにペンを走らせているはずの筆者だが、今度こそ完璧な戦略で臨むつもりだ。「コーネル大学式ノート作成法」を正しく実践するのだ。 コーネル式については、過去にもこの記事(7月24日の記事参照)やここで取り上げたが、今回は、学期を通して――書き写しすることなく――学習・参照がスムーズに行えるノートの取り方について詳しく見ていこう。 コーネル式にページをレイアウト コーネル式にのっとり、以下のようにノートを3つの領域に分割する。 ノート欄(右)には、受講中に講義の内容を書き取る。短文や単語で、後に自分が必要とするであろうファクトを書き取っていく。必要のない言葉はすべて省略する。箇条書きにす
“紙の”ノートの取り方の工夫について紹介。また、自分専用のカスタムノートを作って、PDFとしてダウンロードできるサービスも紹介する。(Lifehacker) 【この記事は、2006年4月14日付で米ブログメディア「Lifehacker」に掲載された記事を翻訳したものです。】 好むと好まざるとにかかわらず、人生は会議の連続だ――状況確認のためのミーティング、プランニングのための電話会議、ブレーンストーミングのための集まり、そして会議のための会議もある。だが、全員が会議室を去った後、どのようなアクションが取られたかも、会議と同等かそれ以上に重要なことだ。 ビジネス会議であれ大学の講義であれカンファレンスであれ、効率よくノートを取ることは、プロジェクトを動かし、キャリアと知識を積み上げていく上で不可欠のスキルだ。今回は、筆者のお気に入りのノートの取り方を紹介する。自分のニーズにあったカスタムノー
みなりの青春 (ドパミンコミックス) 作者: 田中圭一,貫井康徳、装丁:藤井宏昌出版社/メーカー: 発売元:星雲社/発行元:株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング発売日: 2010/11/12メディア: コミック購入: 1人 クリック: 80回この商品を含むブログ (19件) を見る さて――同人誌の制作作業もようやく終盤に入ってぼくじしんがやるべきことはなくなってしまったので、いいかげんブログを再開しようと思います。 ひとにたとえれば既に心肺停止状態に等しいの「Something Orange」ではありますが――それでもなお、ぼくの活動のホームベースであることに変わりはありません。今後も何とか手術をくり返しつつ生かし続けたいと思います。いずれ限界に達することでしょうが――。 そういうわけで、今回取り上げるのは田中圭一『みなりの青春』。出版社さまからご恵贈いただきました。取り上げるの
うつで夫婦の社会的役割は一変する。マンガがヒットした細川さんはマンガ家としてブレイク。治療に専念するため、外資系IT会社を退職したツレさんは、大黒柱の妻を内助の功で支える「スーパー主夫」(『ツレうつ』より)になった。 ツレさんがうつと診断されたのは2004年初め。あれから4年が過ぎた。闘病前に比べ、妻は「夫を気遣うように」、夫は「(妻に)頼れる部分は頼るように」なり、2人の絆はいっそう深まったという。当時ツレさんは、なぜ発症したのだろう。 本人は「体調不良」でも、周りが見て疑わしきは説得して病院へ 「まさか自分がうつになるなんて……。いまだに原因は分かりません」と、ツレさんは言う。発病前のツレさんは、「やる気があればできるはず」という信条を持つ「スーパーサラリーマン」(『ツレうつ。』より)。「常に次の目標を立てて実践。達成したら次の目標を立てて突き進む性分」だった。人員削減の一途をたどる職
東京都の青少年の健全な育成に関する条例の制定をめぐって、表現規制についての議論がさかんである。けれども、「有害な表現」とは何かという根本の問題は主題的には問われていない。 最初に確認しておきたいのは、「それ自体が有害な表現」というものは存在しないということである。 どれほど残虐で猥褻な図画や文字であっても、マリアナ海溝の底や人跡未踏の洞窟の中に放置されているものを「有害」と呼ぶことはできない。どのような記号も人間を媒介とすることなしには有害たりえないからである。全米ライフル協会の定型句を借りて言えば、有害なのは人間であって、記号ではない。 「有害な表現」というのは人間が「有害な行為」をした後に、「これが主因で私は有害な行為に踏み切りました」とカミングアウトしてはじめてそのように呼ばれることになる。 有害な行為の実行に先んじて(有害な行為抜きで)、存在自体が有害であるような記号というものは存
働き方の「今」を知る: ベンチャー経営者の「寝食を忘れて仕事」発言 なぜ炎上を繰り返すのか ベンチャー経営者の「寝食を忘れるほどに仕事に没入して当然」といった趣旨の発言が炎上した。なぜ、この手の炎上は繰り返されるのか?(2024/9/20) 働き方の「今」を知る: 【独自】大塚食品の報復人事訴訟 「不正告発後、仕事を取り上げられ孤立」告訴人インタビュー 「ボンカレー」や「ジャワティ」などの製造販売を手掛ける大塚食品。このほど同社工場で品質管理を担当していた男性A氏が、内部通報をしたことにより会社から異動を命じられたうえ理不尽な環境での勤務を強いられ、うつ病を発症したなどとして、会社に慰謝料などを求め地裁に提訴した。これまでまだ明かされてない大塚食品の内情や、A氏の思いも踏まえた独自インタビューをお届けする。(2024/9/4) サカナクション山口一郎、うつ病の副作用に「非常にしんどい」 夏
「ちきりんの“社会派”で行こう!」とは? はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん(Twitter:@InsideCHIKIRIN)。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。 ※本記事は、「Chikirinの日記」において、2008年9月23日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。 2008年に中国で粉ミルクと牛乳に化学物質メラミンが混入し、赤ちゃんが死亡したり重体に陥る事件が起きました。当時、このニュースを聞いてちきりんが思い出したのは、1955年に日本で起こった森永ヒ素ミルク中毒事件でした。 日本が今の中国より貧しいくらいの経済状態であったころ、森永乳業の粉ミルクにヒ素が混入したのです。この事件のヒ素中毒被害者は1万人以上にのぼり、死亡した赤ちゃんは100人以上、そして多くの子
「電子書籍はデリケートな時期。継続的に成り立つ仕組みを考えるべき」――12月10日に「GALAPAGOS」向け電子書籍を出版する、芥川賞作家の平野啓一郎さん(35)は言う。 出版不況と電子書籍化の進展で出版社は不要になるという議論もあるが、平野さんは「作家にとって出版社や編集者は重要」とし、拙速な「出版社不要論」にクギを刺す。 電子書籍として発売するのは、自身初の恋愛小説「かたちだけの愛」(中央公論新社刊)。電子書籍版は1470円、紙版は1785円と、電子書籍としては高めの設定だが、文芸の未来を考え、あえて「現実的」な価格にしたという。 レコードからCDへ、紙の本から電子書籍へ 平野さんは、電子書籍に懐疑的な見方が強かったころから普及を予見。2006年に出版された梅田望夫さんとの対談「ウェブ人間論」(新潮新書)でも、普及の可能性を前向きに語っていた。 音楽好きの平野さんは、書籍も音楽と同じ
角川書店の井上伸一郎社長は12月8日(水)、自身のTwitterにて、来年3月に行われる「東京国際アニメフェア2011」への同社の出展を取りやめる意向を示しました。井上社長は理由について、「マンガ家やアニメ関係者に対する都の姿勢に納得がいかない」としています。 ▽ 井上伸一郎 on Twitter: "さてこの度、角川書店は来年の東京アニメフェアへの出展を取りやめることにいたしました。マンガ家やアニメ関係者に対しての、都の姿勢に納得がいかないところがありまして。" 東京都は11月30日(火)にマンガやアニメの性表現を規制する「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正案を都議会に再提出しており、現在審議が行われています。多くの団体や作家、業界関係者などから改正案の内容について反対の声が上がる中、角川書店の井上社長は自身のTwitterで次のようにコメント。来年の「東京国際アニメフェア20
12月8日(水)、「アート」「エンターテイメント」「アニメーション」「マンガ」の4部門で国内外の優れた作品を表彰する、「第14回文化庁メディア芸術祭」の受賞作品が発表されました。数多くの応募作品の中から、アニメーション部門では「四畳半神話大系」が大賞に輝きました。同部門でテレビアニメ作品が大賞を受賞するのは、今回が初めてです。 ▽ http://plaza.bunka.go.jp/festival/ ▽ http://plaza.bunka.go.jp/festival/2010/animation/TheTatamiGalaxy/ アニメーション部門に応募された425作品の中から大賞に輝いた「四畳半神話大系」は、森見登美彦さんの同名小説を原作とするテレビアニメ。今年4月から7月にかけて、フジテレビのノイタミナ枠で放送されました。今回の贈賞理由について審査委員会は、「テレビ的制約を逆手に取
虫歯や歯周病などの原因菌をほぼ死滅させられる新たな殺菌法を、東北大大学院歯学研究科の菅野太郎助教らのチームが開発した。 治療機器の開発も進められ、画期的な治療法が数年以内に実用化できるとの期待が高まっている。論文は米国の代表的な薬学雑誌12月号に掲載された。 菅野助教らは、虫歯菌や歯周病菌など4種類の口腔(こうくう)内細菌と過酸化水素の水溶液に、目に見える波長のレーザー光を照射。強い殺菌作用のある物質「活性酸素」の一種を発生させ、3分以内に99・99%以上の菌を死滅させたという。人体への影響はないとみられ、治療が難しい歯周病の奥深い病巣を殺菌することなどへの応用が期待される。 研究チームは、精密機械製造「リコー光学」(岩手県)などと、過酸化水素水とレーザー光を同時に出す歯周病用の治療機器の開発を進めている。今年度中には動物実験を終え、2011年度以降に臨床研究に入る予定だ。
「山岸凉子のカテゴライズの夜は更けて…」は漫画家山岸凉子さんの今までの、そしてこれからのワークをサイバー上に記述したいと、一ファンである管理人が作成している全くの私設サイトです。しかしながら、私設サイトであるが故に、できるだけ正確なものを情報提供したいと日々邁進しております。 情報の追加・訂正は随時行っておりますので、情報漏れ、記載ミス等がございましたら、ぜひご連絡ください。
AFPによると、OECDが12月7日に公表した国際学習到達度調査(PISA=Program for International Student Assessment)結果で上海が世界のトップに立った。 国別のトップは韓国とフィンランドだが、初参加の上海が全科目で首位を独占した。 アジアのほかの国・地域も極めて良い成績を収めた。韓国は読解力部門で2位、数学で4位、科学で6位にランクイン。香港、シンガポール、台湾、日本も好成績だった。 OECDの教育専門家は「質だけでなく機会の平等も重視する教育思想がアジア大陸の成功をもたらした」と分析している。 西洋諸国の専門家が高く評価する教育システムを持つフィンランドは、欧州勢でトップの成績で、読解力部門で3位、科学で2位、数学で3位につけた。 また、報告書によると、すべての国で、女性の方が男性よりも読解力の成績が良く、その差は学校教育1年分だった。この
先日、田原総一朗さんが「メディアの主役はずっと新聞だったけど、80年代にテレビに主役を奪われた」って言われてて、「ほー!」と思った。 これ、私の年齢でさえ「そーいわれれば」って感じだけど、若い人なんてもっと「へっ?」じゃない? 新聞がテレビよりメジャーだった時代なんて知らないでしょ。 でも実は、NHKのテレビ放送開始が 1953年なのに対し、朝日新聞は大阪での発刊が 1879年、さらに「新聞は“かわら版”から始まった」とか言い出したらもっと古い。 田原さんが言うには、彼がテレビ界で働き始めた頃、新聞界の人はテレビを「どうせテレビなんか絵を映してるだけだろ」って小馬鹿にしてたらしい。 「絵を映してるだけ」って、今となっては何をどうバカにしてるのかさえよくわからない。 さらにおもしろかったのは、当時、記者クラブには新聞記者しかいなかったのだが、NHKがテレビで初めて記者クラブに入ったって話。
SERVICE インプレスR&Dは、電子書籍とプリント・オンデマンド(POD)技術を利用することで、デジタルファーストの次世代型電子出版プラットフォーム「NextPublishing」を開発。電子書籍と印刷書籍(紙の本)の同時制作、過剰在庫の解消を実現し、「持続可能な出版」をさまざまな形で提供しています。 一般には、専門的な書籍の発行や新しいテーマの企画は販売部数が限られ、収益を上げることが難しくなります。しかしインプレスR&Dでは、NextPublishingを使用することによりこのハードルを越えることが可能になりました。弊社は、優れた個人や組織が持つ貴重な知識・知見をもっと早く、もっとたくさん世に出したいと願い、積極的に企画・原稿を募集しております。
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