夢野久作の動画発見 80年前、父の骨つぼを抱え 2015年11月13日 03時00分 父の遺骨を抱いて旧博多駅のホームを歩く夢野久作の動画(杉山満丸さん提供)写真を見る旧博多駅のホームを歩く夢野久作の一行。ホームには右から「はかた」と横書きされた看板が見える(杉山満丸さん提供)写真を見る 福岡市出身の小説家、夢野久作(幼名杉山直樹、1889~1936)が、1935年に父親の政治運動家杉山茂丸の葬儀で福岡に戻った際の様子を撮影したモノクロ動画が見つかった。久作自身の動画は非常に珍しい上、現在地に移転する前の旧博多駅の様子もはっきり写り、郷土史を検証する面でも貴重な史料と言えそうだ。22日から福岡市博多区大博町の立石ガクブチ店である「夢野久作の童話展」で公開される。 動画を記録したフィルムは昨年、茂丸と親交の深かった筑豊の炭鉱主、中島徳松の子孫宅(東京)で発見。今年4月、DVDの形で、久作の孫
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