建築・土木業界では、景観検討や合意形成、営業活動に、実寸大で立体的に建物や土木インフラの3Dモデルを見られるVR(バーチャル・リアリティー)が使われ始めている。このとき“VR酔い”が起こってしまうと、せっかくのプレゼンテーションも逆効果になりかねない。その問題解決のコツは、グラフィックボードの選び方にあるのだ。VR酔いはなぜ起こるか、どんな製品を選んだらよいのかを世界的グラフィックボードメーカー、NVIDIA(エヌビディア)の田中秀明氏に突撃取材した。 “VR酔い”は0.02秒の映像遅れで起こる 3次元モデルで建物や土木構造物を設計するBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)による設計が普及する中、実寸大で立体的に3Dモデルを見られるVRによるプレゼンテーションに注目が集まっている。 しかし、BIM/CIM用の高性
![“VR酔い”を防ぐのに有効なQUADROシリーズとはBIM/CIM用のグラボ選びとの違いはこれだ(NVIDIA QUADRO)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/617d38614a9baad36f746c746215d233cc839da5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fieiri-lab.jp%2Fsuccess%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsites%2F3%2F20171117-NVIDIA-01-500x375.jpg)