脳波のゆらめきを美しく可視化?『データ彫刻』を創り出すメディアアーティスト「Refik Anadol」 ロサンゼルスを拠点に活動するトルコ人メディアアーティストのRefik Anadol氏。最新作となる「Engram : Data Sculpture for Melting Memories」では、脳波のデータセットから映像のパターンを創り出すなど、テクノロジーとアートの融合に挑戦している。 脳活動の変化を可視化 脳波のデータセットを使ったデータ彫刻作品「Engram : Data Sculpture for Melting Memories」は、短期記憶と長期記憶といった脳活動の違いから、幻想的な映像を創り出している。 6メートル×5メートル×3メートルという巨大な4K有機ELディスプレイを使用しており、その映像はまるで、質量を持つ物体のような立体感を表現することに成功している。Refi