前回は、音質が驚くほど変わる「シェルリード」や、100万円もする「トーンアーム」、針の要らない「レーザーターンテーブル」、時代を超えたパナソニックの往年のブランド「Technics」などなど、心がトキめくアイテムでたくさん試聴させてもらいました。 では、後半に参りましょう! 最初に気になったのが真空管オーディオアンプメーカー、上杉研究所の「UESUGI(ウエスギ)」ブランドのブースです。
125万件もの個人情報漏えいを起こした日本年金機構の事件について、セキュリティーの専門企業による詳しい分析が2015年6月16日に発表された。今回の事件では、「添付ファイルを安易に開くのが悪い。セキュリティーに対する知識が欠如している」との批判があるが、実際にはかなり巧妙な手口が使われており、ある程度パソコンの知識がある人がだまされても不思議ではなかった。 サイバー攻撃でもっとも多い手口は「標的型メール」。誰もが開けてしまう可能性がある 日本年金機構で起きた125万件の情報漏えい事件は、公的機関からの流出では史上最大のものだ。国民の重要な情報が漏れたとあって、大きな騒ぎになっている。 今回の情報漏えいは、「標的型メール」と呼ばれる添付ファイル付きのメールがきっかけとなった。一般に公開されている年金機構のアドレス宛てに5月8日に届いたメールがそれで、「厚生年金基金制度の見直しについて(試案)
この記事は「日経PC21」2015年6月号(2015年4月24日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。なお、価格の表記はすべて税別です。 PDFの文書や資料を編集したいが、「アドビリーダー」の機能では物足りない…。そんな経験はないだろうか。例えばPDFに画像を挿入したり、「しおり」を作成したりといった機能は、無料の「アドビリーダー」にはない。 今回紹介する「フォックスイット Jリーダー」は、そんなかゆいところにも手が届くPDF編集ソフトだ(図1)。画像挿入やしおり作成だけでなく、画像ファイルやクリップボードのデータを直接PDFに変換できるなど、作成関連の機能も充実している。 図1 「アドビリーダー」以上に機能が豊富なPDF編集ソフト「フォックスイット Jリーダー」。JPEG画像からのPDF作成、画像の挿入、「しおり」の作成など、きめ細かな機能が使える。ソフト
部屋に格好のいいグリーンが1つあるだけで、雰囲気がふわっと和らぐ。住む人のうるおいを感じる。「インテリアグリーン」と呼ばれる観葉植物だが、このジャンルにも流行があるのをご存じだろうか。 女性客が圧倒的に多い園芸市場で、4~5年前から需要が増えているのが「仕立物」(したてもの)だ。苗木の段階で葉を落とし、盆栽のように1点ずつ、幹にワイヤーをかけて曲げて育てる。観葉植物といえば、ひと昔前までは「葉が茂ったボリューム」が好まれたが、今は葉のボリュームよりも「カーブのついた面白い枝ぶり」が人気を集めるという。 花苗のトレンドは、省スペースで楽しめる「寄せ植え」 観葉植物にも流行り廃りがあるんだろうか?と思い、取材に訪れたのは東急田園都市線二子玉川駅近くにある園芸店、「プロトリーフ ガーデンアイランド玉川店」(東京・世田谷区)。同店の利用客は主にファミリー層で、8割方が女性客。初心者でも育てやすく、
メッセージを書いてからくるっと丸めると楽器の形になるメモ「ku・ru・ru gakki series」が話題だ。ピアノ、バイオリン、ギター、サキソフォン、クラリネット、トランペットの6種類があり、販売元のペーパリー(東京都新宿区)によると、2014年11月の発売後、小学生からファミリー、中高年まで幅広い層に売れているという。 同社は紙をインテリアにするというコンセプトの「カミテリア」ブランドを2010年に設立。折る、丸める、結ぶなどして紙を立体のオブジェや箱のようにするメモ用紙を出してきた。「カミテリアのメモは立体になるとメモの文字が隠れるという実用性があり、“特別なメッセージをときどき開いて見られるのが良い”“もらった相手が飾ってくれているのがうれしい”と好評です」(同社広報担当者)。 形はこれまで小鳥や猫など動物中心だったが、ユーザーの要望に応え、楽器が登場。1枚の紙で楽器の形を再現す
英国では、5月から7月を「ザ・シーズン」と呼び、英王室も出席される競馬「ロイヤル・アスコット」やテニスの「ウインブルドン選手権」など、ロンドンとその近郊を舞台にアッパークラスの人々が集うさまざまな社交イベントがこの時期に繰り広げられる。ザ・シーズンの幕開けイベントとして知られるのが、毎年5月にロンドンで開催される「チェルシー・フラワーショー」だ。 ガーデニングが国民的ボビーと称されるこの国で、チェルシー・フラワーショーの季節は街全体が大いに盛り上がる。BBCは会期中5日間に渡りイベントの模様を頻繁にテレビで中継し、ガーデンニングの最新トレンドや注目のデザイナー、同イベントに訪れたセレブリティーたちのコメントに至るまで、園芸に関するありとあらゆるトピックスをリポートする。
「必要なファイルやフォルダーを間違えて消してしまった」とか、「カタッ、カタッと異音がする」とか、「特定のファイルの読み書きができなくなった」など、HDDに関するトラブルは多い。かくいう筆者も、「チェルノブイリ(W32/CIH)」と呼ばれるコンピュータウイルスにHDDをクラッシュされてしまったことがあるし、原因不明のトラブルでHDDが認識されなくなり、保存していた写真や動画がすべて読めなくなってしまったこともある。何度もそんな憂き目に遭ってきた筆者が、最近遭遇したのが「SSD(Solid State Drive)のクラッシュ」だ。 HDDのクラッシュは、大きく「論理障害」と「物理障害」の2つに分かれると言われている。論理障害はデータを書き込んだ場所を管理しているファイルシステムが破損したことによってデータが読み取れなくなるというもの。物理障害は外部からの衝撃や強い磁力などによって、データの一
4Kシアターでシスティーナ礼拝堂の臨場感を味わうミケランジェロ展 2013年、日本の美術ファンを最も驚かせたのが、ルネサンス三大巨匠のそれぞれの美術展が開催されたことではないだろうか。16世紀に同時期にイタリアで活躍したラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、そしてミケランジェロ。時間差はあっても日本で3人の天才の絵画や素描、彫刻などを見比べることができるまたとない年となった。 その取りを務めるのが、ミケランジェロ。「システィーナ礼拝堂500年記念祭記念 ミケランジェロ展ー天才の軌跡」が、11月17日まで国立西洋美術館で開催中だ。 ミケランジェロが15歳のころに製作した現存する最初の作品の『階段の聖母』、最晩年の木彫『キリストの礫刑』、確かなデッサン力をみせつける素描『クレオパトラ』などは、見逃せない作品だ。 ただし、もっと油絵や彫刻などの完成品の展示を期待したいところだが、もともとミケラン
2013年9月25日にユニバーサル ミュージックが発売する、プラチナSHM仕様のロック/ソウル名盤。写真のザ・ローリング・ストーンズ「メイン・ストリートのならず者」(左)「刺青の男」(中央)、スティーリー・ダン「彩(Aja)」(右)のほか、ザ・フー「フーズ・ネクスト」、デレク・アンド・ザ・ドミノス「いとしのレイラ」、オールマン・ブラザーズ・バンド「フィルモア・イースト・ライヴ」、クイーン「オペラ座の夜」、ダイアー・ストレイツ「悲しきサルタン」、スティーヴィー・ワンダー「トーキング・ブック」、マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」の計10タイトルが発売される 音楽はデータ、クラウドでという人も激しく増えているが、同時に、やっぱり良い音でパッケージとともに楽しみたい人が減ることはない。 世界64カ国・1400以上のレコード会社やレコード業界団体などを会員に持つ国際組織、FPI(国際レコー
ソニーミュージックグループのZeppライブエンタテインメントが、海外展開を本格化する。日本のアイドルグループが出演したライブイベント「Kawaii POP Festival -supported by @JAM-」を2013年5月に香港で開催したのを皮切りに、アジアで開かれる音楽イベントに出資するなどして海外事業を拡大する。これまで国内で展開してきたイベント事業やホール運営のノウハウを海外でも広く展開する狙い。今後はライブハウスであるZeppをシンガポールや台湾にオープンし、ホール事業もアジア各国に展開する構想だ。代表取締役の杉本圭司氏にその狙いを聞いた。 ――4カ国で開催される音楽イベントへの出資を発表した。 「5月に開催された香港の『Kawaii POP Festival -supported by @JAM-』は、新たなアイドルイベントとして企画したライブだ。『でんぱ組.inc』『ア
「アマゾンは本当に安いのか?」この疑問を解決するために、編集部ではある“実験”を試みた。そこから浮かび上がってきたのは、我々の想像をはるかに上回るアマゾンの異常な値動き。ここではその一部を紹介したい。「日経トレンディ」4月号(3月4日発売)の巻頭特集「楽天、アマゾン、ヤフーを使い倒す!」では、ネット通販の「3強」を徹底分析し、攻略テクニックなどを網羅した。 今年2月に、日本での年間売上高が約7300億円(78億ドル、2012年12月期)であることが明らかになったアマゾン。楽天は流通総額こそ年間1兆4460億円だが、売り上げ自体は店子からの手数料中心のため、同期の売上高は4434億円にとどまる。アマゾンの直販スタイルの強さが、改めて認識されたことになる。 自ら大量に商品を仕入れ、巨大な物流倉庫から原則無料で配送するアマゾン。スケールメリットを生かした直販スタイルで、消費者の間にも徐々に「アマ
毎日、何かしら送られてくるメールマガジン(以下、メルマガ)。スパム扱いされるものも多いなか、購読料を支払って読む「有料メルマガ」の購読者数が伸びている。 メルマガ配信最大手の「まぐまぐ」(京都府京都市)では、2010年1月の時点で2万5000人だった有料メルマガの購読者数が2012年12月現在は約7万5000人と、この3年間で約3倍に増えている。 ブログなどと違ってメールで届くため、「わざわざ見に行く必要がない」「著者に親近感が湧く」「PCだけでなく、ケータイやスマートフォン、タブレット端末でも読むことができる」などの理由もあるが、それは無料メルマガにも言えること。無料の画像や動画情報がネット上ではんらんする今、テキスト情報のみのメルマガを「有料でも読みたい」という人が急増しているのはなぜか。 10年以上続いている有料メルマガも まぐまぐは2001年8月から有料メルマガ配信システム「まぐま
毎分72時間の動画がアップされ、1カ月の動画再生時間が40億時間を超える世界最大の動画共有サイト「YouTube」。アーティストや企業が宣伝の一環として活用したり、一般の人が日常生活を動画で公開するなどさまざまな動画が集まっている。 海外では素人がYouTubeに自分の歌やダンスを投稿し、それをきっかけにスターに上り詰めた人もいる。カナダ出身のシンガー、ジャスティン・ビーバーはYouTubeから生まれた大スターだ。そのほかにも自分の特技を定期的にアップロードし、広告収入を得て生計を立てている人もたくさんいる。動画投稿者は「ユーチューバー」と呼ばれ、人気ユーチューバーともなると、その収入は驚くほどの額となる。 YouTubeで生計を立てている人が利用しているのがグーグルの「YouTubeパートナープログラム」だ。チャンネルや動画に広告を掲載すると広告収入の一部をもらえる仕組みだ。グーグルは日
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