どの作家さんもそうだったろうと思うけど、初めて自分の本が書店で売られたときは、不安でしかたなかった。 担当編集さんの「評判いいですよ」の一言に舞い上がったり、ネットの批評に落ち込んだり。近所の本屋さんに、日に何度も足を運び、平積みされている冊数を数えたり、立ち読みしている人のうしろから「買いたくなれ~」と念力を送ったり、自分の本を目立つ場所へこっそり移動したり。 今では、お蔭様で何冊も自分の本が出ているので、少しは平静を装えるようになってきた。 ・・・はずだったけど、今回はそうもいかない。 「プチクリ」は、僕にとって新境地開拓の本だから。 今回の本、ターゲットど真ん中は、実はニートやフリーターと呼ばれる人たち。 ヒットしたドラマや、ヒットしてる曲ばかり追いかける人たち。。 マンガは、コンビニでジャンプやマガジンを立ち読みするだけでOKの人たち。 ネットを見ることがあっても、自分でブログを開