前回の記事: 技適マークつき BLE パケットスニファを入手する BLE の通信プロトコルは複雑ですが、パケットの内容を適宜精査すれば 座学的な情報の向こう側にある実像を捉えることが可能となるでしょう。 パケットスニファを使って実際に BLE 機器間の応酬を追ってみました。備忘をかねて以下に情報を控えます。題材には低価格で出回っているありふれた Anti-Lost 系 BLE デバイス A を選びました。この小さなデバイスには LED・ブザーと押しボタンスイッチが実装されており、対向スマホアプリとの間で双方向のやりとりが可能なつくりになっています。 操作内容 デバイス A と Android 端末を使って以下の操作を行いスニファで BLE パケットのログを採取しました。 デバイス A の電源を入れる Android 端末上の対向アプリからデバイスを探索しデバイス A との接続を確立 アプリ
![BLE デバイス間の通信内容をパケットレベルで読み解いてみる : DSAS開発者の部屋](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a1fa298c364b88f62f5fc042218f9a5f04291076/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fklab_gijutsu2%2Fimgs%2Fa%2F1%2Fa1397910.jpg)