大久保と中野に挟まれ、長らく無色透明な印象だった東中野。しかし、今この街が少しずつ色彩を帯び始めている。JR東中野駅の西口を出てすぐ、角地に建つビンテージビルの赤いドアを頼りに4階まで上がると、独立書店「プラットフォーム(platform)3」がある。 Photo: Kaoru Hoshino入り口付近にはグッズや絵本が並ぶ 同店は、アジアを中心とした2000冊以上もの書籍や雑誌などを販売する「ロンリネス ブックス(loneliness books)」のオーナー・潟見陽と、ZINEの制作をはじめ、アイデンティティーを表現する人々によるパーソナルなZINEを集める出版レーベル「(TT)プレス(press)」の丹澤弘行とともまつりかの2人が共同運営する、独立書店兼オルタナティブスペースだ。 Photo: Kaoru Hoshino店内に置かれたZINE 店名は、ソウルにあるホンデ駅の上にあるク
