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ブックマーク / blog.slndesignstudio.com (8)

  • ミュージックビデオとリップシンク - SLN:blog*

    最近MonkeyMajikの「桜」という曲のPVを見て、「歌詞の内容やリップシンク(口パク)によって楽曲と映像がゆるやかに手をつなぎつつ、斜め上の世界観をぶつけることによってその差異を面白がる」という手法がかなり好きだということに気がついたのでざくっとまとめてみた。 企画自体は「桜」→「桜吹雪」というところでつなげてきたんだと思うんだけど、「青い目の遠山の金さん」という斜め上の感じが素敵だ。とにかくこのPVの素晴らしいところは、アイデアだけじゃなくて、ちゃんと映像のぼやけや色合いを、夕方にテレビでちらっと見ちゃう「遠山の金さんのあの感じ」にキッチリあわせてることにつきる。これを今風のカリッカリのハイデフなトーンにしてしまったら一気に寒いものになっていたと思う。(主な理由は元ネタから遠くなる分意味が分からなくなるから) このPVを見て真っ先に思い出したのは、TMRevolutionの「魔弾」

  • ゲームと音の話 - SLN:blog*

    中古ファミコンショップでファミカセ大人買いしたり、ドキドキしながらエミュレーターで遊んだりしたファミコンやメガドライブといった昔のゲームも、今やWiiのバーチャルコンソールなんかでばしばし遊べちゃう時代。あらためて昔のゲームに接する機会も増えて来て思うのは、「やっぱりよくできてんなあ」という事。技術進歩でウェブでもちょっと前のゲームならほとんど同じことができてしまうような昨今、一昔前のゲームのノウハウにふれてみると新しい発見があるかもしんない。やっぱりみんな、一番最初に「インタラクション」を強く意識したのってファミコンなんじゃないかなあと思うわけですよ。今モノつくってる人たちにあのカクカクのドット絵のトラウマが無いなんていわせないぞ!というわけで、今回はネットに散在する昔のゲームアーカイブなんかを眺めながら、今回はざっくりと昔のゲームの「音」に焦点をあててダラダラと連想ゲーム的に書いてみ

  • グッドデザイン大賞にテレビ番組 - SLN:blog*

    今年の「グッドデザイン大賞」は“形のないもの” 公開投票の結果、松下のデジタルオーディオプレーヤーとNHK教育テレビの子ども向け番組がわずか31票差で決選投票へ。そして最終的に、NHKの「ドレミノテレビ」と「にほんごであそぼ」が大賞に輝いた。「形のないものがデザイン大賞を受賞したのは初めて。(選考の)枠が1つ外れ、広がったともいえる」(喜多委員長)。 そういえばにほんごであそぼ、って佐藤卓さんが関わってるやつか。面白い結果だ。 関連記事 Good Design Award 2004 ゲームソフトがグッドデザイン賞

  • プレゼン 2.0 - SLN:blog*

    仕事柄プレゼンをしたりされたりする機会がちょこちょこあるのだけど、紙にぽつぽつとキーワードだけ並べた高橋メソッド的なものや、デザイン的にかなりつくりこんだパワポや、あるいはプレゼン資料をそのままswfでつくってる人もいたり、十人十色で面白い。 昔の会社のボスが「プレゼンはプレゼントだ」と言っていて、なるほどなーと思ったものでした。プレゼントをポーンとそのまま渡すのもまあ、いいけど、渡され方に演出があったらもっとうれしいよね。 今回は別にプレゼンのコツとか、そういうGTDとかなんとやらhack的なお話ではなくて、パワーポイントでやるような、スライドショーで言葉の内容を視覚化するという表現からはじまって、映像的な表現に着地してしまったようなもの。スライドショーという静止画と映像の中間である表現手法が、映像に近づく瞬間。そんな感じのものをいくつか紹介。もしかしたら新しいプレゼンメソッドのヒントが

  • 歌詞の視覚化 - SLN:blog*

    PVなどで映像を視覚化する方法としては、多分いくつかのアプローチがあるような気がしていて、一つは以前音と映像の関係を巡る12 (1)、(2)で紹介したような、音色やリズムといった音そのものの構造に注目して、「音そのものを視覚化する」というのがある。これがもう一段階具体的になっていくと、「歌詞を視覚化する」というアプローチが見えてくる。歌詞の内容を再演するようなドラマ仕立てのPVを良くみかけるけど、あれも「歌詞を視覚化する」というアプローチでつくられたものだよね。今回紹介するいくつかの映像は、そういった歌詞=ドラマを再演する、というものではなくて、歌詞を単語や文字まで還元して、映像化してみるという、ちょっとかわった視点でつくられている。 Distorted Minds feat. Juice Aleem / Hexstatic Dir. Hexstatic 音と映像の関係を巡る〜でもPVを

  • typo pinup girls - SLN:blog*

    Epica Awards How do you reach lots of agency creatives when you've got a tiny budget? Put your message on something they stare at all day long: the wall. というわけで古くからよくつかわれる広告+ピンナップという手法を書体を販売する会社がやるとどうなるか、という例。 BODONI, UNIVERS, GILL SANS, FRANKLIN GOTHICといった往年の名書体で構成した「ピンナップガール」。名前がそれぞれ書体の名前になっていて面白い。ミスユニバースとは、このことか! 補足:Fashion Blog: ピンナップ [Pinup]

  • 音と映像の関係を巡る12本 (2) - SLN:blog*

    いろいろ難しいことを考えるのもいいし、単純に楽しむのもアリ。 音と映像の関係について考えるための映像集その2 ■映像→音 シンクロミー Dir.Norman McLaren またしてもノーマン・マクラレン。これぞAudioVisualの記念碑的作品といえるのでは。昔のフィルムのオーディオレイヤーに直接落書きをする事で曲をつくっている。オーディオレイヤーをフィルム部にコピーして同時に映像も生成。映像がまるで、シュトックハウゼンの"STUDIE II"の譜面みたいに見えるのは偶然ではないと思う。音と絵/映像の関係を考える上で、図形譜面はものすごく重要。 Groove Tube Dir.Ken Shapiro リップシンクロのお手のような作品。議会様子を軽快なスキャットにのせて。1974年の作品。映画が始まる前に余興的にながされていたものらしい。 Amature Dir.Lasse Gjert

  • 音と映像の関係を巡る12本 (1) - SLN:blog*

    いろいろ難しいことを考えるのもいいし、単純に楽しむのもアリ。 音と映像の関係について考えるための映像集。 ■音→映像 色彩幻想 Dir.Norman McLaren ノーマン・マクラレンの傑作「色彩幻想」。1のフィルムを大きなキャンバスとしてフィルムに直接ペイントすることで制作された映像。ハイテンポのジャズと色彩の融合を試みている。質感だけで話をすれば、"mmm... skyscraper i love you"の時期のtomatoの映像とかに痺れてた人なんかはすんなり入ってくるのでは?これだけトンガっていて、なんと1949年の作品。 (※youtubeの映像は画質も悪いし、微妙に音と映像がズレていて台無しなので、今までに見た事が無い方は、ぜひDVDを見てほしい) Star Guitar - Chemical Brothers Dir.Michel Gondry 四つ打ちの曲を聴きながら

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