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ブックマーク / wiredvision.jp (42)

  • 憂鬱と「深い思考」の関係:研究結果 | WIRED VISION

    前の記事 プレステ携帯『Xperia Play』ハンズオン 憂と「深い思考」の関係:研究結果 2011年5月23日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer Image: Jacob Bøtter/Flickr 的な状態で悩む人は、全人口の約7%にものぼるとされる。すべてから引きこもり、正常な欲を失い、睡眠もままならない。何もしなくても疲れ、死について頻繁に考えるような状態になる。そういった人たちは、思いがけず多いのだ(これに対して、例えば統合失調症に悩む人は、人口の1%以下だ。) 精神医学では、しばらく前から、「抑うつ的反芻」(rumination)を危険な精神的習慣とみなすようになった。反芻とは牛などが消化のために何度も繰り返し胃から口に戻して噛むことだが、抑うつ的反芻とは、同じことをくよくよといつま

  • 放射性廃棄物を巡る問いかけと印象的な映像:『100,000年後の安全』 | WIRED VISION

    放射性廃棄物を巡る問いかけと印象的な映像:『100,000年後の安全』 2011年4月15日 環境メディア コメント: トラックバック (0) フィード環境メディア 配給のUPLINKが元々今秋に公開を予定していたドキュメンタリー映画。福島第一原子力発電所の事故後、原発や放射能への関心と懸念の高まりを受け、急きょ4月2日に前倒しして緊急公開した。4月16日(土)から渋谷アップリンク、ヒューマントラストシネマ有楽町、吉祥寺バウスシアター、横浜ニューテアトルで拡大公開されるほか、他の道府県でも順次公開が予定されている。 日と同様、原発推進国であるフィンランド。同国オルキルオトでは、地層処分という方法により、高レベル放射性廃棄物を貯蔵する世界初の地下施設の建設が始まった。この施設「オンカロ」(フィンランド語で「隠れた場所」という意味)は22世紀に完成し、一定量の廃棄物を受け入れた後に封印され、

  • 「ネットの匿名性」と、「監視網になったSNS」 | WIRED VISION

    前の記事 「Twitterでの自分の重要度」を測定するウェブサイト 絶びゆく蝶の画像ギャラリー 次の記事 「ネットの匿名性」と、「監視網になったSNS」 2009年6月24日 Natania Barron 「ネットの世界」地図。Image: xkcd 画像をクリックすると拡大画像が見えます 確かにあなたには、Twitterで300人ものフォロワーがいて、Facebookでは500人を超える知り合いがいるかもしれない。だがそのうち、実際にやりとりをしたことのある相手は何人いるだろう? 関係を築いているのは何人だろう? そしてたぶんいちばん重要なのは、それが、オンラインでの自分をどう演出するかということに、どんな変化を与えているかということだ。 というのは、もう認めざるを得ないだろうが、匿名性の自由が消え去りつつあるからだ。かつてインターネットは巨大な砂場だった。われわれは動きまわり、しゃべり

    solailo
    solailo 2011/03/03
  • ある「共感」 | WIRED VISION

    ある「共感」 2011年2月22日 カルチャーメディア コメント: トラックバック (0) フィードカルチャーメディア (これまでの 小田切博の「キャラクターのランドスケープ」はこちら) 先月、つまり2011年の1月に、アメリカの大学でコミックス研究をしているちょっと変わった日人研究者、鈴木繁が日に里帰りしていて、マンガ学会の海外マンガ交流部会の主催で彼の話を聞く小規模な集まりがあった。 私は鈴木と2009年末に京都でおこなわれた国際学術会議「世界のコミックスとコミックスの世界――グローバルなマンガ研究の可能性を開くために」(鈴木と私の論考を含む、この時の発表を元にした論集が現在ダウンロードできる)で知り合った。以来、国内のマンガ研究者、批評家に対してはほとんど抱くことのないタイプの共感を勝手に持っている。 この「共感」は「自分の抱く問題意識が周囲の無関心によって問題意識としてすら理解

  • 成功する起業家の秘密:人間関係の研究 | WIRED VISION

    前の記事 日産『サニー』の電気自動車、『GT-R』に勝利(動画) 成功する起業家の秘密:人間関係の研究 2010年8月 6日 サイエンス・テクノロジーワークスタイル コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジーワークスタイル Jonah Lehrer 社会的ネットワークのダイアグラム。画像はWikimedia 「人が自分と同質な人と集まる現象」は自動的に起こる。われわれが作る社会的なネットワークは、ほとんどが自分に似た人で構成されている。 2007年、コロンビア大学のPaul Ingram教授とMichael Morris教授が、会社経営者を対象に研究を行なった。経営者らをカジュアルなカクテルパーティに招待し、初対面の相手と交流するよう促したのだ。 このパーティーにおいては、参加した多くの経営者たちが、「自分とは異なった人にできるだけたくさん会う」という目標を持って

  • 組織とストレス:「自由裁量の度合い」が寿命と関係 | WIRED VISION

    前の記事 「Googleマップで国境紛争」が連発 組織とストレス:「自由裁量の度合い」が寿命と関係 2010年11月 9日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 1917年の米国ニューオーリンズの会社。画像はWikimedia ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(UCL)の疫学および公衆衛生学教授Michael Marmot氏は、過去25年間にわたって、ホワイトホール研究の指揮にあたってきた[ホワイトホールはロンドンの官庁街。英国政府を指す名称としても用いられる]。 ホワイトホール研究とは、1967年から、ロンドン中心部で働く約2万8000名の男女を対象に行なわれている、大規模な縦断的研究(同一の対象者を長期にわたり継続的に調査する研究)だ。同研究が注目に値する点は、その均一性にある。被験者は全員が英国

  • 虚構が現実を侵食する「代替現実」ゲームが人気 | WIRED VISION

    虚構が現実を侵する「代替現実」ゲームが人気 2004年10月21日 コメント: トラックバック (0) Daniel Terdiman 2004年10月21日 13日(米国時間)に行なわれた米大統領選の第3回テレビ討論会のあと、テレビ画面の背景には、支持者たちが掲げるブッシュ=チェイニー陣営あるいはケリー=エドワーズ陣営応援のプラカードに混じって、1枚の場違いなポスターが映し出されていた。にっこり笑った蜂(写真)をマンガで大きく描いたものだ。 同日夜、米CNNで討論会を見た人のほとんどは、おそらくこのポスターに気づきもしなかっただろう。しかし、『I Love Bees』というゲームの愛好者たちには、討論会の会場となったアリゾナ州立大学にいる同ゲームのプレイヤーたちからのメッセージだと分かったはずだ。 最近、「代替現実」と呼ばれるジャンルのゲームが人気を集めつつあるが、その中でも最も新しく

    solailo
    solailo 2010/02/03
  • ビデオゲーム戦略で18カ月に68kg減量:17歳の指南本が話題に | WIRED VISION

    前の記事 数式を使って「個性」を判別:絵画贋作判別の新手法 スピード違反に2900万円の罰金:スイス 次の記事 ビデオゲーム戦略で18カ月に68kg減量:17歳の指南が話題に 2010年1月19日 Gus Mastrapa 米国ジョージア州に住むTaylor LeBaronくん(上の写真)は、14歳のときに、ビデオゲームへの情熱を、野心的な体重減少プログラムに向けることに成功した。このおかげで彼は、18カ月で68キログラム落とすことに成功したのだ。 彼は、『Wii Fit』(日語版記事)を利用したのではない。良い生活と運動を動機づける『究極のフィットネス・ゲーム』システムを考案したのだ。 LeBaronくんは現在17歳で、スリムな体型を維持している。彼は新著『体重を半減:68kgを1バイトずつ』(Cutting Myself in Half: 150 Pounds Lost One

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    solailo 2010/01/19
  • 米国でも『少年ジャンプ』が人気 | WIRED VISION

    前の記事 『CES2010』動画レポート 最も検索される車は『ホンダ・アコード』:米国サイトの調査 次の記事 米国でも『少年ジャンプ』が人気 2010年1月 7日 Corrina Lawson 筆者の長男は、学校で配られるブッククラブの小冊子『Scholastic Book Club』に掲載されている一覧を見て、『Shonen Jump』(少年ジャンプ)を購読したいと私にせがんだ。長男が少年ジャンプを講読し始めて今年で4年目になるが、今だに毎月、この雑誌の発売日には、郵便箱を楽しみにチェックしている。 彼は、米国のスーパーヒーローものコミックも好きだが、米国のコミックよりも日由来のマンガの方をはるかによく読んでいる。この傾向は彼だけのものではない。屋の棚を見ると、少年ジャンプと米国のコミックでは、売り上げに違いが出ていることがよくわかる。米国コミックのほうが、流通経路は多いのだが。 少

  • 「みんなでゲームを創る」Webサービスが登場、巨大RPGの可能性も | WIRED VISION

    「みんなでゲームを創る」Webサービスが登場、巨大RPGの可能性も 2010年1月 7日 ゲーム好きが集まってコラボしながら新しいゲームを開発できるWebサービスが登場した。開発からプレイまで、全てWebブラウザ上で完結するためOSやソフトに依存せず、PCとインターネット接続環境があれば、誰でも参加できるのが特徴だ。現在、試験運用が行われている。 ゲーム制作Webサービスの名称は『Rmake』。“平凡なエンジニア”を自称するakasata氏が中心となって開発が進められている。エンターブレインが販売しているゲーム制作ツール『ツクール』シリーズなどと似ており、キャラクターやマップ、音楽、効果音などの素材データを組み合わせ、これらをスクリプトで制御して、“組み立てる”仕組みだ。 ユーザーが作成した素材は、他のユーザーと共有可能で、全部をはじめから自分でやるより簡単に開発ができる。また、気軽に質問

  • あらゆるポーズが可能な"素体"フィギュア 可動部分は80カ所 | WIRED VISION

    あらゆるポーズが可能な“素体”フィギュア 可動部分は80カ所 2009年12月 2日 Infostand さまざまなポーズをとれる可動フィギュアはマニアの間で人気だが、関節の曲がりに限界があって、思うようなポーズにならないことも多い。少女型素体フィギュア『S.F.B.T-1』は、この点を改善し、80カ所もの可動部分で人体の自然な動きを忠実に再現した。そして実になまめかしい、あやしい魅力を持っている。 「S.F.B.T-1(サフビット1)」は「Special Fullaction Body Type-1」の略で、6分の1スケールのデッサン用“可動素体”人形だ。人体の動きの流れを美しく表現することを追求し、従来のデッサン用素体(ポーズ人形)やアクションフィギュア、球体関節人形(カスタマイズドール)のいずれとも異なる。 全身206ものパーツをハンドメイドで組み上げた精巧な作りで、屈伸や胴体のひね

  • 男は女よりマニュアルを読まない:技術サポートの調査結果 | WIRED VISION

    前の記事 壁体よりも強い「ケブラーの壁紙」(動画) NASAよりずっと面白い「ロシア宇宙飛行士のブログ」 次の記事 男は女よりマニュアルを読まない:技術サポートの調査結果 2009年11月19日 Jacqui Cheng われわれは皆、なじみの固定観念を持っている。男性は道に迷っても人に聞きたがらず、女性はおしゃべりで、マニュアルを読む人などいない、というものだ。そして、英国を拠点とするテクニカルサポート・サービス企業Gadget Helpline社が提供した最新のデータによると、こうした固定観念のいくつかは真実のようだ。同社の報告書は、テクノロジーの扱いとサポートの助けを求めることについて、男性と女性の違いに関するショッキングな事実を明らかにしているのだ。 Gadget Helpline社が2009年の9月から10月までの間に受けた7万5000件の電話を分析したところ、ホットラインに電

  • 自然と人間の魔法:『崖の上のポニョ』レビュー | WIRED VISION

    前の記事 LEGOブロックで町を修復するプロジェクト アンキロサウルス「しっぽの威力」をCTスキャンで実証 次の記事 自然と人間の魔法:『崖の上のポニョ』レビュー 2009年8月27日 Scott Thill 人間の男の子を好きになったさかなの女の子のシンプルな物語である『崖の上のポニョ』。その生き生きとしたアナログ映像は、他のアニメ映画に見られるデジタル画像に勝っており、CGIは、芸術的な心をどこかに置き忘れてしまうと、深いウサギの巣穴を転げ落ちてしまうということを示している。 宮崎駿監督がハンス・クリスチャン・アンデルセンの『人魚姫』をヒントにして制作したこの新作映画は、米国で14日(米国時間)に公開された。ほとんどの宮崎作品がそうであるように、同監督の環境意識が蒸留された形で表現されている。 アカデミー賞も受賞した宮崎監督は、これまで一貫して、人間と環境の間に存在する、大災害につなが

  • 松本人志の映画『大日本人』、米国で話題に | WIRED VISION

    前の記事 新分類された奇妙な生物10種 史上初の速度違反逮捕は「1899年の電気自動車」:初期自動車の歴史 次の記事 松人志の映画『大日人』、米国で話題に 2009年5月29日 Hugh Hart 今年最も奇妙な怪獣退治は、大きな予算が費やされたハリウッド映画とは関係なさそうだ。日のインディーズ映画『Big Man Japan』(日語タイトルは『大日人』)が話題なのだ。 企画・監督・主演は松人志氏(リンクは英語Wikipedia)。怪獣と闘う主人公の苦闘や災難がドキュメンタリー風に描かれるモキュメンタリーだ。主人公は、日を怪物から代々防衛している家に生まれ、6代目として活動しているが、国民からは迷惑がられている。電気を受けると3階建てのビルの大きさになる。その変身も奇妙だが、怪獣がやってくるともっと奇妙になってくる。 さまざまな種類の怪獣は、視覚効果担当のHiroyuki

  • 専門家のアドバイスで、脳は「思考停止」 | WIRED VISION

    前の記事 Googleストリートビュー撮影チームを撃退:英国の住民 専門家のアドバイスで、脳は「思考停止」 2009年4月 6日 Brandon Keim 青は「メッセージがない時」、オレンジは「メッセージがあるとき」にそれぞれ活性化する部位。Image: PLoS ONE 金銭に関わる選択を行なう人の脳をスキャンした研究から、専門家からアドバイスを受けると、意思決定をつかさどる脳の部位がしばしば活動を停止することがわかった。 このことの問題点は、もちろん、専門家のアドバイスが的確でない可能性があることだ。 「専門家のアドバイスがまったく道理にかなわない場合でも、行動に影響することを確認できた。まるで自分自身の価値判断を行なっていないかのようだ」と、研究論文の執筆者の1人であるエモリー大学の神経科学者、Greg Berns氏は述べている。 Berns氏は神経経済学という学問分野を研究してい

    solailo
    solailo 2009/04/06
    予備研究
  • 利己主義と裏切りが支配する世界に「協力」が生まれる条件は:シミュレーション実験 | WIRED VISION

    前の記事 硫化水素がバイアグラに代わる新薬に? 利己主義と裏切りが支配する世界に「協力」が生まれる条件は:シミュレーション実験 2009年3月 4日 Brandon Keim この絶望的な時代に、科学が一筋の希望の光を届けてくれた――自分位にふるまう者が得をする世界でも、助け合いは生まれ、そして広まるというのだ。 たとえそれがコンピューター・シミュレーションの世界でも、明るいニュースなら何だって大歓迎だ。 「利己主義と裏切りが支配するノイズ[一部の行動にわざと誤解を生じさせる要素]に満ちた世界で、突如として協調行動が発現し、優勢になることを確認した」。スイス連邦工科大学の社会学者、Dirk Helbing氏とWenjian Yu氏は、2月23日(米国時間)に『米国科学アカデミー紀要』に発表した論文でこのように述べている。 Helbing氏は、サッカー場のファンから交通渋滞までを対象に、群

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    solailo 2009/03/05
  • マンガと海外 | WIRED VISION

    マンガと海外 2009年2月27日 (これまでの 小田切博の「キャラクターのランドスケープ」はこちら) ちょっと年頭からゴタゴタしてしばらく間が空いてしまった。 リハビリ代わりに少し軽い話を書いておこう。 1月の半ばふたつほど海外のマンガに関するシンポジウムが京都で重なってあり、ちょっと聞いておきたかったのでいってきた。ふたつともおもしろいことはおもしろかったのだが、例によって埒もないことをいろいろ考えさせられた。 ひとつは国内でのマンガ研究というものがまだ形成過程にあるんだな、という単なる感慨だったのだが、もうひとつは日人がマンガというものを通して海外を語る際にいつも感じる一種の恣意性とそれに対する諦めのようなものについてだ。 ふたつあったシンポジウムのうちひとつはテーマそのものが「フランスのマンガ(バンド・デシネ)」についてのものだったから当然そんなことはなかったが、もうひとつのシン

  • ヨーロッパ人が忙しくない3つの理由 | WIRED VISION

    ヨーロッパ人が忙しくない3つの理由 2008年2月25日 社会ワークスタイル コメント: トラックバック (6) (これまでの 藤井敏彦の「CSRの質」はこちら) 前回、マクドナルドの裁判を足がかりにして、管理職の範囲の問題や忙しさなどについて浅知恵を巡らしてみました。それにしてもですね、なんで日人はこんなに疲れているのでしょうね。ワタシの勤め先はかつて通常残業省などと揶揄されたりしたところですが、今もあんまり状況は変わっていないです。 しかし、ブラッセルに赴任して欧州委員会の官僚を相手に仕事するようになった時、いや驚いたのなんのって。彼らの優雅なこと!昼は2時間かけてランチ。6時にはオフィスは無人状態。夏は一ヶ月間バカンス。おまけに給料ははるかに多い。ワタシ心に誓いました。来世も役人やるとしたらヨーロッパ人に生まれて欧州委員会に勤めようって。 ということで、当然のこととして何が彼我の

  • 学校は何のための装置か〜教育をめぐる経済学 | WIRED VISION

    学校は何のための装置か〜教育をめぐる経済学 2008年2月 4日 経済・ビジネス社会 コメント: トラックバック (0) (これまでの 小島寛之の「環境と経済と幸福の関係」は こちら) このところずっと、経済学者・宇沢弘文が提唱する「社会的共通資の理論」のことを解説している。社会的共通資とは、社会の共通の財産であるが故、決して私的所有と個人の嗜好のみに依拠した利用が許されず、社会が慎重に管理運営すべきような財・サービスのことだ。(詳しくはここ数回の記事を読んで欲しい)。宇沢は、社会的共通資の生産と消費を、社会的な基準によって適切にコントロールすることで、単なる「自由市場社会」よりもずっと人間的な生活の場を築くことができる、そう論じている。 今回は、「学校教育」という社会的共通資についての宇沢の考えを紹介することとしよう。 まずは、なぜ宇沢が学校教育を問題にするのか、そこからお話する

  • インターネットというのは、拡散するメディアである。 | WIRED VISION

    インターネットというのは、拡散するメディアである。 2007年11月 5日 経済・ビジネスIT コメント: トラックバック (1) ブログの議論を考えてみればいい。誰かがどこかのブログで自分の意見を書く。それに対して別の誰かが賛同し、批判し、あるいは反発し、批評する。そしてそれらの反応に対して、また別の新たな反応が生まれ、議論はトラックバックやソーシャルブックマークを経由して、鎖のようにつながり、蜘蛛の巣のように広がっていく。もとの意見を書いたブロガーに向かう内向きのベクトルよりは、新たな意見を書く新たなブロガーに向かう外向きのベクトルの方が何倍も強く、この結果、議論はどんどん外側に向かって広がっていく。 つまりブログの集合知は集約しないのだ。集約しないから、それは世論形成プロセスへと結びつかない。世論形成というのはたとえば多数決や投票、世論調査、マスメディアの社説といった集約的なプロセス

    solailo
    solailo 2009/01/30