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ブックマーク / masanork.hateblo.jp (19)

  • 武雄図書館リニューアル時の資料選定にみる指定管理者制度のagency problem - 雑種路線でいこう

    今週のお題「読書の夏」 図書館に詳しい訳ではないが一家言は持っている。自分で使うのは地元自治体の中央図書館と、たまに職場から近い日比谷図書館とか、仕事でちょっとした調べ物があるときは国会図書館なり、内閣府の図書館を使うこともある。できれば大学図書館も使いたいが、を借りに行くためだけに郷へ行くくらいなら国会図書館の方が便利だと感じている。でも借りるより買う派なので、自分にとって最大の書庫はAmazonKindleだ。 武雄の図書館は話題になったリニューアル前に遊びに行き、旧歴史資料館の大砲なんかも見た。立派ではあるが正直いって観光客向けというか、地元の人が毎度見に行く内容でもないなと感じたことを覚えている。向かいのショッピングセンターに入っている屋にハードカバーがほとんど置かれていないことに衝撃を受け、そういう地域の中で、どうやってマセた中学生、高校生が気の利いたに出会って道を踏み

    武雄図書館リニューアル時の資料選定にみる指定管理者制度のagency problem - 雑種路線でいこう
  • うごメモはてなと、子どもを受け入れられる村へ - 雑種路線でいこう

    正月早々、下らない番組ばかりなのでネットを使っていた。で、話題となっているうごメモはてな - ゆうたさんの作品、不覚にも再生したら音が流れては怪訝な顔をするし、息子どもが寄ってきて「また再生して」とせがむし、困ったもんだ。子どもの悪ふざけなんてこんなものだし、これが全世界に公開されちゃうってどうよと思うが。最初に物議を醸したのが悪質なネットいじめでも誹謗中傷でも犯罪でもなく、こういう微笑ましい悪ふざけだったことは僥倖じゃないかな。無事モデレーションが機能してDSiじゃ再生できないようだし。 年末に颯爽と現れたはてなと任天堂のコラボサービス、うごメモはてな。早速、旧来のウェブ利用者に衝撃と混乱を与える逸材が登場しました。 うごメモはてな - ゆうたさんの作品 任天堂は今、自らのサービスが2chに変わってしまったことに震撼しているのではないか。 (略) 「日常で行われている悪ふざけ」が瞬間的

    うごメモはてなと、子どもを受け入れられる村へ - 雑種路線でいこう
    solailo
    solailo 2010/02/10
  • 帝国の中心で自由主義を夢見る先に - 雑種路線でいこう

    残念なことに日社会では理知的でフラットな議論は相手を選ばないとできない。そしてブログは公開する相手を選べない。Webがそういう同調圧力を飛び越えて個を確立するツールとなることを期待してはいるが、今のところ日語圏ではネット上に別の世間をつくって新たな同調圧力を増幅させているかにみえる。 例えば日語のブログで或る予算の使い途について課題を整理しつつ建設的な提案をしても「このエントリーを財務省が読んだら仕込んでいる政策玉に予算が下りない」とか勝手に慌てて国会議員に報告がいき、取引先のお偉方から勤務先の役員に「こんなことを書く社員を放置していると、御社はこの案件から外されますよ」とか丁寧にご注進して下さる。それが日的ムラ社会の現実だ。 たまたま話の分かる役員なら「ちゃんと個人的な意見と断っているし、正しい当たり前のことしか書いてないじゃん」で済むとして、普通の日企業じゃ「正しいか否かの問

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  • 情けはロスジェネの為ならず - 雑種路線でいこう

    実際、米国の産業で起こったことはMBA上がりとか超高給ハイフライヤーと、ワーキングプアとの二極化だった訳だ。IT業界じゃIBMとかHPとか終身雇用を社是として掲げていた企業が90年代を通じて陥落し、古き良き米国の雇用慣行の生んだ中産階級は、ビッグスリー破綻で完全に底が抜けるんだろうか。 あんまり単純化したくない問題。新卒偏重主義を捨てるというのは同時に色々なセーフティーを切ることにもなりかねない。いわゆる会社員(ホワイトカラー)とそうでない人の格差が開いてみんな会社員を目指すという状態もおかしい。 ここであえて単純化すると、年齢経験不問というのはぶっちゃけ完全実力主義で、低成長を許容しないか、成長が必要とされない(つまり給料も上がらない)単純労働のどちらかだ。だから、過度に人材の流動性を求めることは格差の拡大に寄与するのだ!なんだってーーー 極論だけどね。 日で会社がセーフティーネットと

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  • ワーキング・プアと失われた「養成」 - 雑種路線でいこう

    ひとを育てる余裕がないという話を聞くと、昔はもっと貧しかったんじゃないかと不思議なのである。雇う方も雇われる方も昔と前提が違うのだろう。絶対的な経済水準よりも成長率の問題か。若者に機会を与えるには、市場が成長して椅子が増えるか、古い椅子から先達が立ち去らねばならない。 経済が成熟したのに椅子に居座る先達が多かったから、若者には機会が与えられない。若者に最初から機会を与えず、椅子にしがみつく老い耄れを追い出すために成果主義が脚光を浴びたのではないか。それを大企業の経営者と、最初から機会を与えられなかった若者が共に拍手喝采したとすれば皮肉ではある。 低成長時代にあって「若者には、機会を与え、長い目で見守る」環境を、どうやってつくればいいのか。Excelを使えない派遣社員も、縦書きを読めない若手議員も、結局のところ「人材を使い捨てるだけで育てない」風潮の犠牲者ではないか。若者としては風向きを変え

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  • 持続可能な日本的経営へ向けて選択労働制を - 雑種路線でいこう

    アキバ通り魔事件と製造業派遣との因果関係について、僕はネットへの書き込み等から判断して無視できないと思うけれど、苦しい立場にあっても暴発しない方が普通なのだし、雇用規制は事件があろうがなかろうが見直されるべき重要な課題だ。正社員の既得権をブチ壊したところでロスジェネが報われると限らないことは内田先生の指摘する通りだ。単に解雇規制を弱めれば、業績好調で正社員を切れなかった大企業が事務作業のBPOに舵を切り、これまで法的に守られていた正社員まで放り出されて下流化する懸念もある。 そういった意味で従来ロスジェネ論壇というと、希望は戦争!さもなけば分け前を寄越せとか「新時代の日的経営」を取りまとめて雇用流動化を推進した経団連ケシカランという議論だったけれども、じゃあ君たち具体的に何をどうしたいの?みたいな話になった途端、ともかくカネを寄越せとかベーシックインカムとか、非現実的な提案しか出てこない

    持続可能な日本的経営へ向けて選択労働制を - 雑種路線でいこう
  • 老害は一日にして成らず - 雑種路線でいこう

    彼は老害の恐ろしさを知らない。老害とはもっとアンヴィヴァレントなもので、若い者には負けてたまるかという自尊心、世の中って表面的には日進月歩だけど質は変わらないだろという思い込み、経験に裏打ちされた様々な思考回路の短絡、そして上下関係でフィルタリングされてしまう情報、そういった諸々が絡み合って形成される。雑誌やネットで情報を読み漁ればキャッチアップできる訳じゃない。 だからわれわれは老害と呼ばれる存在にならないようにしないといけない。どうやって?自分の中の情報の鮮度を新鮮に保つことで。じゃぁどうやって鮮度を保つのか。インターネットや雑誌には新鮮極まりない情報がぴちぴちしてます。そこから情報を得ればいいんじゃない?その時間をどうやって割く?意外と難しい気がする。 実は若いうちから人間には認知の歪みってのがある訳だが、若いうちは現実に適応した結果としての歪みだから環境を変えない限りは顕在化しな

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    solailo
    solailo 2008/06/03
  • 国立大学の授業料値上げ・教員費削減は合理的 - 雑種路線でいこう

    現実問題として偏差値の高い国公立大学の生徒に裕福層が多いこと、財政難の折、私学との助成金格差を私学助成金の増額で解決することが難しいことを考え併せると「高等教育の機会均等は、貸与奨学金での対応が適当」という主張は極めて健全。 教員・研究者の人件費を、研究費ではなく事業運営費(OPEX)に計上していることが日の大学を腐らせているし、これを奇貨に競争的資金や寄付で研究室を維持できない教授には去っていただき、だぶついているポスドクや後進に魅力的な就業機会を提供する方向に導ければ、前向きの政策たり得るんじゃないかな。 例えば人事の風通しが良くなってガラスの天井がなくなれば、今はGoogleとかに流れている優秀な研究者を日に引き留められるかも知れず。ついでに海外では私大の財政基盤として寄付が一般化しているのであって、財務省には是非とも寄付税制を並行して整備していただきたいところ。いきなりン千億円

    国立大学の授業料値上げ・教員費削減は合理的 - 雑種路線でいこう
  • Twitterに「ぶっ殺す」とか書き込ませない情報リテラシー教育 - 雑種路線でいこう

    次男が5歳になった。相変わらず長男との喧嘩が酷くて、時にどちらからともなく「ぶっ殺す」とかいう。まあ、そういう台詞って中学生くらいまで、よくあることという気もするのだが、昨今の世情をみるに早めにいい聞かせて、控えさせておいた方がよさげな気もする。 子どもたちのネットでの活動に不安があるっていうか、長男次男とも適当にMiiを量産し、気づいたらPS3の「いつでもいっしょ」でアイテムを買うために僕の口座から勝手に2万円もデポジットされた時は当に驚いた。 問題は、子どもに何を教えるかなのである。僕だって小学生の頃は「ぶっ殺す」とか面と向かっていっていたかも知れない。いまブログとかTwitterとかあれば、同じことをやっているだろう。もちろん面と向かって「ぶっ殺す」というのも十分にヤバい訳だし、そういう物言いを聞けば注意する訳だが、それをブログやTwitterに書くかどうかって、桁違いに人生にとっ

    Twitterに「ぶっ殺す」とか書き込ませない情報リテラシー教育 - 雑種路線でいこう
    solailo
    solailo 2008/05/13
  • 僕の記事は就活のアドバイスじゃないよ - 雑種路線でいこう

    僕は新卒の就職活動というのはやったことないのでアドバイスできない。3月の文化系トークラジオLifeなんかで聞いた雰囲気だと、僕の知っている自分の売り込み活動とはだいぶ異なる世界らしいね。アドバイスが溢れててメタゲームになってる感じ。だから、トラバをくれた新人さんのように、穿った見方でアドバイスを聞く姿勢って大事だと思うんだよね。 とはいえ、参考にさせていただいた記事は、100%間違ったアドバイスじゃないんだよね〜。ひとつの真理でもある。だからこそ、アドバイスを鵜呑みにした学生にとってたちが悪い瞬間があるということを、アドバイザーに伝えたいわけでもある。 僕は大きな就職を3度くらいしていて、それとは別に小さなコミットメントを含めると両手で数えるよりは多く自分を売り込んだことがある。打率はかなりいい方だと自負している。とはいっても口コミで僕に興味を持って呼んでくれたひと相手のプレゼンだから、期

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  • 日本の教育に欠けているもの - 雑種路線でいこう

    何故こんな子を育てられないか日教育は真剣に反省すべきだ。すげーうらやましいよ。僕は英語の勉強がすごく苦手で中学を留年し、高校を中退し、大学でも留年した。けれども小学校の頃は英語が好きだったし、予備校時代から英文のBYTEやWIREDは読んでいたし、大学1年の頃から仕事で米英に足を伸ばしていたし、今も外資系ソフト会社で社の役員相手にプレゼンしたり、日々英文メールを打って仕事してる。けれど受験英語は今も昔もさっぱりだ。 最近はインターネットなどで「知識の高速道路」が整備され、どんな分野であれ一気に高いレベルに行けるといわれていますが、この分野では英語の壁は高いんです。大人であれば英語が読めるからよいのですが、低年齢でITの分野を学ぼうと思っても、英語ができないと途中までしか行けないのです。 彼は「知識の高速道路」を疾走できたが僕はすごく遠回りをした。中高時代はネットがなかったからね。新聞

    日本の教育に欠けているもの - 雑種路線でいこう
  • 大学で身につけるべきは技能より教養だろ - 雑種路線でいこう

    上野で飲みながら小耳に挟んだだけなので確かめた訳じゃないけど、いまどき郷でさえCのポインタを理解できない学生がいたり、やれRubyだAJAXだと騒いでいるらしい。いやRubyは素晴らしい言語だし、ちゃらけた文系学生にプログラミングのイロハを教えるには最高だけどさ。 僕も断乎、教育にはJavaやC#よりPythonRubyを推す。しかし郷で騒ぐことじゃないだろ。Rubyを覚えたってRubyのように革新的な何かをつくれるようになる訳じゃなし。別にRailsやAJAXを齧るのは勝手だけど、きっと5年後には誰も話題にしなくなってる。空気のように普及してPHPのように時給数百円までコモディティ化するか、もっとクールなフレームワークが登場しているか、どっちにしても専門学校や職業訓練校で教えれば済むことだ。少なくとも郷が血眼になって取り組むことじゃなくて、藤沢あたりに今も棲息している起業家予備軍

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  • 雑種路線でいこう - 問題は3Kではなく

    小野さん面白過ぎです。敵いません。ごめんなさい。彼も徹夜とか結構キビシイ仕事をしてることも少なからずあるにしても、このblogにあるのように明るく笑い飛ばせる働きをしているんだろうなぁとか想う訳ですが。そういう楽しさを共有できるだけで、周りは元気を分けてもらえる訳だけどね。 僕も振り返ってみると、別に徹夜が苦だった訳じゃあない。いろいろ躯を酷使したけど、やり甲斐があって、あぁ俺がここにいるから物事が動いてるんだなぁって実感があると、それでだいぶ納得できちゃったりするんだよね。だからそういう楽しさみたいなことを、きっちり後輩に伝えていくことは非常に重要。 ポジティブイメージを突き付けられたN.I.氏は「確かに…楽しくて仕方ないです」と返答。T.M.氏も「3Kの"帰れない"は、もちろん帰りたい人は帰れる。ただ、没頭していると時間を忘れることは実際にある。情熱の問題だ。いい仕事を選んだと思う」と

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  • 情報サービス産業に明日がなくても構わない - 雑種路線でいこう

    情報サービス産業に対しては,人月単価ベースのビジネスモデルがいけない,エンジニアを使い捨てている,高い単価でオフショアとどう戦うのか,とかいろいろなことがいわれているし,どっかに活路がないものかなとここ数年いろいろ調べたりもしたのだけれども,最近ふと別に情報サービス産業に明日がなくても構わないじゃないか,と考えるようになった. 結局のところ要件定義や仕様書に基づいてシステムをつくるという仕事は,ITが生む付加価値そのものを受け取るようにビジネスモデルができていないのだ.技術や製品・専門知識に希少性があった時代はそれでも儲かったが,ハードやソフト,それらに対する知識がコモディティ化した瞬間,サービスやソリューションそのものがコモディティ化することは避けられなかったのだろう. 僕はIT自体にはまだまだ可能性があると思うけれども,徐々にレントがIT製品を扱う企業から,ITを活用して新しい価値を生

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  • RimoはYoutubeよりもテレビ局を刺激する - 雑種路線でいこう

    Rimoをひとめみて,これはやられたと思った.Youtubeってカウチポテトできないから駄目じゃんと思っていた私からすると,Rimoは実に魅力的なサービスだ.Wiiを持ってないので試していないが,Wiiリモコンで操作できるのもいい. Wiiリモコンを使った動画ザッピングは,やたらボタンが多い上にパソコンの悪いところを全て引き継いでしまったテレビの双方向サービスが如何に的外れであったかを教えてくれる.テレビの商品企画とかTVポータルの関係者は,今からでも遅くないのでRimoの爪の垢を煎じて飲むべきではないか.まだ今なら間に合う. とはいえこれからRimoがどう発展するかとか,儲かるかと考えてみると,結構ハードルが高い.例えばアニメチャンネルで流れている「ナルト」とか,バラエティチャンネルで流れている「タモリ倶楽部」とか,著作権的にどうなのか.RimoはYoutubeのコンテンツを呼び出してい

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    solailo
    solailo 2007/02/18
  • 大学は学生が場数を踏めるような施策を打つべき - 雑種路線でいこう

    確かにコミュニケーション・スキルとか人間力という言葉が英語やパソコンのように強迫観念を駆り立てるコトバとして流行るのは如何なものか、という気はする。けれども大学1年の頃から個人でコンサルティングや受託調査をしていた僕としては「会社の役員をはじめとするコア社員と互角に仕事の話ができる能力」はないものねだりではなく、場数を踏む機会さえあれば充分に習得可能ではないかと考える。 僕の場合は中学・高校時代に新聞部の運営で先輩や生徒会と対立したり、先生による検閲を跳ね返したり、印刷所に入り浸って世間話をしたり、他校との交流会を企画・運営したり、そこで培った人脈でNHKの討論番組に出たりする過程で場数を踏んだ。 思うに高校レベルで学生運動への対策などもあって色々と規則が厳しくなって以降、学校の枠を超えたコミュニティは減らされたまま、ゆとり教育でカリキュラムがスカスカとなり学力崩壊が進む中で、従前のマスプ

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  • 次の10年へ向けて何をやるか - 雑種路線でいこう

    (註: 状況と心境に変化があり,辞めるかどうかは少しのあいだ様子見です.という訳で受け皿づくりはお休みしますが,これからやろうと考えていることについては変わらないのでエントリは残します.ご心配おかけしました) ぼくが社内外で「6月末に会社を辞めます」と宣言したことについて,あちこちでいろいろな反響をいただいた.だいたい聞かれるのは なぜ辞めるの? 次どこにいくの? 何をするの? 一番やりたいことは何? うちに来ない? といった事柄である. こういった予想されるFAQに対してTalking PointsやRude Q&Aを用意せずに辞めることばかり触れ回ってしまったこと,しかも聞かれても当意即妙に答えられなかったことは,元マーケ/渉外としては大きな手落ちであって,この3年半に何を学んできたのか!と,自分でも頭を抱えてしまう.まぁ他人のためにTalking Pointsをレビューすることはあっ

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  • 「文明崩壊」ならぬ「業界崩壊」を招かぬために - 雑種路線でいこう

    d:id:mkusunok:20060501:empの続き.なぜIT業界技術者は使い捨てられがちなのだろうか.例えば自動車産業では今なお技術革新が進んでいるが,現代自動車をはじめとした韓国中国から追い上げられつつも,今のところトヨタなど各社は終身雇用を堅持している.この違いはどこから来るのだろうか. 自動車は成熟産業で,IT産業は勃興期にあるからだろうか.しかし日の自動車にせよITにせよ,民生市場が大きく育ったのは同じく戦後であって,自動車メーカーと,大手ITベンダとで,歴史の長さにそう大きな違いがある訳ではない. ひとつ違うとすれば日の自動車業界はノックダウン生産を請け負った時代からGMの背中をみて,GMは売上高*1ベースでは世界のトッププレーヤであるのに対し,コンピュータの世界でFNHともにIBMの背中をみていたのが,この業界では時代の寵児がDEC, Intel, Micros

    「文明崩壊」ならぬ「業界崩壊」を招かぬために - 雑種路線でいこう
  • 昨日のエントリで書きたかったこと - 雑種路線でいこう

    あのエントリを書いた時点で問題意識は曖昧かつ矛盾に満ちていた.はてブで「長い」とか色々書かれたので,何を書きたかったのか整理してみた. 自分の持つ技術が陳腐化して活躍の場,技術者としての尊厳を失うことへの怖れ 最新技術についていけない技術者の雇用を維持するために非効率なIT投資が行われている 顧客は雇用維持のための高コスト構造に納得しないが,情報サービス業者は限られた技術しか持たない技術者を使いこなさねばならない.新しい技術を学ぶ時間と機会費用が大きいため,客を騙せる間は高コスト構造が維持される.そして客が真実に気づいた時には,新しい技術にキャッチアップできず契約を失う 自分は常に使い捨てられるリスクを抱えて働く被害者であると同時に,誰かを使い捨てる手助けをする加害者でもある 企業内で雇用を維持するためには,時に業績や公正さを犠牲にしてパフォーマンスの悪い社員を庇う必要もある IT技術やそ

    昨日のエントリで書きたかったこと - 雑種路線でいこう
    solailo
    solailo 2006/05/02
    自分が使い捨てられるのが怖くて会社を使い捨てる生き方
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