Published 2023/02/24 17:47 (JST) Updated 2023/02/24 19:04 (JST) 【キーウ共同】英紙フィナンシャル・タイムズは23日、ウクライナ侵攻開始時のロシア政権内部の内幕をプーチン大統領の周辺者らの証言を基に報じた。侵攻を事前に把握していたのはごく数人で、ラブロフ外相も想定外だったとし、プーチン氏の当初計画ではウクライナの首都キーウ(キエフ)を数日以内に無血の短期決戦で掌握する予定だったという。 プーチン氏の「親友」6人や軍事作戦の関係者、欧米やウクライナの高官らの話として報じた。 プーチン氏は昨年2月24日早朝にテレビ演説で軍事作戦決断を表明。ラブロフ氏はその数時間前の午前1時ごろ、侵攻決定についての「想定外」の電話を受けた。ごく数人を除き政権関係者は演説で侵攻開始を知った。 侵攻開始直後にクレムリン(大統領府)に集められた新興財閥オリ