米カリフォルニア州のシリコンバレーといえば、GoogleやApple、Facebookといったネット業界の巨人が本拠を構えることで知られるのは皆さんご存じの通り。ただ、ここ10年ほどはシリコンバレーからクルマで1時間半ほど北へのぼったサンフランシスコ市内のほうに若いテック系スタートアップ企業が集まってきている。AirbnbやDropbox、Twitter、Twilio、Uberなどが、そうした企業だ。 サンフランシスコの人口は約83万人。東京でいえば世田谷区1つ分ぐらいと、だいぶ小さい。それでも、ナイトクラブやバーが軒を連ねる地域もあったりして、若い人が暮らすには刺激があって良いようだ。移民も多いので地区ごとに特色のある文化やショップがあるのも楽しい。ヒッピー文化の残り香が漂うヘイト・アッシュベリー地区、ほぼ中国語しか通じない店舗が多いけど飲茶がやたらと安くて美味しい「第二中華街」と呼ばれ