「今月3日、貴大学の哲学科李南麟(イ・ナムイン)教授が、国際哲学研究院の終身会員に選出されました」。ソウル大は6日、第22次世界哲学大会(7月30日から8月5日までソウル大で開催)に参加するため来韓中だった国際哲学研究院(IIP)のトーマス・カルボ院長から、このような通知を受け取ったことを明らかにした。 1937年に創設された国際哲学研究院は、パリに本部を置き、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が公認する世界哲学界の「学術院」と呼ばれる機関だ。終身会員は総勢115人を超えることはなく、現在はユルゲン・ハーバーマス、カール・オットー・アーペル、ヒラリー・パトナム、ジョン・サール、ヤーコ・ヒンティッカら世界的な哲学者112人が会員となっている。李教授の今回の選出により、韓国人哲学者も「112人」の中に含まれることになった。 この知らせを受けた李南麟教授(50)=写真=は、「個人的にも非常に光