実は私がもとのブログ(ダイアリーの方)で書いた『ヘルタースケルター』、『桐島、部活やめるってよ』のエントリは中森明夫氏がそれぞれの作品に対して連ツイートした文章への反論として着想している。 基本的に誰かに同意するコミュニケーションが苦手だ。たとえば、私がブログに書いた評に対して「超同意!」と言われたところで、何と返してあげれば良いのか考え込んでしまう。逆に「そこは○○の理由で違うのではないか?」と問われた方が、考え込むにしても明確な方向へ向かって考え込むことが出来る。 自分がそうだから、他の人に対しても自分が好むコミュニケーションを取ってしまう。「それって、やっぱりそうだよね!」と言うよりも「それって、なんか違くない?」と言ってしまいがちだ。 だから、当たっているようで、間違い探しのように自然と間違いが混入された文章に出会うとわくわくしてしまう。中森明夫氏は近年、どんどんと私の好きな文章を