まず初めに、スタートアップメディアとしてのFastGrowが抱いた藤田氏・若松氏の印象を2点、お示ししよう。 1点目は、どこまでも“ピュア”に、日本経済の成長を描いていること。そして2点目は、誰よりも解像度高く、潜在的な“成長資金ニーズ”を捉えていること。この2点が、将来への期待を抱かせる。 何せこのビジネスにおいては、思惑がバラバラなステークホルダーが複雑に絡まっている。資産を持つが運用は面倒だと感じている個人、目新しい仕組みを業界に取り入れる際にハードルを感じやすい金融機関、そして資金調達のために新たな取り組みを始めたいスタートアップ(ベンチャー企業)の経営者。これらに応えるためのプロダクト(プラットフォーム)を構築するのは並大抵のことではないと、FastGrowの読者なら感じるはずだ。 それを実現し始めることができている背景や戦略について、この記事では明らかにしていく。 藤田ファンズ