現代最強のパッケージマネージャNixを知ろう! Nixって何?と疑問に思っている方に向けて、Nixのコンセプトと仕組みを解説します。 後編: 『Nix入門: ハンズオン編』(現在執筆中・公開日未定)
Object-Oriented Conference 2024で発表した資料です。 https://fortee.jp/oocon-2024/proposal/b31c9818-3cb8-4350-adfe-cbc839cdf829 ビジネスの専門知識(ドメイン)を中心に据えたドメイン駆動設計に代数的データ型などの関数型のパラダイムを加えたよりタイプセーフな関数型DDDを紹介します。 本セッションではドメインモデリングによって発見したモデルやビジネスロジックをソフトウェアに反映する際により型を重視した設計を加えます。 型で表現する範囲が広がることでビジネスロジックをより明確にコードで表現できるようになります。 さらには型で表現されているためコンパイルフェーズで気付けるミスが増え、ソフトウェアの品質向上にもつながります。 関数型の考えをいれるといってもただ単にHaskellなどに代表される関
さくらインターネットのアドベントカレンダー9日目として、サーバ屋らしく、運用に関するコマンドの使い方を紹介します。 サーバの負荷が高まってきたときに、vmstatやtopなどのコマンドで調査する事が出来ますが、I/O負荷をwa(iowait)によって判断する人も多いと思います。 ただ、結論から言うと、iowaitは正確にI/Oの負荷を表しているわけではありません。 これらを、実際に演習をしながら見ていきたいと思います。 iowaitとidle iowaitとはあくまでも、CPUが空いているのにI/Oがボトルネックになっているプロセスを示しているだけで、CPUの利用率が高いときにはI/Oがボトルネックになっていてもiowaitが上がりません。 同様に勘違いされがちなのが、id(idle)はCPUの空きを示しているというものですが、idleは必ずしもCPUの空き時間を示しているものではありませ
はじめに 資産運用で 99 点をとる方法とその考え方について説明します。この記事の対象はいわゆる「普通の人」です。 資産運用は趣味ではない。 資産運用を始めてみたいが何をしてよいのかわからない。 資産運用をすでに行っているが毎年ころころと方針を変えてしまっている。 資産運用に無駄に時間ばかり費やしている。 今のところ資産はすべて銀行の普通口座や定期預金にいれている。このまますべて現金でおいておくのも何か損しているみたいでモヤモヤする。だけど難しいことは勉強したくないし時間も使いたくない。 といった人たちです。 記事では最初に結論、すなわち「やるべきこと」を述べます。資産運用で 99 点の投資効率を達成するためにはこの結論部分だけを実行するだけでよいです。 次に、それだけでどうして 99 点といえるのか、その裏付けとなる考え方や理論を中心に説明します。 99 点をとるにあたってこれらの知識を
この記事は 一休.comのカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita 10日目の記事です。 昨今は Web アプリケーション開発の世界でも、関数型プログラミングのエッセンスを取り入れるような機会が増えてきました。 とはいえ、一つのアプリケーションを 1 から 10 までがっちり関数型プログラミングで構成するというわけではなく、そのように書くこともあればそうでない従来からの手続き的スタイルで書くところもあるというのが現状で、どこまで関数型プログラミング的な手法を取り入れるかその塩梅もまちまちだと思います。まだ今はその過渡期という印象も受けます。 本稿ではこの辺りを少々考察してみたいと思います。 先日、Qiita Conference 2023 Autumn で以下のテーマで発表を行いました。 この発表では「関数型プログラミング最強!」という話をしたわけではなく、
Intro こういうタイトルを付けるのはあまり好きではないが、あえてこのようにした。 「ブラウザでキャッシュがヒットしない」 以下は、 Web における Caching の FAQ だ。 サーバで Cache-Control を付与したのにキャッシュがヒットしない サーバで ETag を付与したのに If-None-Match が送られない サーバで Last-Modified-Since を付与したのに If-Modified-Since が送られない 先日も、筆者が書いた MDN の Cache セクションで「記述が間違っているのでは?」と同様の質問を受けた。 Issue about the Age response header and the term "Reload" · Issue #29294 · mdn/content https://github.com/mdn/cont
Amazon Aurora MySQL で Performance Schema の有効・無効による Performance Insights で表示される情報の違い はじめに パフォーマンススキーマを有効化している状態とそうでない場合では Performance Insights で見れるモニタリング内容が異なります。 本記事ではそれらについて解説します。 表記について 「Performance Insights」 と 「Performance Schema」は文字列が似ていてややこしいです。 そのため本記事では、「Performance Insights」 を英語表記で、「パフォーマンススキーマ」をカタカナ表記にしています。 環境について 本記事では、Aurora MySQL v2(5.7 互換) で検証をしています。 他環境・バージョンによっては、表示される内容が違う可能性があるので
JavaプログラマーのためのGo言語入門こちらはJava to Go in-depth tutorialの日本語訳です 原文の著者に許諾を得て翻訳・公開いたします。 このチュートリアルは、JavaプログラマーがすばやくGo言語にキャッチアップできるようにすることを目的としています。 目次 Hello stack 主な違い シンタックス(文法) 定数 構造体 ポインタ スライス 値の作成 メソッドとインターフェース エラー PanicとRecover ゴルーチンとチャネル Hello server Hello stack 1まずはじめに簡単な例を見ていきましょう。この例ではシンプルな抽象データ型をGoで実装しています。 // collectionパッケージはstring型を格納できるスタックを実装している package collection // Stackのゼロ値はすぐに使用できる空のス
こんにちは、21新卒の岩下です。 今回は私が普段開発を担当しているPR TIMES STORYのDBデータをBigQueryへ転送したので、そちらについての話を書いていきたいと思います! はじめに PR TIMES STORY(以下、STORY) では、データベースにMySQL互換のAmazon Auroraを使用しています。 本記事の目標はAuroraに蓄積されているデータをBigQueryへ転送して、データ分析に使用できる状態にすることです。その過程で、AWS Glueを使ったETL処理や、RDSのシステムスナップショットなど色々と学ぶことがありました。 やりたいこと 単純にいまDBに保存されているデータを全てBigQueryに転送するだけでは、プライバシーの観点から転送してはまずいデータなどが入り込んでしまいます。そのため、そういったカラムにはAWSのGlue といったETL処理がで
はじめに アプリ開発には本体の開発とは別に、運用・保守するための管理画面の開発も必要不可欠になると思います。機能と言っても、登録、参照、編集、削除 程度であることがほとんどなので、そこまで時間もかけたくないものです。そこで今回は、弊社で採用することにした Refine についてご紹介したいと思います。 多少の環境構築はあるものの、準備が整えば、1 ページあたり 5 分で実装できるようになります。 豊富なサンプル GUI を使って 上記の公式サイトを見ると、「Try it Online!」のボタンがあります(2023-09 現在)。ここから要素技術を選択していくことで、お好みのプロジェクトが作成可能です。 GitHub から Clone この公式ページには、コンポーネント、フレームワーク、UI など様々な要件・要素技術に応じたサンプルコードが GitHub 上に数多く提供されています。 今回
スタディサプリのコミュニケーション開発チームの @chata です。開発実装を行った際に負荷試験をして実際のパフォーマンスがどの程度なのか計測したときの模様を共有いたします。 TL;DR 背景と結果 負荷試験をいざやってみると色々問題が見つかりました。パフォーマンスにおける課題だけではなくアーキテクチャの課題も把握できました。また弊チーム以外でも同じようにやってみたいという声があり活用してもらっています。 負荷試験に関するまなび 負荷試験は3種類のテストをそれぞれの目的で実施すると必要なリソース(CPUやMEM)や台数などの把握が事前にできます。またパフォーマンスの課題も見つけやすいです。 実行環境に関する Tips SREチームの多大なる支援を背景にPR環境で Report がDeployされる Loadtest Platform を活用することで試行錯誤のサイクルを速くまわすことができ
tl;dr オブザーバビリティにはあなたの直感よりもお金がかかるかもしれない。でもそれはアジリティを上げるために必要なコストである。同時にオブザーバビリティ関連ベンダーには、それらをリーズナブルに提供してもらうことを期待します。 オブザーバビリティ・エンジニアリング輪読会 8月からVPoEになりました。id:Songmuです。 社内の勉強会で輪読形式でオブザーバービリティ・エンジニアリングを読んでいます。毎週30分、参加者の中から発表者を割り当て、1~2章を読み進めるスタイルです。 ちなみに、ヘンリーではActive Book Dialogue(ADB)というフォーマットも取り入れて輪読会が運営されています。社内で同時並行で数本走っており、先日、CEOの逆瀬川が書いたソフトウェア見積もりに関する輪読会も同様の形式で実施しています。 発表者は、事前に社内のNotionにその章のアウトラインや
はじめに AWS Fargateを使用している際に、ECSクラスターをECSサービスごとやECSタスクごとにどのように分けるかに迷うことがありました。 そこで、個人的に複数の観点からクラスターの効果的な分け方を考えてみました。 なお、この記事ではECS on EC2ではなく、ECS on Fargateのみに焦点を当てています。 ECSについて ECSの構成について簡単に説明しますと以下の3つに分かれます クラスター タスクとサービスを実行する基盤です サービス ECSクラスター内で、タスクを実行し管理します タスク タスク定義に基づいてコンテナを起動します 今回は、タスクとサービスを実行する基盤であるクラスターをどのような単位で分けるべきかを考えてみました。 一般的 一般的には、システムや環境ごとにクラスターを作成すると良いでしょう。 理由としては、2点あります。 1. リソース作成の簡
🗃 {Dev/Infrastructure/Docker/OrbStack} 🏷 Docker 🏷 OrbStack 🏷 kind 🏷 MetalLB 🗓 Updated at 2023-06-18T23:45:47Z 🗓 Created at 2023-06-16T04:09:56Z 🌎 English Page OrbStackは軽量・高速を謳うDocker Desktop for Macの代替です。 drop-in replacementであり、Docker Desktop for Macと同じくdockerコマンドが使えます。 https://orbstack.dev/ リソース消費が少ない & 起動が速い DockerだけでなくLinux Machineも使える Macのホストからコンテナ/Linux Machineに直接アクセスできる(!) 自分はDock
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