化粧品大手ディーエイチシー(DHC)が、在日韓国・朝鮮人に対する差別的な文章を会長名でネットに公開した問題で、さいたま市は25日、ふるさと納税の返礼品として同社製品の取り扱いを取り消した。市への取材でわかった。 市によると、4月以降、「なぜDHCの商品をふるさと納税(の返礼品)に扱うのか」といった抗議の電話などが16件寄せられたという。市は「ふるさと納税の返礼品は寄付者への感謝の気持ちで、シティーセールスの側面もある。混乱を生じさせている状況では返礼品にそぐわない」と判断したという。 さいたま市岩槻区にある同社の工場で製造された化粧水やリップクリームなど6種類が、2017年から市の返礼品となり、20年度は216件(577万円分)の寄付の返礼品となった。(上田雅文) ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- B