去年生まれた子どもの数は速報値で79万9000人余りと国の統計開始以来、初めて80万人を下回り、過去最少を更新したことが厚生労働省のまとめで分かりました。厚生労働省は「社会や経済の基盤が大きく変わる危機とも言え、関係省庁と連携しながら対策に取り組んでいきたい」としています。 厚生労働省によりますと去年1年間に生まれた子どもの数は外国人なども含めた速報値で79万9728人でした。 おととしより4万3169人、率にして5.1%減少し、1899年に統計を取り始めて以降、初めて80万人を下回り過去最少を更新しました。 出生数が減少するのは7年連続です。 国立社会保障・人口問題研究所が2017年に公表した予測では日本人の子どもの出生数が80万人を下回るのは2030年となっていて少子化が想定を上回るペースで進んでいます。 一方、去年1年間に死亡した人は速報値で158万2033人で、おととしより12万9
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