スクミリンゴガイ(学名 Pomacea canaliculata)は、リンゴガイ科(リンゴガイ、アップルスネイル)に属する淡水棲の巻貝である。俗にジャンボタニシと呼ばれる[1]。 形態[編集] 淡水巻貝としては極めて大型である。成体は殻高50 - 80 mmに達する。殻の形は独特で縦の長さと横の長さはほぼ同じである。 卵は多数が固まった卵塊を形成し、鮮やかなピンク色で目立ちやすい。ピンク色なのはカロテノイドが含まれているからだと見られている[2]。同族間で形態が酷似しており、見た目だけで見分けるのは難しいといわれる。 生態[編集] 生活リズムとしては原則的に夜行性と見られ、日中は泥に潜って休んでいる個体が多い。泥に潜る行動は休眠以外でも水深が浅いなど貝にとって不利な条件だとよく見られる。高水温や餌の量などの条件では潜る率に雌雄差が見られる[3]。地中で越冬した場合0度で25日、-6度で1日