今シーズンの欧州最強クラブの座を決定するチャンピオンズリーグ(CL)決勝が、28日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われ、3トップがそろい踏みしたバルセロナが3−1でマンチェスター・ユナイテッド(マンU)に快勝し、前身のチャンピオンズカップも含め同大会4度目の王者に輝いた。 2年前の決勝と同カードとなった一戦は、コンディションに不安を残す主将プジョルがベンチスタートとなったバルセロナに対し、前回の対戦と同様にマンUが開始のホイッスルから積極的なプレーを展開する。中盤をコンパクトに保ち、高い位置からプレッシングを掛けたマンUは、バルセロナに攻撃のきっかけを作らせない。一方、マンUの攻勢にたじろいだバルセロナだが、ボールを持たない選手の動きが良くなった10分過ぎから本来のパスワークを取り戻し、ボールポゼッションで相手を圧倒し始める。 すると27分、シャビのスルーパスを受けたペドロがG