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ブックマーク / heartbeats.jp (16)

  • DNS前史:HOSTS.TXTとドメイン名ができるまで

    こんにちは、技術開発室の滝澤です。 先月(2022年7月)、『Software Design 2022年8月号』の特集記事『WebエンジニアのためのDNS速習講座』に『第2章:DNSの構成要素と名前解決のしくみ』という記事を寄稿しました。第1章でも滝澤が趣味で作成した資料『ドメイン名の歴史』が参考文献として掲載されていました。よい機会なので、ドメイン名ができるまでの歴史について文章としてまとめようと思い、このブログ記事を書きました。 なお、筆者自身はインターネットの原型であるARPANETや80年代のインターネットをリアルタイムには体験してはいないため、RFC(Request for Comments)やインターネット上にある当時のホストアーカイブを元に調査した内容をまとめたものになります。 ARPANETの時代 1969年から1980年代初期にかけてのインターネットの原型となったAR

    stealthinu
    stealthinu 2022/08/30
    DNSが一般化する前の歴史。滝澤さん書かれただけあって流石な内容。自分もぎりぎりhosts.txt使ってたことある。92年頃で、がんばってbindコンパイルした思い出/あの当時はまだbindじゃないっけ?SunOS4.1の頃
  • SpamAssassinの日本語対応状況

    こんにちは滝澤です。 先月(2018年9月16日)に約3年半ぶりに迷惑メールフィルターSpamAssassinの最新版(バージョン3.4.2)がリリースされました。 リリース情報が脆弱性情報とルール更新プログラム(sa-update)の署名アルゴリズムの変更と共にもたらされたため、SpamAssassinを利用している場合には最新版へのアップデートが必要になります。 しかし、以前のバージョンではSpamAssassinの日語対応は不十分であったため、日語対応パッチが開発されてきたという経緯があります。 そのため、記事では最新版の日語対応状況がどうなっているか確認しました。 要約 SpamAssassin最新版(バージョン3.4.2)の日語対応状況は次の通りです。 パターンテスト: 制約なしに日語メールで利用できる ベイズフィルター: 日語メールへの対応は不十分 後者の対応のた

    stealthinu
    stealthinu 2018/10/15
    3.4.2対応。それまで修正無しでよかったのに3.4.1->3.4.2で修正が必要になったという… たきざわさんの「SpamAssassinってまだ使われているんですかねぇ」というコメントに微妙な気持ちになる…
  • メールを受け取らないドメイン名に

    example.comゾーンには次の内容で登録されているものとします。 example.com. 86400 IN A 192.0.2.80 送信側メールサーバは次のような順番で処理を行います。 宛先メールアドレス"foo@example.com"のドメイン名"example.com"に対するMXレコードを問い合わせる。 "example.com"に対する回答として0個のMXレコードを受け取る。(MXレコードが登録されていないため。なお、"example.com"そのものは存在するため、回答のステータスとしては"NOERROR"である。) "example.com"に対するAレコードを問い合わせる。(MXレコードが存在しないときには、Aレコードにフォールバックするため) "example.com"に対する回答としてIPアドレス"192.0.2.80"を値とするAレコードを受け取る。 IPア

    メールを受け取らないドメイン名に
    stealthinu
    stealthinu 2018/02/19
    「Null MX」を設定しとくとそこ宛をすぐにエラーにしてくれる。なるほど。このエントリ気がついてなかった。これTLでタイトルだけ見て滝澤さんでは…?と思ったらやっぱりだった。
  • nginx連載5回目: nginxの設定、その3 - locationディレクティブ

    locationディレクティブはパスの条件が評価されて選ばれたものが適応されます。この条件はパスの文字列の前方一致あるいは正規表現による評価です。この評価の順番は以下のようになります。 前方一致("=", "^~", プレフィックスなし)の条件の評価を実施 最も一致する条件を選ぶ。 選ばれた条件が、完全一致で、プレフィックスが"="であれば、そこで評価を終了し、そのlocationディレクティブを適応する。 選ばれた条件のプレフィックスが"^~"であれば、そこで評価を終了して、そのlocationディレクティブを適応する。 正規表現("~", "~*")の条件の評価を実施 正規表現の条件を設定ファイルに定義した順番に評価する。一致したら、そこで評価を終了して、そのlocationディレクティブを適応する。 前方一致の評価で選ばれた条件のlocationディレクティブを適応する。 ここで注意

    nginx連載5回目: nginxの設定、その3 - locationディレクティブ
    stealthinu
    stealthinu 2018/02/15
    nginxの設定でわからんことがあった時にぐぐって@ttkzwさんの記事が出てきた時の安心感。
  • バウンスメール解析ライブラリSisimaiの出力からバウンスメールの集計と通知を行う

    OSS紹介アドベントカレンダー の19日目の記事です。 こんにちは、滝澤です。 去年の今頃もメール関連の記事(Null MXについて)を書いていましたが、再びメール関連の記事を書きます。 今回は、メーリングリストのバウンスメールをバウンスメール解析ライブラリSisimaiを使って解析し、その出力を集計して、Slackに通知するようにした事例を紹介します。 Sisimaiとは 公式サイトの説明が簡潔なので引用します。 SisimaiはbounceHammerの後継となるバウンスメール(エラーメール)解析ライブラリ (PerlモジュールとRuby Gem)であり、RFC5322に準拠した バウンスメールを解析し、JSONなどの構造化されたデータとして出力します。 Sisimaiはライブラリとして利用することも、次のようにコマンドラインで利用することもできます。 $ ruby -rsisimai

    stealthinu
    stealthinu 2017/12/19
    『バウンスメールが溜まったメールボックスをウェブメールで確認する運用にはなっていましたがそんな運用が回るわけもなくバウンスメールが放置されている状況がありました』ほとばしるあるある感
  • Tsungで負荷テストしよう(1) - 基礎知識

    こんにちは。CTOの馬場です。 負荷テストツール Tsung の話です。 HTTP負荷テストツールだと JMeter や ab 、httperfあたりが有名ですね。 新しいところだとTsungやGatlingでしょうか。 私は去年くらいからTsungをよく使っているので紹介します。 このエントリは第1回です。 Tsungで負荷テストしよう(1) - 基礎知識 Tsungで負荷テストしよう(2) - 実践Tips Tsungで負荷テストしよう(3) - リアルな負荷のためのTips Tsung のお勧めポイント まずはTsungのお勧めポイントから。 負荷をかける側に必要なマシンスペックが低い 負荷をかけるとき、JMeterよりTsungのほうが同じサーバでより大きな負荷を生成することができます。 もちろん必要な負荷が1台で生成しきれない場合は複数台で連動して負荷を生成することができます。

    Tsungで負荷テストしよう(1) - 基礎知識
    stealthinu
    stealthinu 2016/10/26
    Tsungという負荷テストツール。JMeterよりマシンスペック低くても大きな負荷掛けれるとか複数シナリオの取扱がしやすいとか利点があるらしい。
  • 年末年始を安心して迎えるためのfail2banのbugfix

    こんにちは。CTOの馬場です。 ログをもとに自動的にブラックリストを運用できる Fail2ban というソフトウェアがあります。 とても便利で弊社でもよく使っているのですが、ひとつ大きな落とし穴がありました。 今回は年末年始を安心して迎えるための、fail2banのbugfixについての小ネタです。 bugの内容 毎年 1/1 00:00〜09:00 の間は正常に動作しない ちなみに稼働させているサーバのtimezoneはJSTです。嫌な予感がしますね。 回避方法 0.9.3以降にupdateする CentOS6のサーバはEPELリポジトリから0.9.3がインストールできるので問題ないでしょう。 CentOS5のサーバはEPELリポジトリにあるのが0.8.14ですが、社内で確認した限りこのバージョンだとbugが再現しました。 バージョンアップするか、年に1回9時間だけのことなので注意深く監

    stealthinu
    stealthinu 2016/01/04
    fail2banがバグのため『毎年 1/1 00:00〜09:00 の間は正常に動作しない。ちなみに稼働させているサーバのtimezoneはJSTです。嫌な予感がしますね。』とのこと。ほげ~、なんと!!気がついてなかった。0.9.3以降でフィックス。
  • そのファイル、安全に更新できていますか?(アトミックなファイル操作:前編)

    ハートビーツ最年長エンジニアの滝澤です。以前、弊社CTOにシニアおっさんエンジニアから若手エンジニアに向けて何か書いてくれと言われた気がしたので、アトミック(atomic)なファイル操作について3編に分けて紹介します。この内容は弊社の社内勉強会で話した内容をまとめ直したものです。 そのファイル、安全に更新できていますか?(アトミックなファイル操作:前編)←今回 そのファイル、安全に作成できていますか?(アトミックなファイル操作:中編) そのファイル、安全にロックできていますか?(アトミックなファイル操作:後編) 今回は「みなさん、安全にファイルの更新ができていますか?」ということについて、考えてみましょう。 あなたはあるサーバ上のファイルの更新を依頼され、もらったファイルをサーバ上でコピーして上書きしました。しばらくして、データに異常が発生したので調べて欲しいと言われました。さて、何が起き

    そのファイル、安全に更新できていますか?(アトミックなファイル操作:前編)
    stealthinu
    stealthinu 2015/12/21
    unixでアトミックなファイル操作をする手法について確認しようとしたら滝澤さんのエントリーが一番に上がっていた。流石だ。
  • Apache HTTP Server: MPMパラメータ チートシート

    こんにちは滝澤です。たまにはapacheネタということで一つ。 Apache HTTP ServerのパラメータチューニングではMaxClientsなどのMPM(マルチ プロセッシング モジュール)関連のディレクティブの設定値を調整することが多いです。記事ではMPM関連のディレクティブのデフォルト値やディレクティブ間の関係を表にまとめたので紹介します。 注意事項 UNIX系OSにおける説明となります。バージョン2.2系および2.4系の両方について説明します。 関係式においてバージョン2.4系の場合はMaxClientsをMaxRequestWorkersに置き換えて読んでください。 ディレクティブ名には公式サイトのリンクを張っています。公式の説明も確認してください。 デフォルトの欄で括弧付きものはそのディレクティブそのものは設定不可ではあるが、内部的に設定されているデフォルト値を示してい

    Apache HTTP Server: MPMパラメータ チートシート
    stealthinu
    stealthinu 2015/07/07
    滝澤さんのApacheのMPMパラメータ資料。パラメータ同士の関係がわかりやすい。workerのデフォルト値がサンプルで載ってるのと違って結構大きい。下手にいじらんでデフォルト値使ったほうがよいのかも…
  • RHEL5/CentOS5でGlobalSignのルート証明書が有効期限切れで大騒ぎ

    こんにちは。CTOの馬場です。 昨晩1/28 21:00JSTにRHEL5/CentOS5にインストールされているルート証明書のうち、GlobalSignの有効期限が切れました。 伴ってREHL5/CentOS5からのHTTPS(SSL)接続にてGlobalSignの証明書を使っているサイトへの接続がエラーになるようになりました。 私の確認している範囲では、 curlコマンドやPHPcurlライブラリなどでの接続時に接続エラーとなることに起因して以下のような影響が出ています。 ※接続される側ではなくて、接続する側での問題です※ oauthなどの外部認証が不可 決済などの外部連携が不可 対策 RHEL5の場合、errataが公開されているのでupdateしましょう。 Red Hat Customer Portal https://rhn.redhat.com/errata/RHEA-201

    RHEL5/CentOS5でGlobalSignのルート証明書が有効期限切れで大騒ぎ
    stealthinu
    stealthinu 2014/01/29
    これってSSLの問題だからcurlだけじゃなくってhttpsでAPI叩いたりするような場合も影響出る、よね??
  • etckeeperで設定ファイルのバージョン管理を始めよう

    斎藤です。こんにちは。 今日は、etckeeperを用いて、設定ファイルをバージョン管理する方法を説明します。設定ファイルの書き換えで辛い目に遭う前に、どうぞお試しください。 ※CentOS 6.4, Ubuntu 12.04 LTS, etckeepr 1.7を基準に説明します etckeeperとは etckeeperは主に/etc配下をVCS(Version Control Systems)を用いてバージョン管理します。実態は、gitやmercurialのwrapperとなっています。 設定ファイルの書き換えの際に、ファイル名に日付をつけてバックアップしたりする手間を省いたり、誤って書き換えてしまったときのための 保険 として利用する事ができます。 インストール方法 はじめに 先程も述べました通り、etckeeperはVCSのwrapperとして動きます。そのため、インストール時には

    etckeeperで設定ファイルのバージョン管理を始めよう
    stealthinu
    stealthinu 2013/09/04
    うほほ、これはいいな。/etc以下などの設定ファイルをgit等でバージョン管理するためのラッパー。素のgitを使うより便利になってる。
  • ChefでCookbookを作成するときのちょっとしたコツ 9選 - インフラエンジニアway - powered by HEARTBEATS

    こんにちは。斎藤です。 Chefで構築の自動化ができる事はわかっていても、Cookbookをどう記述すればいいのかピンとこない場合があります。そんなときに使えそうなコツをピックアップしてみました。 「Chefを使ってみたいけどいまいちとっかかりがわかりづらい」「あれ、これはどうやるんだ?」、そんなときにご覧頂けたら幸いです。 ※Chef 10.16.2で確認しました。また、RHEL, CentOSで利用する事を前提に説明しています。 Cookbookに同梱したRPMファイルから直接インストールする cookbook_fileとpackageリソースを組み合わせて実行します。 下記の例は、MySQLサーバをRPMファイルを用いてインストールします。 "MySQL-server-5.5.29-1.el6.x86_64.rpm"ファイルをあらかじめ "files/default" 内に保存します

    stealthinu
    stealthinu 2013/01/23
    chefの使い方例
  • BIND 10 1.0.0ベータ版レビュー前編:BIND 10の紹介

    BIND 10の開発プロジェクトは終了しました。(注記: 2014年9月) BINDの次世代バージョンBIND 10 1.0.0のベータ版がISC(Internet Systems Consortium)から2012年12月20日にリリースされました。正式リリースは来年の1月か2月になると思われますが、現時点での状況を探ってみましょう。 なお、記事は2回に分けて紹介します。 前編: BIND 10の紹介 (今回) 後編: BIND 10のインストール BIND 10の概要 まず、次の画面を見てください。BIND 10を権威サーバとして動かしているときのpsコマンドの出力結果です。 $ ps axf PID TTY STAT TIME COMMAND 21071 ? Ss 0:00 /usr/local/sbin/bind10 21072 ? S 0:00 \_ b10-sockcreat

    stealthinu
    stealthinu 2012/12/26
    滝澤さんによるBIND10解説。9と10は全く別物。ブ米でも書かれてるけど設計的にもsendmail→postfixみたいなイメージ。設定ファイルがJSON!とかdbがSQLite!とかいろいろとびっくり。移行は大変そう。
  • nginx連載1回目: nginxの紹介

    皆様、初めまして。滝澤と申します。今月からここで記事を書いていきますのでよろしくお願いします。 ここ1,2年で注目を集めているWebサーバnginxについて今回から数回にわたってを紹介していきます。 nginxについて初めて知った、あるいは、名前は聞いたことがあるんだけど使ったことはない、といった方のために、1回目のこの記事ではnginxの概要を、2回目の記事ではインストールと設定について紹介します。 nginxとは nginxロシアのIgor Sysoev氏によって開発されているWebサーバ兼リバースプロキシのソフトウェアです。「エンジン エックス」(engine x)と呼びます。 2002年に開発が始まり、2004年に公開され、今では約10%のシェアを持つまでに成長しています。facebookやWordPress.ORGなどの大規模サイトでの導入実績もあり、導入するWebサーバの選択

    stealthinu
    stealthinu 2012/01/26
    おおお!これ滝澤さんのエントリなんだ。ハートビーツさん移籍後初かな?SpamAssassinとunboundだけじゃなく、こんどはnginxかあ… 精力的だなあ。おいらもなんか頑張らねばっ。
  • hbstudy#14 - hbstudy

    第14回: SpamAssassin - 60分間スパム・クッキング、送信ドメイン認証最新動向と ENMA の導入・活用・展望 ネタ: SpamAssassin - 60分間スパム・クッキング 滝澤 隆史さん [blog] [web site] [twitter: @ttkzw] 迷惑メール判定ソフトウェアSpamAssassinの仕組みや利用方法などを紹介します。 当日資料: http://www.slideshare.net/ttkzw/hbstudy20100821-spamassassin 送信ドメイン認証最新動向と ENMA の導入・活用・展望 株式会社インターネットイニシアティブ 鈴木高彦さん [twitter: @takahikoxp] SPF や DKIM に代表される送信ドメイン認証について、その概要と国内外における最新動向を、また ENMA を中心に送信ドメイン認証の導

    stealthinu
    stealthinu 2010/09/29
    hbstudyで滝澤さんのSAのプレゼンやIIJ鈴木さんのENMAのプレゼン資料を読める。スパム対策概要を滝澤さんが話しちゃってるから自分は概要いらんな。60分もネタないかしら…
  • インフラエンジニア勉強会 - hbstudy

    第89回:『クラウドエンジニアの教科書』著者によるクラウドのお話(2022年11月30日(水)18:30~20:00) ■開催日時 2022/11/30(水) 18:30 〜 20:00 ■イベント概要 『クラウドエンジニアの教科書』著者によるクラウドのお話と題しまして、クラウドの初学者から中級者向けのクラウド勉強会を開催します。当日は以下のようなお話をします。 パネルディスカッション 司会者からスピーカーへの質問コーナーです! イベント参加登録時に皆様からいただく質問にも回答予定です。 質問例) 3大クラウドについて分かりやすく比較・解説するために気を付けたポイントは? 初学者が一番ハマりそうなポイントは? 初心者向けの情報だけでなく、IaCやコンテナ、マルチクラウド構成、監視など応用的な部分まで解説した狙いは? 当は書籍に含めたかったけど、今回は省くしかなかった項目や話題は? 参加者

    stealthinu
    stealthinu 2010/06/14
    インフラエンジニア勉強会
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