信千世は岸信夫前防衛相の長男として生まれた。フジテレビ記者を経て、父の秘書を務めていた。しかし信夫が病気のために議員辞職することを発表すると、信千世が後継を目指すことを表明したのである。 信千世が表明した「志」は… ドラマなら大事な見せ場であり、視聴者の心をつかまなければいけない。さっそく信千世は2月から政治活動のためにHPを立ち上げた。そこで高らかに表明した志とは何か。トップページに出てきたのは「家系図」だった。 信夫の祖父「岸信介」元首相の名が目立つ場所にデンとあり、その横に「佐藤栄作」元首相(岸信介の弟)、さらに信夫の兄の安倍晋三元首相、その父の晋太郎元外相、晋三の祖父で衆院議員だった寛の名があった。国会議員6人が並ぶ家系図を掲載し、それらの人物に連なるのが自分(信千世)であるというアピールをかましたのであった。 これが『どうする信千世』の初回放送である。タイトルは「わしの家」。奇し
20年ほど前に投票権を得てから、基本自民以外に投票してきた。 誰もがその人なりの考えや立場、状況、生活時間における有限の検討リソース量等に基づいて その人なりに重視する政策基本姿勢なんかを勘案し(なんとかの方が大事と言い出したらキリがないので)、投票行動をしていると思うが、 私の場合は、個人的属性として並の収入があろうと、社会全体の経済の発展には再配分政策が大事だと思うことが多かったので、そうなると自民以外に投票することになる。 その中には共産党および擁立候補に投票したことも多数あった(毎回比例と小選挙区両方共産に入れるほどのガチではないので、まあ左寄り無党派層ぐらいの自己認識)。 一方、アニメや美少女モノなんかも好きで(いまは既婚者になってそうでもないが、昔は特に)お世話になったので、 その点でも、昔は共産党の方が表現の自由を尊重し(それ以外の理由もあるだろうが)、 概ね非実在云々に基本
(全文無料) 2022年7月9日、第26回参院選の選挙期間最終日となるこの日の夕方、筆者は芝公園にいた。今回選挙の台風の目とも言われた、参政党のマイク納めを取材するためである。 筆者はこの党の事務局長である神谷宗幣氏を、2年ほど前に起こったばら撒くチャー騒動(バクチャーという黒い粉(正体は水質浄化剤)を無許可で全国の水場にばらまく、2万人規模の集団が発生するという怪事)がきっかけで知っており(※参政党がこの運動を主導しているわけではない)、また神真都Qのオープンチャットでも参政党支持の投稿を見かけるようになったことから注目していた。 このため筆者は公示前から参政党の街宣に足を運び、首都圏候補者の声を聞いてきた。他のウォッチャーが天命党や日本第一党もウォッチ対象にする中、筆者はその対象をほぼ参政党一本に絞り、投票日が近付くと共に増える支持者の数と高まる熱気を肌で感じてきた。当然ながら主な候補
湿気の多い、暑いのか寒いのかよく分からない季節になっていますね。こんな感じで大体おざなりな時候の挨拶からいつも始めております。 毎度おなじみ、このレター記事は大勢の人に読んでもらいたい部分を無料で公開し、後半の「黒猫の考察」部分を有料読者にお送りするスタイルです。有料記事というだけで批判する人もいるので、なんとか工夫しながらやっている次第です。
参政党の勢いが止まらない。2020年に誕生した新しい政治団体ながら、来たる参院選には比例代表への5人に加え、全45選挙区に1人ずつ候補者を擁立するという大規模な展開を予定している。 しかしこの参政党、特に知名度が高いタレント的な候補者がイニシアチブを取っている訳でもなければ、有力な業界団体や宗教法人が支えている訳でもなく、公式サイトによると22年6月14日現在で個人からの献金が3億3千万円を超えており、共同代表の吉野敏明氏のツイートによると党員数は56,000人を超えている。この数は長い歴史や強力な支持基盤を持つ既存政党の党員数に引けを取らないものとなっている。 新聞、テレビなどの既存メディアでその実態が報道されておらず、インターネットを通じて支持を集めてきた参政党だが、ここにきて夕刊紙ではあるものの著名な選挙プランナーが参政党が議席を獲得する予想を立てており、3年前のれいわ新選組、NHK
日本の政府は衆議院と参議院に分かれている。 衆議院で法律作って自民党が数の力でぶっちぎったものを参議院に送る。 ところで参議院の役割って何か知ってる? 学校で習った記憶がないのは社会が大嫌いだったからだと思うが、参議院というのは衆議院から上がってきた法律を審査してほんとに通すかどうか決めるところだ。 抑制、均衡、補完 という3つの役割を衆議院に対して持っている。 自民党がいくら数の力で法律押し通しても参議院がいやいやそりゃいくらなんでもだめだろうと突き返す役割がある。 ここまで書いたときにかつて民主党が政権を取ったときに、誰もがねじれ国会といったのを覚えてるだろうか。 当時あまりにも普通に言われていたので疑問にも思わなかったのだが、この言葉の異常さがわかるだろうか。 そもそも衆議院と参議院はねじれない、絶対にねじれない。 国会にいる政治家たちが隠すこともなく公然とねじっている、というのが正
10月31日に投開票の第49回衆議院議員選挙の候補者1051人のうち189人が、2010年以降にカルト的な団体のイベント等に協力したり献金を受け取ったりしていることが、やや日刊カルト新聞の独自調査で確認された。その全データを掲載する。 本紙・やや日刊カルト新聞ではこれまで、政治家とカルトの関係について繰り返し報じてきた。その情報をベースに、さらに情報を補完。衆院選候補者1051人に関するデータを取りまとめた。その結果、衆院選候補者188人がカルト的な団体のイベントに協力する等の関わりを持ち、30人が献金等を受け取っていた。 献金等を受け取った30人のうち29人はイベント等にも協力しており、この重複を除くとカルトと関わりを持つ「カルト候補」は189人。その7割を超える137人が自民党候補であることもわかった。 本紙では、この全データを「衆院選2021カルト候補データブック」(500円)として
「ゆ党」と揶揄される日本維新の会の存在感が永田町で増している。総選挙では候補者を擁立した大阪府内の小選挙区を総ナメ。衆院第3党に躍進した。改憲勢力は衆参両院で3分の2を上回り、議論加速にもハッパをかける。「身を切る改革」と称して行政を縮小する新自由主義の権化を誰が支持しているのか。強さの原動力は? 大阪都構想の反対運動にも携わった専門家に聞いた。 松井一郎大阪市長が公用車で64回…スパが自慢のホテル通い ◇ ◇ ◇ ーー衆院選の結果をどう見ていますか。 維新については驚くほどの数字でもないし、小選挙区制がもたらす数字のマジックの側面もある。比例代表の得票数は約805万票と前回の倍以上ですが、橋下徹代表代行の下、国政選挙に初挑戦した2012年衆院選では約1226万票を集め、54議席を獲得した。希望の党とのすみ分けで小選挙区の候補者を降ろした前回17年とは打って変わり、全国に擁立したことか
衆議院総選挙の結果が大きく報じられる中、一緒に行われた最高裁裁判官の国民審査の結果もひっそりと明らかにされた。 投票総数は5654万295。衆議院比例選挙区の投票総数が5694万829だったので、40万534人が国民審査のみ棄権したことになる。このほか、176万7000票あまりが、無効票となっている。 なお、前回までは国民審査は投票日7日前の告示で、早い時期に期日前投票に行った人は国民審査ができなかったこともあり、棄権者数の増減を前回と比較することはできない。 結果は、以下の通り。 氏名 (小法廷) × ×率 小池 裕 (1) 4,688,017 8.56 戸倉三郎 (3) 4,303,842 7.86 山口 厚 (1) 4,348,553 7.94 菅野博之 (2) 4,394,903 8.02 大谷直人 (1) 4,358,118 7.96 木澤克之 (1) 4,395,
どうせお前らは最高裁判所の裁判官の事なんて興味ないんだろ? 選挙期間に入って裁判官を罷免させる権利の一部を持つ人が一億人近くもいるはずなのに、話題になるのは政治家や政党の事ばかりで、裁判官についてはさっぱりだからな。 そして選挙当日は、小選挙区と比例代表の投票後に、国民審査の投票用紙を何も書かずにそのまま投票箱に入れるんだろ? せっかく俺が裁判官のことを調べた上で×を書いて不信任に投じても、お前らが記入欄を空欄のまま投票するから信任されちまうじゃねーか。 裁判官を罷免するには有効投票の過半数以上の不信任が必要だけれども、×以外の印を書くか空欄のままだと信任扱いになるからな。 審査対象となる裁判官をしっかりと調べた上で、信任するという強い意志を込めて空欄で投票するんなら、俺もその意思を尊重しよう。 でもそんな人は極一部で、何も考えずに空欄のまま投票する人がほとんどだろ。 はっきり言ってそんな
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連載「議会は踊る」 丸川珠代五輪担当大臣の顔を見ない日はない。 東京を歩いていてもそうだ。いわゆる二連ポスターで、丸川氏は大人気である。なんせ、前回の選挙でも100万票をゆうに超える得票を獲得し、公明党山口那津男代表を超えてトップ当選している。 アナウンサーから議員に転身したのが14年前の2007年。今や、オリンピック担当大臣だ。国家的関心事項であるオリンピックを担当する大臣ということで、その顔は毎日メディアに登場している。 東京オリンピック・パラリンピックのボランティアへの新型コロナウィルス感染症ワクチン接種について、2回目の接種が間に合わないことに触れて「1回目の接種で、まず一次的な免疫をつけて頂く」などと根拠のない発言を行ったことや、会場での飲酒について「ステークホルダーの存在がある」と発言をして批判を受けたことは記憶に新しい。 私は丸川氏が怖い。キツイとか、表情が怖いとか、そういっ
https://anond.hatelabo.jp/20210425020803 このバズりまくった記事で投票意欲が高まったけど、じゃあどうしたらいいんだと考えていた。 「そんなら自分が立候補すればいい」としたり顔で言われても現実的にきびしい。お金もかかるし、今の仕事は当然辞めることになるし、選挙に落ちればただの無職だし、就活の比じゃない困難がある。 「そんな政府を選んだのは我々国民だ」みたいな一億総懺悔で終わるのはあまりに卑屈すぎる。 「まともな投票先がない」といって選挙に行かず棄権するだけなのもつまらない。自分は今の政府に強い不満を持っているのに、その不満を抱えてただ黙るのはおかしい。じゃあ選挙には行くとして、どこに/誰に投票するかと考えると「まともな投票先がない……」となって堂々巡りしてしまう。 選挙ではYouTubeと違って支持しかできない。「いいね」しかないTwitterやインス
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