北京の北部郊外にある30キロの道路は、中国初の完全自動運転車が走行テストをする場となった。 中国のインターネット検索大手 Baidu(百度)は本日(原文掲載日:12月10日)、北京で自動運転者の一連の運転テストを完了したと発表した。同社は中国初となる商用自動運転車の開発を専門とする事業部門の立ち上げを目指しているところだ。 6月に Baidu は2015年末までにコンセプトカーのリリースを目指して BMW と提携すると発表していた。 改造されたBMW 3シリーズ車は、北京の北部にある Baidu の本社から同市郊外に向かって延びる30キロ長の道路で一連の走行テストを終えたところだ。同社によると、この車はUターン、車線変更、車線追い越し、高速道路でのランプ合流・離脱ができたという。 これまでのところ、自動運転車プロジェクトを担当していたのは Baidu のディープラーニング(深層学習)部門だ