EC・通販業界で、中国越境EC進出への関心は依然として高い状況だ。2021年の「独身の日(W11)」はお祭り騒ぎ感こそ薄かったものの、引き続き過去最高を更新した。日本企業でもANA系やヤーマン、トランスコスモスチャイナなどが絶好調の成績を叩き出した。まだまだ日本のEC事業者にとっては大きなビジネスチャンスがある、注目すべき市場だ。ただ、これからの参入など後発で成功するにはどうすればいいだろうか。越境ECにチャレンジする企業をトータルサポートする(株)マルウェブの前山和範社長によると「小規模な事業者でもコストを抑えながら成功できる勝ち筋はある」と力説する。本記事では中国越境ECで成功する方法を探る。