VoIPや電話会議、ライブストリーミングなどの用途に向けたフリーのオーディオフォーマット「Opus」開発チームは9月11日、初の正式版となる「Opus 1.0.0」と「Opus 1.0.1」をリリースした。同時に、標準化策定組織Internet Engineering Task Force(IETF)で「RFC 6716」として進められてきた標準化についても、作業が完了し仕様を公開したことを報告した。 Opusはロイヤリティフリーのオーディオフォーマットで、VoIPや電話会議、ライブストリーミングといった「インタラクティブ」な音声や音楽を格納するために設計された。Skypeの採用する音声コーデック「SILK」と、Xiph.Orgが開発する低遅延を特徴とする音声コーデック「CELT」を組み合わせたものとなっている。ビットレートは6〜510kbps、サンプルレートは8〜48kHzをサポートし、
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