分散型ソーシャルネットワークシステム「Diaspora」の創業者らが8月27日、新しい開発方針としてDiasporaをコミュニティプロジェクトとすることを発表した。これまでプロジェクトを進めてきた創業者らは引き続きプロジェクトに参加するが、今後プロジェクトの運営はコミュニティに委ねる方針となる。 Diasporaはニューヨーク大学の学生4人が2010年に立ち上げた分散型ソーシャルネットワークプロジェクト。FacebookやTwitterといった一般的なSNSとは異なり、ユーザーの情報が個別のサーバーに分散して保存されるのが特徴。ソースコードはオープンソースライセンス(AGPLv3)で公開されている。他人が運営しているサーバーに自分のアカウントを作成して利用するだけでなく、自分でサーバーを立ち上げてDiasporaネットワークに接続させることが可能で、「データを他人のサーバーに保存せずに利用