日本の情報機関の関係者と北朝鮮・朝鮮労働党の金正恩・委員長について話すと、時折話題になるのが「酒量の変化」だ。金委員長は毎夜、高級なワインやウイスキー、コニャックを浴びるように飲むらしい。生来の左党に加え、「恐怖」を酒で紛らわせているとみる情報機関関係者は多い。「恐怖」源は米国だ。米国は、無人偵察機+無人攻撃機+特殊作戦部隊+北朝鮮国内の協力者…などを駆使して、金委員長除去を図る《斬首作戦》を立案済み。しかも、米国や韓国のメディアに盛んにリークして、金委員長に「眠れぬ夜」をプレゼントしている。情報に接してはいないが、酒量が「2倍」に増えたとしたら、「恐怖」も2倍になったといえるのかもしれない。新たな「恐怖」源は中国である。 過日、専門家と行ったシミュレーションでは、結果の一つとして《中国による斬首作戦》が導き出された。シミュレーションは、朝鮮戦争(1950〜53年休戦)や《中朝友好協力相互