(リポート) 「鮮やかな色でずっしりと重いです。間もなくアサリが旬の季節を迎えます」 そんな旬を迎えるアサリが今、全国を揺るがす事態になっています。 2月1日に明らかになったアサリの産地偽装問題。農林水産省は、全国の小売店で熊本県産として売られていたアサリを調査した結果、「97%が外国産の可能性が高い」と発表しました。 大阪の街の人は…。 女性: 「口に入れるものだから気になりますね」 別の女性: 「シジミとか、ワカメは常に取り入れてるけど、ニュース見てからアサリは今やめてる」 産地偽装問題を受け、熊本県は県漁連に対し出荷停止を要請。4月2日まで熊本県産のアサリが店頭から姿を消すことになりました。 熊本県内のスーパーで撤去されていたアサリパックのラベルには「熊本産」の表示がありますが、この商品にも産地偽装の疑いがあるということです。 食品表示法には産地について『長いところルール』といわれる